テレビで信州のおやきが取り上げられていたことから、無性に自分でつくって食べたくなってきました。
長野県はおやき発祥の地。
粉ものの食文化が根づいた長野で食される、小麦粉でつくった皮に具を包んだ、お饅頭のような食べ物です。
家庭によって作り方はそれぞれで、焼いただけのもの、蒸したもの、焼いて蒸す、蒸して焼く、揚げ焼き、灰焼きなど、調理工程も異なります。
また具材も地元野菜など季節の食材を取り入れて自分だけのオリジナルのおやきをつくることが魅力です。
今回は表面はカリッ!だけど、ふっくらモチモチを目指して手作りした「おやき」が、初めてつくったにしては意外と美味しくできたのでシェアしたいと思います。
焼いて蒸すのがポイント!信州のおやきのレシピ
今回の具材は2種類。1つは食事用に高菜を、もう1つは甘いさつまいもをつかったおやつ用のおやきです。
具材によって、おやつにも食事にもなるおやきはいろいろバリエーションを考えると楽しくなります。
【材料(8個分)】
・小麦粉 200g
・砂糖 20g
・ベーキングパウダー 小1
・熱湯 100~110cc
・塩 少々
・サラダ油 大1と1/2
<具材:高菜おやき>
・高菜 小さな葉2枚分
・大根 5cm
<具材:さつまいもおやき>
・さつまいも 1/2本
・砂糖 大1
・ごま油かサラダ油 適宜
【作り方】
生地をつくる
1.小麦粉、砂糖、BP、塩、サラダ油、熱湯の半分を入れ、フードプロセッサー(FP)で攪拌する。
2.全体が混ざったら、熱湯の残り半分を少しずつ加えながら、FPを回す。一塊になる位になったら、つやが出るまで攪拌する。(2~3分)
3.耳たぶ位の柔らかさになったら、FPに入れたまま、フタをして30分~1時間寝かす。
具材をつくる
4.大根は粗みじん(3mm角位)にして、フライパンで炒める。高菜も粗みじんにして加え、火を止めて粗熱を取る。
5.さつまいもの皮をむき、少量の水を加え、レンジ(500wで6~8分)で火を通す。水を切り、フォークで粗くつぶし、砂糖を加える。
具材を生地で包む
6.皮を8等分して、直径15cm程に伸ばし、具を入れて、つまみながら皮を閉じる。
おやきを焼く
7.フライパンに油をひき、弱火で両面各3分、焼き目をつける。
おやきを蒸す
8.お湯の沸いた蒸し器で10分蒸かす。温かい内に頂く。
↓さつまいもを使ったおやき。こちらは高菜と違って、やさしい甘味が口に広がるおやつ感覚のおやきです。