この春から水耕栽培でパセリを育てることにしました。
これまではある程度成長した苗を買ってきて、土をよく落としたうえで水耕栽培器に移して育てようとしたこともあったのですが、なぜかあまりうまくいかなかったこともあり、今回は種から水耕栽培器ではじめることにします。
わが家では「Greenfarm」というLED水耕栽培器を使っていますが、誰でも液肥を追加するだけで、室内で24時間自動運転による栽培をおこなうことができるのでおすすめです。
水耕栽培のメリットやデメリット、水耕栽培のはじめかたについてはこちらの記事をご覧ください。
パセリの水耕栽培で気をつけるべき3つのポイント
パセリは寒さに弱く、寒いと葉が黄色くなってしまいます。
また、乾燥にも弱いので水耕栽培で育てるのが難しいといわれていますが、以下掲げるポイントに注意しながら育てていきます。
ポイント1 パセリの種は麦粒状に小さい種のため、1培地あたり複数(目安は3~5粒)を撒くとよい。
ポイント2 パセリの種は発芽率は70%程度。発芽率を高めるためには、種を栽培スポンジの上に置くのではなく、ピンセットなどで1粒ずつスポンジの切れ目に気持ち少しだけ入れていくとよい。種が顔をだすかださないかレベルがちょうどよい。
ポイント3 パセリは寒さに弱く、乾燥にも弱い。スポンジの表面は乾かないようにしておくこと。
以下、パセリの成長の記録となります。
収穫が楽しみ!
パセリの水耕栽培 成長の記録
パセリの生育状況 2018/2/21(パセリの種を蒔く)
今回は1台のGreenfarmの培地に通常のパセリとコリアンダー(チャイニーズパセリ)の2種類を育てることにしました。
どちらも発芽率は70%と記載されていますので、少し多めに種まきをします。
パセリは右側の培地の内、9つの培地スポンジにそれぞれ5粒程度を蒔きます。
麦粒状の小さな種なので、濡らした爪楊枝やピンセットで丁寧に1粒1粒培地スポンジの切れ目に少しかかるように蒔いていきます。
顔をだす程度に切れ込みに撒いていきますが、スポンジに深く沈み込んでしまうと種が腐ってしまうので注意します。
蒔き終わったら、最後にサランラップを上にかぶせて種が乾燥することを防ぎます。
パセリの生育状況 2018/3/3
パセリは3日程度で発芽しますが、1週間経過したあたりから双葉になります。
今回はGreenfarmの9つの培地に少し多めに4ー5粒程度種まきしたところ、発芽のタイミングに差はあるもののまんべんなく発芽して成長しているのがわかります。
尚、発芽したばかりのパセリは乾燥に弱くて枯れやすいため、スポンジの表面が乾かないように注意しておくこと。
パセリの生育状況 2018/3/11
ここまで約2週間経過で1㎝以上に成長しています。
双葉のタイミングで間引くとよいとされますが、今回ははじめてだったこともあり様子見です。
生育状態をみながら間引いていくことにしました。
パセリの生育状況 2018/3/17
結局これまでのところ間引くことなく、そのまま静観・・・
こんもりパセリまではまだ道のりは遠い。
パセリの生育状況 2018/3/24
さらに1週間経過して、成長が加速化。
種まきしてから1か月、そろそろ少しは収穫できそうな状態になってきました。
液肥の減りも早くなっています。
パセリの生育状況 2018/3/30
2回ほど収穫した後のパセリ。
良く知っているパセリのこんもり茂った状況にはまだまだですが、すくすく元気に育っています。
※パセリの生育状況は随時、この記事で更新していきます。
収穫したパセリを日々の食事に活用しています!
2018.3.29 「おかかおにぎり」
初収穫したパセリをそえて彩りよく。
香ばしい、「おかかおにぎり」。
醤油で炒めたエノキダケを混ぜて握ったおにぎりに、おかかをまぶしてみました。
2018.3.30 「ロールキャベツ」
パセリの青くて苦い風味が肉料理にもぴったりです。
LED水耕栽培器なら、手間いらずで簡単に家庭菜園が実現します。
わが家では室内で2台稼働中です。