ここ数年のコロナ禍で緊急事態宣言などもあって、ロングドライブの機会にも恵まれず、愛車で外出する機会も減った方も多いのではないでしょうか?
かくいう私はもともとサンデードライバーで、以前は週末に行っていた食料品の買い出しも、ネットスーパーの利用で大幅に車に乗る機会が激減。
今では月に数回のるかのらないかの状況でした。
今後は飲食や移動の行動制限が緩和されるに伴って、できるだけ外出の機会を増やしていこうと考えていますが、私のようなサンデードライバーにとって、忘れがちなのがタイヤの空気圧のチェックです。
タイヤの空気圧不足は燃費の悪化やダイヤ寿命の低下によるパンクを招くほか、走行中のバーストといった大きな事故につながる可能性があるので、適正な空気圧をキープしておく必要があります。
ただ、とりわけサンデードライバーで平日で自動車に乗らない方は、日頃から意識してメンテナンスする必要がありますが、うっかり忘れがち。
そんなあなたにオススメなのが、今回ご紹介するiDOOの電動エアポンプ(I-F-02)です。
携帯性にすぐれたコンパクトな本体には大容量バッテリーを搭載し、ボールなどの小さなものから、自転車やバイク、自動車までにも余裕で対応。
空気圧を自動で測定し、ボタンを押すだけでその場で不足する空気を充填して、適切なタイヤの空気圧をキープできるモバイル型エアコンプレッサーです。
iDOO コードレス電動エアーポンプの概要
3つの注目ポイント
こんな人におすすめ
製品仕様について
商品名 | iDOOコードレス電動エアーポンプ |
型番 |
I-F-02 |
メーカー | iDOO(イドー) |
サイズ | 44*64*157mm |
重さ | 420g |
インプット | 5V/2A |
空気圧の範囲 | 2~150PSI(13~1034kPa) |
風量(インフレーションフロー) | 15~20L/min |
モード | 5種類(自転車・オートバイ・車・ボール・カスタム) |
バッテリー | 2000mAhバッテリー×2 (フル充電で最大15~20分間使用) |
稼働音 | 85dB |
パッケージ内容 | 電動エアーポンプ本体×1、エアーホース(15㎝)×1、充電用USB Type Cケーブル(32cm)×1、アタッチメント(ボール用ポンプニードル×1,自転車用バルブアダプタ×1、浮き輪用ノズル×1)、収納ポーチ×1 |
iDOO コードレス電動エアーポンプのレビュー
特長1:小型軽量のハンディサイズ
グリップしやすく、持ち運びやすいサイズ感
本体は157×64×44mmサイズで片手でつかめ、重さも420gと500mlペットボトルよりやや軽く、携帯性は十分です。
従来のツインシリンダー方式のエアーポンプと比べても、とてもコンパクトです。
LEDデジタルディスプレイを搭載
表示部は暗がりでも視認性の高い液晶ディスプレイを搭載、LEDデジタル表示でわかりやすいです。
ただ本体が光沢仕様のため、太陽光があたる日中は反射しがちです。
高輝度LEDライトつき
UNITボタン長押しで、LEDライトが点灯。
夕方など暗がりでの作業も、LEDで手元を照らしながら作業可能です。
特長2:馬力十分、空気圧の自動検知・停止機能付き
コンパクトながら、最大圧力は150PSI(国際規格単位で約1,000kpa相当)。
風量も15~20L/minと、モバイル型電動式エアーポンプの中でもパワフルです。
安全面でも、あらかじめ設定した空気圧まで達すると、エアー充填を自動停止するオートストップ機能を搭載。
空気いれすぎの防止になり、誰でも安心してタイヤの空気を充填することが可能です。
タイヤ以外にも3種類のアタッチメント付属しているので、1台あれば様々な用途に使えます。
アタッチメントにあわせて、モードボタンの切替で使い分けることができます。
特長3:大容量バッテリー2000mAh×2搭載
本体には2000mAhのバッテリーを×2搭載。
フル充電で最大15~20分間使用できるので、一度にタイヤの空気圧を充填することが可能です。
車のタイヤであれば前輪・後輪あわせて4本も余裕で充填できます。
【参考】フル充電で充填できる目安
対象 | 目安 | 推奨圧力(圧力範囲)※のkPa換算 |
自動車のタイヤ | ×5本 | 241kPa(0~448kPa) |
バイクのタイヤ | N/A | 275kPa(0~379kPa) |
自転車のタイヤ | ×10本 | 262kPa(0~1034kPa) |
ボール | ×20 | 55kPa(0~103kPa) |
浮き輪 | ×20 | N/A |
充電ポートは汎用性のあるUSB Type-C規格(付属ケーブルはUSB Type-A to C)のため、スマホなど日頃持ち歩いているデバイスとケーブルを共有できるのも〇。
モバイルバッテリーからの充電以外にも、シガーポート経由の充電も、USB変換アダプターを使えばOKです。
実際に自動車のタイヤの空気を入れてみた
電動式は自動なので初心者でも簡単!
