これまでイエナを使った水耕栽培ではサラダ菜、ほうれん草、クレソンといった葉物野菜だけだったのですが、今回初めて果菜をやってみることにしました。
果菜ということで、収穫が楽しいプチトマトに挑戦することに決定!
早速近所のホームセンターでプチトマト、「アイコ」の苗を購入し、水耕栽培を開始です。
苗から水耕栽培へ植え替え
種まきからはじめるのも楽しいですが、今回はスタートが遅かったこともあり、苗からはじめます。
水耕栽培では種から発芽することから始めなければいけないということはないですので、市販されている苗を買って植え替えることで水耕で育てることも可能です。
水耕栽培では一度にたくさん種を使うこともないので、たくさんはいっている種袋を買うのはもったいない(※残った種をラップにまいて冷凍庫で長期保存する方法もあり)ので、好きな苗を必要な数だけそろえるのが経済的かもしれません。
ポットの土を根を痛めないように丁寧にほぐして、余分な土を水中で洗い流します。
土を落とすために使ったバケツはこちら。折り畳み式のシリコン製バケツ(JUMBO bellows TUB)です。使わないときは折り畳んでコンパクトになるため、邪魔になりません。
手順は三栄さんの公式動画で解説されていますので、こちらをみつつやれば大丈夫。
またあわせて三栄さんの公式ページ内にある「気をつけよう!栽培ポイント~果菜の場合~」で果菜を育てる上での注意ポイントやコツが紹介されているのでチェックしましょう。これで失敗するなんてことはないかも。
水耕栽培装置イエナへセットする
イエナで水耕栽培を2011年に始めて4年目ですが、はじめての果菜プレート。
プチトマトは葉菜プレートではなく、果菜プレートで育てます。
苗の土をよく落としたら、次は水耕栽培の容器へ植え付けです。
黄色と緑色のスポンジには2つとも事前に切れ目をいれておき、そこへ苗をはさみこんでイエナにセットします。
種から育てる場合は、水位4からスタートします。
今回のように緑のスポンジまで根が伸びている状態では水位5からはじめるとちょうどよいかも。
サラダ菜を育てた後の栽培層をきれいに洗ったら、液肥水を注いでセット完了。
液肥水は全部で15リットル。
まず最初に9リットル分つくって注ぎ、栽培層に液肥水がよく循環したら、残りの6リットルをいれます。
私は1.5リットルのペットボトルを2つ使って液肥水をつくっています。
途中で給水する場合も便利です。
スポンジにはさんだプチトマトの苗を栽培鉢にいれて、栽培槽にはめこみます。
鉢カバーで栽培鉢を上から押さえ込んでセット完了!
栽培プレートの下からのぞいたところ。
根が緑のスポンジから5㎝以上は伸びているので、水位5からスタートして、1週間後は水位6(茎の高さは10㎝以上)にします。
その後、徐々に水位調整官を下げていき、最終的には水位7にします。
この時、茎の高さは30㎝以上になっているのが目安です。
水位調整は根が酸素にいきわたることで大きく成長するために必要な作業です。
プチトマトのアイコは6月~9月にかけて育てて収穫するようです。
今後の成長が楽しみですが、取り急ぎ防虫ネットカバーを自作して対策をたてなければ・・・
これからの季節、暖かくなって虫が発生するので要注意です。
数年前、サラダ菜は大失敗した経験があるので、今回は万全の準備でのぞみます。
GWは散策日和。自然を感じる。
GW連休中は近所をぶらっと散策。
自宅ベランダのモッコウバラ、セラニウム、コリアンダー・タイム・レモングラスといったハーブなども青々と茂って、みているだけで元気がでて癒されます。梅雨に入る前のこの時期が一番大好きな季節です。