11月最後の3連休、ちょうど天候もよかったことあり、生田緑地公園までぶらっと散策をしてきました。
生田緑地は川崎市が維持管理する、計画面積179.3haを誇る緑豊かな川崎市内最大の都市公園です。
施設としては川崎市にゆかりのある「岡本太郎美術館」、数多くの民家が立ち並ぶ「日本民家園」、伝統工芸館、川崎市ゆかりの大平貴之さんの開発したメガスターが設置されている「かわさき宙(そら)と緑の科学館」、藤子F・不二雄先生ゆかりの「藤子F・不二雄ミュージアム」、このブログでも何度か紹介した「ばら苑」(春・秋開苑)など、数多くの素晴らしいスポットがあります。
というわけで、ここ生田緑地に1日いるだけで自然だけではなく、芸術から宇宙、歴史、食まで楽しむことができるのです。
①富士山から新宿まで一望できる枡形山公園・展望台
数多くの充実した施設と自然の移り変わりが感じられる広大な公園ですが、一部の施設を除いては公園内は無料ではいることができるので(駐車場は有料です)ぶらっと森林浴をする気分で散策されることをおすすめします。
▼東口駐車場から枡形山広場・展望台へ向かう小道。空気がきれいで癒されます。
▼散策道を抜けると広場があり、こじんまりした3階建て程度(エレベーターでは2階建)の大きさの展望台が現れます。
この展望台、侮るなかれ・・・
展望台は階段とエレベーターがあるのでお好きなほうで2階へあがります。
すると、そこには下からは想像もできなかった景色を楽しむことができます。
北側は新宿方面が筑波山方面、南側はランドマークなど横浜方面、、東側はスカイツリー・東京タワー・新宿方面、西側は富士山などの丹沢山系と奥多摩山系が一望できます。
▼富士山方面が望める西側のズームアップ。
肉眼でははっきりみえたのですが、iPhone6のズームで富士山をアップするとこんな感じ。。。み、みえますか?
やはり、せめてα5100が欲しいなぁ・・・
公園内はとても広いのですが、この時期は多くの木々が紅葉して、散策しているだけでも気分も爽快です。
▼晩秋ということもあって、紅葉なども赤々と色づき青い空とのコントラストも最高。目の保養・滋養になりますね。
日本古民家園あたり。
▼岡本太郎美術館へ向かうメタセコイヤ林。ここはカエデの紅葉が素晴らしい。
②現代アートのエネルギーとパワーを感じる、「岡本太郎美術館」
川崎市にゆかりのある、あの岡本太郎さんの美術館です。
常設された作品展示だけではなく、企画展も定期的に開催されており、今回は「TARO賞の作家II」(2014年10月18日~1月12日)。
岡本太郎さんの「太陽の塔」(万博公園)は子供の頃よく訪れた場所だったので、たまに懐かしくなってぶらっと訪問したくなるお気に入りの美術館のひとつです。
オープンカフェも隣接されています。
ここにぜひ訪れて、芸術のパワーを感じましょう!