iDOOの電動エアーポンプを使って、実際に自動車のタイヤ空気圧を充填してみました。
- STEP1適正空気圧を確認する
タイヤの適切な空気圧は車両ごとに設定されています。
運転席ドアの開口部に張られたラベルなどに記載されているので、ご自身の愛車をチェックしましょう。
※日本では国際単位系のkPa(以前はkg/㎡)に統一されています。 - STEP2空気圧を調整し、セットする
長押しして電源ON。
車モードに変更し、愛車の適正空気圧になるように調整してセット。メモリー機能があるので、次回も同じ設定で空気をいれることができます。
タイヤの空気圧は、指定空気圧の+0~20kPa の範囲内で調整しましょう。
自然漏れによる低下を考慮して、指定空気圧よりも少しだけ多めに入れておくのがおすすめです。 - STEP3現在のタイヤ空気圧を把握する
エアバルブをはずして、電動ポンプのホースをセットします。
現在の空気圧を自動検知し表示されます。 - STEP4空気を充填する
ボタンを押して、空気注入開始。
指定の適正空気圧まで達すると、自動停止。 - STEP5エアーホースを取り外す
稼働させるとノズル根元部分が熱くなるため、しばらく放熱してからとりはずします。
※3分後に自動電源OFF機能あり。
電動式は体力消耗しないので楽々!
今回、タイヤの空気充填にあたり、高圧タンク内蔵ツインシリンダー方式の空気入れも使って、充填時間や使い勝手などを比較しました。
最大圧力は150PSI(国際規格単位の約1,000kPa相当)と同じですが、サイズはご覧のとおり、電動式がコンパクトで扱いやすいです。
一方でパワー(風量を表すインフレーションフロー)はシリンダー式が強く、自力ですが短時間で充填することは可能です。
ただ、10kPa入れるのにシリンダー式は20回程度足踏みする必要があり、今回のように200kPa以下から適正空気圧の250kPaまで入れるのは、体力的にもかなり大変です。
冬場ならともかく、炎天下の夏場はつらい・・・
【参考値】
方式 | 充填する空気圧量 | 充填にかかった時間 |
シリンダー方式 | 100kPa ⇒ 250kPa (+100kPa) |
150秒~210秒(2分30秒~3分30秒) |
電動式 | 270秒~300秒(4~5分) |
電動式の場合、時間はかかるものの、ボタンを押して充填されるのを待つだけなので、体力が消耗しないメリットがあります。
iDOO コードレス電動エアーポンプの使用感
iDOO コードレス電動エアーポンプのまとめ
以上、iDOOの「コードレス電動エアポンプ(I-F-02)」のレビューでした。
iDOOの電動エアポンプは、
が特長の初心者でも簡単にタイヤの空気を入れることができる、電動式の自動エアーポンプです。
普段車に乗る機会が少ないサンデードライバーにとっては、ガソリンスタンドにいかなくても、気軽にセルフメンテナンスできる強い味方になるでしょう。
あなたも、電動エアーポンプでタイヤ空気圧のセルフチェックによる、車の安全管理をしてみませんか?
しやすい!