11月にソフトバンクのiPhone 5(64GB)の2年しばりがなくなるタイミングで、auのiPhone 6(128GB)へ乗り換えることにしました。
今回は2年後にみると結果的には同じになるのでですが、iPhone 6を一括購入することにし、毎月の通信にかかるコストをわかりやすくすることにしました。
MNP、きっかけはauスマートバリュー
そもそもauへのMNPを考え始めたきっかけは、「auのスマートバリュー」です。
これは①ケーブルテレビ電話(KDDI)+②インターネットサービス(ITSCOM/KDDI)に加えて、auのスマートフォンに加入することで、最大2年間、月額で1,410円(税抜)が毎月のauスマートフォンの利用料金から差しひかれて安くなるサービスです。
今年6月にすでにケーブルテレビ(ITSCOM)の提供するインターネットサービスに切り替えたこともあり、そののタイミングでケーブル電話も初期投資費用も無料だったのであわせて加入済みでした。
あとはauのスマホに切り替えて、auスマートバリューに加入するだけで、大幅にランニングコストを削減できるメリットがあります。
MNPでの乗り換えの際、注意すること(ソフトバンク→au)
私の場合、ソフトバンクの2年しばりは11月10日まででしたので、違約金(契約解除料)9,500円(税抜)なしでauに切り替えることができるのは11月11日~12月10日まででした。
ただ注意するポイントとしては、ソフトバンク(auも)は解約する場合、パケット定額料金部分は日割されないようです。
つまり、11月はまるまる定額料金分を負担する必要があります。
従って、できるだけ月末までぎりぎり使ってから、MNPで乗り換えるほうが安くなります。
ちなみに、2年しばり後の自動更新を回避できる猶予期間は1ヶ月間ですので、それまでにMNPで乗り換えます。
ただ私の場合、翌月の12月10日まででしたので、そこまでにMNPで乗り換えればよいのですが、iPhone 6が人気で品薄になっている状況であったため、MNPで乗り換えしたくても希望期間内にiPhoneの在庫がないために切り替えできない可能性もありますので注意する必要があります。
実際のところ、私が購入したiPhone 6(128GB) スペースグレイですら、11月の段階では最初に訪問したauショップにはなく、隣町のショップに在庫があったので取り置きしてもらって購入するような状況でした。
ちなみにiPhone 6 Plusはどこにも在庫がない状態でしたので、ほしい機種・色の在庫があるのか確認しておく必要があります。
MNPでの乗り換え効果(ソフトバンク→au)
今回、ソフトバンク→auへの乗り換え、auスマートバリュー適用、ITSCOMクーポン(本体購入負担費用から値引きされるクーポン)適用による、コスト削減効果をまとめてみます。
ITSCOMではインターネット回線+ケーブル電話加入者に、auスマートバリューへMNP乗り換えする際に本体費用から値引きされるクーポンを発行しています(2014/11現在)。
私のケースでは20,000円(税抜)も値引きのクーポンで、家族でも同時に使うことができます。
◆ソフトバンク(2年しばり期間終了後の場合)
・MNP転出手数料: 2,000円(税抜)
・契約解除料: 0円(今回2年しばり期間終了後だったため)
・11月度(11月10日に解約しても、11月1日~月末までのパケット定額料金は必要)
◆au(初期負担金額;iPhone6一括の場合)
・事務手数料: 3,000円(税抜)
・iPhone 6(128GB)スペースグレイ本体:58,320円
→ MNP本体価格:96,120円(税込)より、
▲iPhone 5(64GB)下取り価格(現金部分):16,200円
さらにITSCOMクーポン▲20,000円適用により、96,120-16,200-21,600=58,320円(税込)
※iPhone 5下取りが現金以外に、来年4月にauウォレットへ10,000円分チャージされます。
◆au月額利用料金の試算
本体一括した場合でも、本体費用負担分を一部カバーする毎月割(▲3,015円(税込))は適用されます。
またauスマートバリューも2年間は毎月1,410円(税抜)、税込では1,522円差し引かれます。
さらにauへの乗り換えによる割引で(auにかえる割Plus)で、2年間は毎月1,008円(税込)も差し引かれます。
結果的に、
毎月割(3,015円)+auスマートバリュー(1,522円)+auにかえる割Plus(1,008円)=5,545円(税込)
の金額が2年間は毎月の利用料金から引かれて安くなりました。
ただ注意点としては、いずれも割引も翌月から適用ということ。 auスマートバリューだけだと思っていた私は今月の請求をみて問い合わせたところ、発覚しました。
ただし、LTE NETとLTEフラットの料金は(解約時とは違って)日割りされるので、11月11日~月末までの料金で計算されていました。
<毎月の電話料金 ※旧プランで契約>
①基本使用料:934円(誰でも割適用時)
②インターネット接続サービス(LTE NET):300円
③パケット通信料定額サービス(LTE NET):5,700円(上限7GBまで、7GB超えると128kbpsの通信制限)
計 6,934円+通話料(税抜)
※もちろん、私が選択したのは電話カケ放題の新プランではなく、旧プランです。
電話はほぼLINEや050Plusサービス(定額300円必要)を利用しているので、まずスマホでauの回線を使ってかけることがありません。
ここからさらに上記割引が適用されるので、
計 6,934円 →7,488円(税込)
▲3,015円(毎月割)
▲1,522円(auスマートバリュー)
▲1,008円(auにかえる割Plus)
となり、計1,943円(税込)です。
ここにオプションのApple care(432円税込、初月は216円税込)を加えると、2,375円(税込)となりました。
その他ユニバーサルサービス料金で3円と、電話料金が使っただけ請求されることになります。
これまでiPhone 5(ソフトバンク2年しばり;割賦販売)が端末代金込みとはいえ、7,000-8,000円程度かかっていたことを考えると、auスマートバリュー部分とauにかえる割Plus部分だけで、最大2年間は▲2,530円も費用が削減できることになります。
ちなみに2年後は、そのまま使い続ける場合、auにかえる割もなくなり、auスマートバリューについても少し割引額が少なくなって、永年980円(税込で1,058円)割引が継続されます。
2年目以降は、毎月7,488円からauスマートバリューの割引▲1,058円が差し引かれ、6,430円(税込)となります。
そのまま継続だと意外と高い・・・
ちなみに、auスマートバリューは機種変更するとリセットされるので(2014年12月時点)、2年ごとにau内で購入する端末にもよりますが、機種変更するほうがお得になります。
ただ来年からSIMロック解除の動きがあるので、2年後の料金体系などがどうなるのか不明ですが、おそらくauで新iPhoneを機種変更するか、もしくはSIMロックフリーにして他キャリアで低コスト運用するかもしれませんね。