あまり自宅でつくることはないけれども、たまに食べたくなる「天津飯」。
カニ身を卵でとじてとろとろのカニ玉にして、ご飯の上にのせて餡を上からかけたシンプルな味。
甘酸っぱい餡がのった天津飯もよいけれど、どちらかというと苦手な私はもっぱら醤油ベースの関西風の天津飯が好みです。
名前から昔からある伝統的な中華料理かとおもいきや、オリジナルは日本の中華料理店が発祥だとか。
今日は自宅にあるシンプルな材料でちゃちゃっとつくる天津飯をつくってみることにしました。
自宅でつくるのでカニカマなし、卵だけのシンプルな天津飯(醤油ベース)。
時短レシピなのでランチにもぴったりです。
関西風の醤油ベースの天津飯のレシピ
【材料(2人前)】
・白いご飯 2.5杯分
※炒飯にする場合はフライパンにごま油を熱して刻んだネギをご飯と一緒に炒め、塩コショウで味つけ
・卵 3個
・水 大さじ2
<餡>
・ウエィパー(または顆粒の鶏ガラスープの素) 小さじ1
・醤油 大さじ1弱
・みりん 小さじ1(または砂糖 大さじ1)
・オイスターソース 小さじ1
・酒 大さじ1
・水 2カップ(400CC)
・ごま油 小さじ1/2
・水溶き片栗粉(大さじ1~2を同じ分量の水で溶く、とろみをお好みで調整)
【作り方】
1.ボウルに卵を割り溶いておく(大さじ2の水を加えて混ぜておく)
2.器に白いご飯をまるく盛りつけておく。
※炒飯の場合は餡が濃いため薄い味つけで十分です。
今回はネギ炒飯をつくってみました。
3.鍋に餡の調味料(片栗粉以外)をすべて混ぜ合わせ加熱する。煮立ったら水溶き片栗粉を加えて、ダマにならないようにゆっくりと大きく菜箸でかきまぜながらとろみをつけ、最後にごま油を小さじ半分ほど加える。
4.フライパンにごま油を熱し、1の溶き卵を流し入れて菜箸で大きく円を描くようにかき混ぜて半熟に。
5.2のご飯の上に4の半熟卵をすべらせておおう。
6.3の餡を上からかけて、小口切りにした葱をかけて完成。
もちろんカニカマあれば加えてもよいですが、具なしでも十分美味しくできます。
具なしでもおいしくつくれてボリューム感もある天津飯。関西風醤油ベースの餡は調味料の配合さえ覚えれば簡単です。
1.最後にまぜる溶き片栗粉はダマになたないように注意する。
2.卵はまだ白身がかたまらないうちにフライパンからご飯にうつすとちょうどいい半熟具合です。
3.ウェイパー(または鶏ガラスープ)とオイスターが本格的な味にするポイントです。
オススメ度:★★★★★