毎年恒例の秋の生田緑地にある「ばら苑」訪問です。
駐車場から階段をあがって、雑木林を抜けると広がる、光あふれるパノラマ360度の世界。
開放的な空間の中に一面に広がる、見事なバラの花園は何度訪れても飽きることのない、癒しの空間です。
↓高台からのぞむ景色。
青空のもと、芝生にレジャーシートを広げて、持参したお弁当を食べている方もいました。
中央芝生にはテントがはってあるので、その下で日差しを避けて、のんびりとした時間も過ごすこともよいでしょう。
ところどころベンチもあり、散策に疲れたら休憩することができるスポットがあります。
ベンチに座って、一息ついて、改めて全体を見渡し眺めれば、また違った景色を楽しむことができるでしょう。
苑内では売店もありますが軽食中心なので、手作りのお弁当を持ち込んで、まったり過ごすのもよいのではないでしょうか。
家族そろってピニクニック気分で出かけるのもオススメです。
週末には芝生広場で「ばら苑コンサート」も定期的に開催されていますので、薔薇そのものを鑑賞するだけではなく、野外コンサートを楽しむなんてこともできます。
苑内はもちろんペットも入苑可能です。
ただし、リードをつけてのお散歩はできませんので、抱えるかケージやペットカートにいれるかの条件付ですのでご注意を。
サイト 生田緑地ばら苑公式
開催期間 | 2018年10月1日(木曜日)~11月4日(日曜日)無休 |
開苑時間 | 平日:午前10時~午後4時 土日祝:午前9時~午後4時(最終入苑は午後3時30分迄) |
入苑料 | 無料(駐車場あり;500円) 苑内入口で「ばら苑募金」※任意です |
今秋のバラのスナップショット
記録のためにいくつかのスナップショットをご紹介(撮影 by RX100M3)。
苑内には三脚持参で撮影されているたくさんのカメラ愛好家もちらほら。
私がみかけけた最年長はおそらく80歳越えのお祖母ちゃん。
バシバシ撮影されていました。
晩秋を彩るロース・ヒップ(バラの実)も楽しめる
こちらは苑のすみっこにあった、バラの実です。
バラの中には花がらを残すことで、晩夏から秋にかけて色づきはじめるローズ・ヒップと呼ばれる美しい実をつけるものがあります。
中を割ると種がはいっているので、それを蒔くと新しいバラが咲くそうです。
リースにしても素敵ですね。
ばら苑の維持はボランティアと募金で成り立っています
これだけ素晴らしい「ばら苑」ですが、意外ときいて驚くのは、ばら苑の維持にかかるコストです。
この「ばら苑」の運営は、公益財団法人である川崎市公園緑地協会がボランティアの方の協力で維持されています。
公式サイトによると、必要な肥料などは募金により全てまかなわれているのですが、昨年は総額560万円でした。
さすがこれだけのバラを維持するだけあって、肥料や害虫対策に加えて、補修工事や土壌改良などにかなりの費用がかかりますね。
ばら苑のパンフレットがおいてある仮設テントブースに募金コーナーがあるので、私は気持ち程度ではありますが毎回、募金するようにしています。
有料にしてもよいのにな・・・と毎回思いますが、皆様の努力に感謝です。
これまでの「ばら苑」の訪問記録はこちらから
過去の「ばら苑」訪問の記録記事はこちらからどうぞ。
個人的にはより多くのバラが満開になる、春のばら苑がオススメです。
開期は今週末まで。終盤になってちょうど見頃だそうですよ。