秋もだんだん深まるこの季節。
わが家では毎年春・秋2回の恒例となる、生田緑地にある「ばら苑」へ出かけてきました。
今年の開苑期間は10月9日(金)~11月1日(日)の約1ヶ月。
開苑は土日祝日は朝9時~16時(最終入場は15時半まで)、平日は朝10時~で、おすすめの時間帯はまだ人少な目の朝一番です。
本日は好天の最終日ということもあり混雑が予想されたのですが、意外とオープンの9時にも関わらず、来園者もこの春来た時よりもまばらで散策しやすかったです。
秋のばら苑2015年を散策
生田緑地のばら苑の前身は、1958年(昭和33年)にオープンした向ヶ丘遊園ばら苑です。
向ヶ丘遊園が閉園し、2002年より川崎市が引き継いでボランティアの皆さんの協力もあって、無料で毎年春(5月)と秋(10月)の2期間、満開の美しい薔薇を楽しむことができる貴重な空間です。
最終日とはいえ、苑内の薔薇は満開、お天気にも恵まれて120%楽しめました。
毎度思うのですが、来るたびにiPhoneではないカメラが欲しくなりますね。
今はもっぱらソニーのコンデジDSC-RX100シリーズの3代目RX100M3がねらい目・・・
ばら苑?ばら園? 苑と園の違いって何だろう?
何度も訪れている生田緑地の「ばら苑」ですが、園ではなく苑。
この違いってなんなんだろう?と思って調べてみました。
ご近所いうと用賀にある馬事公苑は「鳥やけものを飼うところ」という意味で「苑」を使っているので納得です。
ただ諸説あれども、”垣根で囲ったのが「園」で土手で囲ったのが「苑」”というのが、この生田緑地のばら苑にはあっているような気がしますが、本当のところはどうなんでしょうか?
香りシールでより薔薇と触れ合える機会が増えた
今秋からばら苑では新しい試みが導入されていました。
ネームプレートに貼られた「7つの香りシール」です。
ばら苑のパンフレットにもマーキングされているので見つけやすくなっています。
これまでも立ち止まっては香りを楽しんでいましたが、7つの香りのガイドがあるだけで、好みの香りの薔薇をみつけやすくなりました。
また薔薇そのもののにより理解が深まるので楽しい仕掛けですね。
▼ブルームーン。個人的に最も香りが好みだった薔薇。
青バラ系の品種が持つ独特な香りが特徴です。芳純な甘い香りの中に木のような香りが混ざっています。
▼フラミンゴ(別名マーガレットサッチャー)。
動物のフラミンゴのように青空に向かってすーっとステム(花のつく枝)を伸ばして、多数開花している様はなかなか美しい。
▼いくつかのスナップショットから。
▼バラ以外にも地植えの美しい花がたくさん。
来年5月の春の開苑も待ち遠しいです。
近所には秋の散策にはぴったりな場所が多い、生田緑地
近隣は生田緑地というだけあって、自然に触れ合える空間がたくさんありますので一日散策して十分に楽しめるのでオススメです。