若狭にある老舗、田中平助商店の「小鯛の笹漬け」なくしては、我が家の正月は始まりません。
昆布風味の肉厚のある小鯛をそのまま山葵醤油をつけて食すのもよいのですが、押し寿司(箱寿司)にして食べるのがとても気にいっています。
にぎり寿司の江戸前寿司に対して、押し寿司(箱寿司)の起源は「食」の大阪だそうで、関西人の私は子供の頃から押し寿司をなにかと食べる機会が多かったと記憶しています。
鯖の押し寿司である、バッテラ。アナゴの押し寿司、奈良吉野名物である柿の葉寿司などなど・・・
押し寿司の作り方
押し寿司にするためには、檜の押し寿司型が必要です。
もちろん小鯛の笹漬け以外にも、しめ鯖や鯵などのお造りなどをつかっても同様に美味しい押し寿司をつくることができるので1つあるとご自宅にあると便利です。
今では包丁の切れ目がはいった押し寿司型もあるので、誰でも簡単にきれいな形状をした押し寿司をつくることができますよ。
プラスチック製よりも檜でつくられた押し型をおすすめします。
押し寿司は、押し寿司型にまず酢飯をつめてから、その上に具を重ね、圧力をかけて隙間をぎゅっと詰めます。
事前に押し寿司型を酢水または水につけておくと、酢飯が包丁や押し型にくっつきづらくなるので、調理しやすくなるのでお忘れなく。
小鯛の笹漬けの詳しい作り方はこちらの記事を参考にしてください。