ゴールデンウィークに植えつけた水耕栽培のプチトマト「アイコ」も順調に育っています。
すでに1ヶ月経過して、ご覧のとおり大きく成長。高さも1.5mにまで到達して防虫ネットの天井についてしまうほど。
成長点をとめるためカットするかどうか・・・この元気な姿をみていると躊躇してしまいますが、もうそろそろその時期です。
一方で、脇芽を摘んだはずだったのに、なぜか2本立ちになっているプチトマトのアイコさん。
一般的には1本仕立てよりは2本仕立てのほうが1.5倍程度の収穫量となり、より果実が楽しめるとのことで結果オーライかな。
2本仕立てで収穫量アップ!
プチトマトの収穫はだいたい8月いっぱいまでとのことで、その期間中にできる限り収穫したいのが本音です。
ベランダ園芸では2本立てにしない手はありません。
2本仕立てのメリットは、収穫量が1本仕立ての約1.5倍~1.8倍になること。
1本仕立てでは、七段目(下から7番目の果房)まで収穫できれば上出来とされているようですが、2本仕立てでは主枝と側枝に各5段以上(合計10段以上)の実がつくとのこと。
今回の水耕栽培では成長点をある程度の高さ(1.5mほど)で止めることになりそうなので、できるだけ収穫するためには2本仕立てのほうがよいみたいですね。
ただ私の場合はとり損ねた脇芽が1本、ぐんぐん成長してしまったので、元気な脇芽を選んだわけではなりません。^-^;汗
あとはNHKで学んだ、「つるおろし」を実行するのみ。
ホルモン剤トマトトーンを噴射して着果増!
1つめの房に花が咲いて結実したのが、5つ中3つ。
指ではじいたり、つまんだりして促進を試みていましたが、その後咲いたところもすべて結実するわけではなく、うまく受粉がいっていないのかな・・・と思い、急きょ、市販の植物ホルモン剤「トマトトーン」を購入しました。
市販のトマトトーンというホルモン剤はスプレーすることで着果を促進させることができます。
実つきをよくするだけではなく、果実を肥大化、熟期を促進する効果があるとか。
普通に育てても自然に沢山の実をつけることが難しいようで、できるだけ自然体で育てようと思っていましたが、「食欲」が勝り、トマトトーンを噴射することに。
「トマトトーン」という名前でいくつかのメーカーから発売されておりますが、今回水で薄めるタイプではなく、そのまま使えるこちらの住友化学園芸さんのスプレータイプ(420ml)を購入。
スプレーするにあたって注意事項はこちら。
・開花前3日~開花後3日ぐらいの間で噴射する(1花房で3~5花位開花した時期、気温20度以上)
・1花房に1回のみ
・花房または花が濡れる程度に散布
何度も同じ花房に噴射しないように、スプレー噴射した花房を覚えておく必要があります。
噴射後、2~3日経つと果梗(かこう:果実の柄になっている部分)が太くなって幼果のつやが増して発育が早くなるので効果の有無がすぐにわかります。
スプレー噴射完了!4つほど花房があったのですべて丁寧に噴射しておきました。
さてさて・・・どうなることやら。効果のほどはいかに?
これまでのプチトマト水耕栽培の記事はこちら。