もともとコンタクトレンズ装着のほうが好きだったのですが、年齢を増すごとにだんだん面倒になってきました。
今回うっかりメガネを曲げてしまったので、新しくメガネを新調することに。
パソコンのブルーライトをカットするJINS PCで最近ポピュラーになったJINSで購入しました。
インテンショナリーズ(ITL)とAir frameのコラボレーション、ITL×JINSのナイロールモデルです。
(※ナイロール:メガネの下部分にふちがないフレーム、ハーフリム)
私の購入したモデルはTR-11S-043で、ネイビー(ダークブルーぽい)の深い色合いと太目のフレームが好みです。
ITLは購入後知ったのですが、デザイン家電「amadana」を手がけた鄭秀和氏が代表を務めるデザイン事務所「インテンショナリーズ(ITL)」です。
商品コンセプトはホームページより引用すると以下の通り。
・プロダクトデザインを知り尽くした同社がメガネをより美しく見せるために構築したデザインコンセプト「FRAMES」に基づき、JINSのAir frameの可能性を最大限に引き出し、進化させた新しいコラボレーションラインです。
・インテンショナリーズが提唱するデザインコンセプト「FRAMES(フレームス)」
(Functional/機能美、Rational/合理化、Aesthetic/美的、Material/素材、Emotional/感情、Style/スタイル)に基づき、平滑だった従来のアイウェアデザインに3次元的要素を追加しました。スッキリした印象のナイロールです。
このデザインと質感でたったの9,900円。しかもレンズ付。私は乱視がはいっているようなのですが、それでもレンズ代金はこれ以上の金額はとられません。
昔はメガネを買うと少なくとも5万円以上はかかった記憶が。安くて心配、、、、という心配は無用で普通のメガネです。
ブランドにはあまりこだわりがないかたには必要十分、実用的な商品だと思います。
※2012.10.15追記
本日の産経新聞に興味深い記事がありましたので、ご紹介しておきます。
厳しいメガネ業界…売上高トップに躍り出た社長「次は九州」
この記事では勝ち組としてメガネトップさんと「Zoff」を展開するインターメスティックが勝ち組として紹介されており、
これら新興企業の台頭の一方で、老舗のメガネの三城やメガネスーパーは苦戦を強いられているようです。
同じく新興のJINSのジェイアイエヌも同様に急激にシェアを伸ばしていますが、その原動力は、「ワンプライス」と呼ばれるフレームとレンズ一式価格での販売方法が牽引しているようです。
この約10年間でメガネ市場は約5,600億円から3,900億円にまで縮小していますが、これは景気低迷というよりはメガネの低価格化が進んだためということです。平均単価もフレーム+レンズのセットで約3万円であったものが、現在は約2.3万円と低下しています。
※出典:読売オンライン
ただこれだと全体的な市場が縮小する一方なので、JINSなどは低価格訴求から機能面やファッション性にもフォーカスして、顧客へ訴求して市場を活性化する取り組みを行っています。
最近では液晶画面に接する時間が多くなった現代にあわせて、ブルーライト軽減をうたうJINS PCやエア・フレームなどの軽量化など、まさしく機能をセールスポイントにしたメガネを企画したり、ワンピースやエヴァといったIPものとのコラボによる限定ものなど展開しています。
JINSメガネは、最低限のバリエーションをそろえて、それを企画・デザインから生産まで自社でトータルで行うことにより、大量・低価格販売を実現している点において、まさにユニクロ型のビジネスモデルともいえると思います。
メガネビジネスがあれほどの店舗を展開して、儲かっているのかどうか疑問に思っていたので、なかなか興味深い記事でした。 今後は老齢人口も増えてくるので、若年層だけではなく、この層をターゲットにしたマーケットへのアプローチを期待したいところです。 以下の記事もあわせてどうぞ。
参考記事:JINSはメガネ業界の“ユニクロ” Business Media 誠
メガネの“革命児”ジェイアイエヌ社長に聞く「世界的1兆円企業目指す」 東洋経済オンライン
業界構造が大きく変化した眼鏡専門店業界 読売オンライン