▼出口では太郎さんが見送ってくれました・・・(笑)
公式サイトはこちら
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】月曜日(月曜が祝日の場合は除く)祝日の翌日(祝日の翌日が土日にあたる場合を除く)年末年始、他に臨時休館日あり
【観覧料】観覧料は企画展によって異なりますので、展覧会情報でご確認ください。
※企画展が開催されていない時(常設展のみ開催時)は、一般500(400)円、高校・大学生・65歳以上300(240)円です。
( )内は20名以上の団体料金
※幼児、小・中学生は無料です。
③最新鋭のメガスターでプラネタリウムを体験できる、「かわさき宙(そら)と緑の科学館」
元ソニー出身のプラネタリウムクリエイター、大平貴之さんが開発した最新鋭の「メガスター」を体験できます。
以前訪れた時はまだ古い木造のプラネタリウムでしたが、すっかり改築されてすごい施設に変貌していました。
メガスターの中でも、最新の技術をそそぎこんだ特別仕様機、「MEGASTAR-Ⅲ FUSION(メガスター・スリー・フュージョン)」はここでしかみれない次世代プラネタリウムです。元なんちゃって天文部の私にはまさにワクワクもの。
こちらは1回400円(税込)入場料がかかりますが、複数施設でご利用の場合は2割引きの特典があります。
1回の投影は約45分です。投影の20分前から開場され、投影開始後はいったん外にでると再入場できないのでトイレは事前にいっておくことをおすすめします。
ちなみに土日祝日の朝10:30からの会は子供向け投影になっています。
また平日は学校向けで、15:00-の会だけ一般向け投影ですのでスケジュールをチェックしていきましょう。
公式サイトでのスケジュールの確認はこちら
◆かわさき宙(そら)と緑の科学館
【開館時間】9:30-17:00
【休館日】毎週月曜日(祝祭日の場合は開館、翌火曜日は休館)、祝祭日の翌日(土曜日日曜日は開館)、年末年始12/29-1/3まで休館)
【プラネタリウム投影時間】
1回目 10:30- 2回目 12:00- 3回目 13:30- 最終回 15:00-
【プラネタリウム観覧料金】一般400円、高校生・大学生・65歳以上200円、中学生 無料
④古民家で美味しいお蕎麦を食べる、「そば処白川郷」(日本民家園)
最後はやはり食に目がない私にははずせないのが、日本民家園にある「そば処白川郷」。
写真右手がその蕎麦屋さんです。
ちなみに日本民家園では蕎麦だけではなく、団子も食べることができますがこちらは入場料が必要です。
また「民家カフェ」なども定期的なイベントも開催されています。
▼こちらが入口になりますが、日本民家園の入場者以外は、ここから柵の外側を歩いて行って店の裏側からはいります。
これがちょっと入口と食券販売場所がわかりづらいのですが、裏口で靴を脱いで縁側にある下駄箱にいれ、縁側の襖をあけて店内の畳部屋(お客さんが蕎麦をたべているテープがある部屋)からはいっていきます。
本来の玄関では食券(プラスチックのタグ)を購入して受け取り、控室で名前を書いて待ちます。
今回は「山菜そば」と「とろろ蕎麦」を注文。それぞれ650円、700円(税込)。
ちなみに、民家園そばはとろろ+たぬき+山菜の3つ盛り合わせ具材がのった温かい蕎麦でしたので、両方食べたい方はそちらを注文しましょう(価格は800円)。
その他にもあんみつ(530円)やもりそば(600円)などもあります。
蕎麦は自家製ということで、茹でて温かくてもしっかりとした食感もあり、蕎麦づゆもすごく美味しい。
私は全部飲み干しました。
蕎麦の量もしっかりはいっているので男性でも満足かと。
▼店内の様子。なんだかノスタルジックな気分に。
▼窓から外の景色がまたいい感じ・・・風情を感じます。
次は暖かくなる春や夏にきてもりそば食べたいです。
◆日本民家園(公式サイト)
【開園時間】9:30〜17:00(11月〜2月16:30まで)入園は閉園30分前まで
【休園日】月曜(祝日の場合翌火曜)、祝日の翌日(土・日曜の場合は開園)、年末年始
【料金】一般500円、高大300円、65歳以上300円(川崎市在住の方無料)、中学生以下無料
★蕎麦だけ食べたいかたは入場しなくても裏口からはいることで食べることができます。
営業時間は11:00-15:00で蕎麦がなくなり次第早じまいすることもあるので注意。
また10名以上で予約は可能です。
★残念ながら、御団子「三吉野」の団子や民家園最中は入場しないと買うことができません。
生田緑地の散策、いかがでしたか?
ご近所の方ならぜひいってみてください。
春夏秋冬(冬は寒いですが)、いつでも季節を感じることができる公園として、ご家族やカップルにもオススメします。
【参考】生田緑地公式ページはこちら
※こちら開館日やイベント情報をチェックしてから訪問されることをオススメします。
※駐車場は東口が163台、西口が53台(いずれも有料)ですので混雑するシーズンは要注意です。
ただ今回は週末にもかかわず比較的すいていました。