つい最近になって手元の文字が少し見づらくなっていることに気づきました。
少し前に眼鏡を新調したときに、遠くはよく見えるのに手元がどうしても見づらい、逆に手元にあわせると遠くが見づらいということで何度かレンズを交換したことが発端です。※JINSでは半年間は2回までレンズを交換することができるサービスがあります。
特に通勤途中のスマホや就業中のノートパソコンがどうも見づらくて仕方がない。
スマホに至っては、少し遠くに手を伸ばすとピントがあう感じです。
・・・これはもしや老眼!?では。
認めたくもない現実ですが、早速眼のチェックも兼ねて眼科を予約して診断。
自分で老眼かな?と思ったらすぐに老眼鏡をつくることはせず、まずは眼科にいくことです。老眼ではなく、ほかの病気により視力低下の可能性もあるため、自己判断は危険です。また検眼も同時にできるので効率的です。
私の場合は自覚していた通り、残念ながら、「老眼だね!」との判定でした。
私の場合はスマホ老眼ではなく、単なる老眼でした。汗
老眼とは?
老眼は私のように近いところが焦点があわずに見づらくなることですが、これまで多くのケースでは40歳前後から始まる眼の老化現象のひとつです。
水晶体の弾力性が加齢によって弱まり、調整力が低下した結果、近いところが見えにくくなる症状。
老眼に気づかず、(私のように)まだ自分は若いから大丈夫だ!と思っていると、肩こりや目の疲れ、頭痛、吐き気等、思わぬ症状が現れることも・・・
また普段から細かい手作業をする人やパソコンやスマホをみる時間が多い人ほど、早く老眼になる傾向があるようです。
▼年齢とともに眼のピント調整機能が低下して、近くのピントがあいづらくなってきます。
現代病、スマホ老眼とは?
ところが最近ではスマートフォンやパソコンの普及により、若い世代でも長時間・近い距離で使用して眼を酷使するようになったため、毛様体筋に負担がかかりがちです。
またみる距離だけではなく、スマートフォンの画面からは強い光、いわゆるブルーライトが発生するので、眼に入る光量を調整する虹彩筋にもかなりの負担がかかっています。
特にスマートフォンでは小さな画面の小さな文字を凝視することがおおく眼に負担がかかるため、ピントが調整しづらくなる現象に陥りやすく、若い世代(20~30代)には「スマホ老眼」になる人も多くなっているようです。
最近になってよく耳にする、この「スマホ老眼」ですが、若い世代(10代後半~34歳)への調査によると、老眼の症状が2012年に0.5%から13年には6.7%に急増しています。
最初は眼のかすみを感じて、ちょっと眼の疲れがきたのかと思ってしまいがちですが、実は老眼の前兆であったりします。
スマホ老眼の特徴としては、
「手元が見づらくなる」、「夕方になると手元が見づらくなる」、「日によって同じ場所にあるものが見えたり、見えなかったりする」、「電車の路線図や時計がぼやけて判読しづらくなる」、「小さな文字をみるときに、少し遠くに離すと見えやすくなる」、「遠くの文字は読めるが、近くの文字はぼやけてみえる」、「薄暗いと見えにくい」、「眼の疲れ、かすみ、充血」、「夕方になるとピントが合いにくくなる」
があげられれます。
このような兆候がでている方は要注意です!
