2016年夏に向けての水耕栽培は室内はLED水耕栽培器のGreen Farmで「ディル」と「クレソン」を、室外はイエナで「パプリカ」を育てることにしました。
ディルは地中海沿岸原産のセリ科のハーブ。
これからの暑い季節には欠かせない、爽やかな香りとほろ苦さが特徴のハ-ブで魚との相性はばっちりです。
スモークサーモン等の魚介類のカルパッチョや魚料理に活かしたいですね。
そして今回新しく挑戦する野菜として選んだのは「パプリカ ミックス」です。
収穫時期によってグリーンだけではなく、レッド、ゴールド、オレンジのパプリカも収穫できるとあって楽しみです。
初めにつく果実は小さいうちに収獲して、普通のグリーンのピーマンとして利用することができ、開花から完熟して発色するには彩豊かなパプリカとして食べることができます。色づくまでには約40~50日かかるとのこと。
肉厚で甘味と酸味のあるパプリカはビタモンA,Cやカロチンなどの栄養価が高く、新鮮サラダの彩りとしても、またわが家定番のパエリアにも活用できる食材なのでいまからうきうきしています。
イエナの公式ページによると、パプリカの栽培の育て方の注意点は次の通りです。
・水位調節管のメモリは④から始めてください。
・根の生長に合わせて、水位をどんどん下げてください。
・約1ヶ月後には一番下まで水位が下がっている状態にし、栽培槽内に空気を取り入れてください。
・パプリカはなかなか色づきません。気の長い人向けです。
・直射日光が必要なので、日当りのよい屋外で育ててください。
・真夏は水温が上昇しやすいので、夜間、給水ふたを取りイエナ内に外気を入れてください。
また害虫については、苗の段階ではアブラムシがつきやすいとのことで、防虫ネットで防ぎ、アブラムシを発見したらすぐに退治する必要があります。
水耕栽培器イエナでパプリカ栽培
室外は三栄さんの水耕栽培器イエナを使います。
葉菜と違って果菜は果菜プレートを使って種をセットします。
イエナはハイポニカのパーツを使っているので消耗品はいつでもネット通販で取り寄せることはできるので安心。
果菜はこれまで昨年のプチトマト(アイコ)以来。
これから暑くなる夏には外注予防の手作りネットと栽培層の水温抑制のためのアルミシートはかかせません。
パプリカミックスの種はカラフル。青、赤、黄の3色あるのですが、色によって最終的なパプリカの色合いに影響があるのかどうか不明。
ひとまず3種類の種を1つの苗床にセッティングして水耕栽培開始。
まずは発芽を待ちます。
サランラップで鉢カバーを覆って栽培層の乾燥を防ぎます。
発芽まで何日かかるのか・・・これから毎日チェックするのが楽しみです。
わたしが4年以上愛用する、室外(室内でも使えます)での水耕栽培には三栄さんのイエナ(iena)が失敗なく誰でも簡単に始められるのでおすすめです。
LED水耕栽培器Green Farmでディル&クレソン栽培
室内ではLED水耕栽培器のGreen Farmで仕込みます。
Green Farmももう2年目。安定して稼働しています。
やはり室内の場合、空調管理できる機能がついているかどうかが、成長に大きく影響します。
左側はディル(スポンジ1あたり、3粒程度)、右側はクレソン(1スポンジあたり数粒)を半々に種を栽培スポンジにセットしました。
こちらは2週間ほどすると発芽してくるでしょう。
水耕栽培1週間経過、発芽しました
室内のクレソンとディルもここ数日間でぐんぐん成長。この中から生育のよい苗床を残し、あとは間引く作業が必要です。
ちょっとかわいそうな気もするけど仕方なし・・・
ベランダのパプリカも発芽・・・!してるっぽい。こちらも発芽したものの中から元気そうなものを残して間引きます。
3粒とも発芽したので3つの中から1つ残します。
パプリカの収穫はおそらく8月ごろ。今から楽しみです。
水耕栽培約2週間経過、収穫へ
◆2016/6/4 LED水耕栽培のクレソンもここまで成長。
◆2016/6/4 LED水耕栽培のディルもひょろひょろですが成長中。
◆2016/6/4 ベランダの水耕栽培のパプリカも。この後、3本中2本間引きしました。
◆2016/6/10 ぐんぐん成長中。この週末に収穫かも。
◆2016/6/12 クレソンとディルを収穫。
ディルは「大人のポテトサラダ」に仕立てて、晩酌のお供に。