スマホ老眼を予防する
老眼を直す方法は残念ながらありませんが、老眼鏡をつくって必要に応じてかけるしかありません・・・
とはいえ、眼を酷使することは老眼になっているいないに関係なく避けた方がよいのは言うまでもありませんので、適度なストレッチをする必要があります。
一方で若い世代の方のスマホ老眼は使用時間を控えて、定期的に眼のストレッチをすることで改善することがあるようです。
代表的な眼の疲れ防止&スマホ老眼予防は以下の通り。
1.適度な休憩を入れる。
⇒ 1時間に1回は休む(特にPCやスマホを1時間続けたら10~15分程度)
2.眼のストレッチをする。
⇒ 近くと遠くを交互にみたり、まばたきをする(眼の凝りをほぐす効果あり)。
3.眼を温めて血行を良くする。
⇒ 40℃の蒸しタオルを3分程あてる(血行がよくなり、凝りがほぐれる)。
またスマホを使う方は
1.画面の明るさを少しだけ暗めにする(暗くしすぎると疲れるので逆に注意)。
2.寝転んでスマートフォンの画面をみない。
3.眼とスマホの距離を40㎝以上は離す。
と眼への負担を軽減することはできます。
JINS遠近両用メガネをつくってみた JINS READING GLASSES
私の場合は年齢的に100%加齢による老化現象だと思いますが、長時間スマホをみることも多かったのでより眼精疲労を促進して、より老眼が進んだとも言えるかもしれません。
さすがに日常生活で手元がみえづらいと仕事もしづらくなるため、早速眼科での診断結果をもってJINSに立ち寄ってみました。
JINSには”老眼”というネガティブな言い方ではなく、READING GLASSESという通常タイプの老眼鏡と、遠近両用レンズ(累進レンズ)を装着できる眼鏡が販売されています。
遠近両用レンズはその名の通り、1枚のレンズで2つの度数が備わっているレンズで、わざわざ老眼と普段かけている眼鏡をかけかえる手間がないので便利です。
遠近両用レンズにするには+5,000円(税抜)することで自分の好みにあったフレームにレンズをつけることができます。
ただすべてにJINSフレームに装着できるわけではないようで、上下幅が広め(30㎜以上)のフレームであれば大丈夫とのこと。
気に入ったフレームがあれば、その場で店員さんにきけば対応しているかどうかはすぐに判明します。
▼私の作成した遠近両用メガネはこちら。老眼の場合はレンズ作成に1週間かかります。
レンズは遠近両用では最も薄い目の1.67。
通常の眼鏡だと標準が1.60で度数によっては厚くなるため、私は1.70や1.74(納期1週間)の薄めのレンズをいつも選んでいますが、老眼の場合は中近・近近1.60、遠近両方1.60、1.67から選択します。
私の場合はもともと近視・乱視なので少し薄目のレンズ1.67(店舗では何も言わないと1.60がデフォルトのようなので注文時に要確認です)。
尚、近くのピントはノートPCやスマホの閲覧ができる距離にあわせていただきました。
最近の老眼はいわゆる「累進レンズ」だそうで、レンズの度数がシームレスに変化します。
つまり、上から下に向かって遠⇒近となるので、みる対象によって視線をずらして使い分けるのです。
私の場合は遠近の2タイプでしたが、遠中近の3タイプの度数があるレンズもあります。
ただ近い部分がより狭くなので、店舗ではおすすめはされませんでした。
また2つの度数の場合でも多少慣れが必要で、階段の上り下りは慣れるまでは注意とのことで、普段車を運転する際は通常の眼鏡を使ったほうがよいとのことでした。
あくまでも1つで2つの度数がついているわけですが、一番良いのはシーンに応じてかけかえるほうが良いということですね。
確か1ヶ月程度使ってみましたが、近くをみる分はピントがピッタリと合うためストレスなく楽にみえるようなりました。
長時間装着していると、眼への負担は確実に軽減していることを実感します。
老眼という受け入れざる事実は事実と受け止めて^-^;、早く眼科で診断、老眼ならば迷いなく老眼鏡をつくることをおすすめします。
掛けているひとにしか老眼とはわかりませんから・・・
尚、JINSの保障期間は6ヶ月でその間であればフレーム・レンズとも各1回は交換できるので安心です。
しばらく使ってみて様子をみようと思います。
最後に、注意点としては老眼鏡をつくったとしても、眼科の先生によると数年でまたピントがあわなくなってくるので買い替える必要があるようですので、定期的に視力をチェックしたほうがよさそうです。
※余談。早速図書館で視力回復本を借りてきたわたくしであった・・・