今年8月からNHK BSプレミアムで放送開始された「奇皇后」。
2013年に韓国MBCで放送され大ヒット(韓国ドラマのキャッチにはつきもの)、日本でも2013年末から衛星劇場で字幕版が放送されていたようですが、NHKでいよいよ吹き替え版が放送されています。
※毎週日曜日午後9時~(再放送は翌週の土曜日の午前11時~)
ちょうど、「太陽を抱く月」を先取りして観終わったので、次にどのドラマをみようか・・・と思案していたところ、このドラマがピタリとはまりました。
やはり歴史もの(奇皇后は実在する人物ですが、ドラマの話はフィクションです)は面白いです。
しかし、長い・・・全51話ですので、チャングムやトンイほどではないものの、NHKの放送を1週間待つのはかなりつらい。
ちなみに日本でのDVD/BD BOXは今年の12月から順次でますが、全部で5 BOX。
これから1年かけての放送ですので待ちきれませんね。
あまりにも展開早くて面白いので、先取りして字幕版で見終えてしまうかもしれません。
ちなみにリリーススケジュールは以下の通り。
Blu-ray&DVD BOX I 2014年12月24日
Blu-ray&DVD BOX II 2015年 2月25日
Blu-ray&DVD BOX III 2015年5月20日
Blu-ray&DVD BOX IV 2015年8月26日
Blu-ray&DVD BOX V 2015年10月21日
ロマンス史劇、「奇皇后」とは?
奇皇后とは実在した人物で、14世紀の元朝最後の皇帝である順帝ゴン・テムルの皇后です。
もとは高麗人で元へのコンニョ(貢女)あった彼女が皇后にまでのぼりつめる成功の物語であり、彼女を巡るふたりの男性との運命的な愛を描いた作品。
これまで歴史ものといえば、朝鮮王朝時代の作品が多かったのですが、「奇皇后」は14世紀の高麗の時代が舞台となっているところもポイントです。
モンゴル帝国の中国領である元に服属していた高麗ですが、隣国元と高麗という2つの国の間で繰り広げられる壮大なスケールのドラマは久々にワクワクします。
舞台となるセットや衣装もいつもと違った雰囲気もあり、「茶母」(邦題:チェオクの剣)でみせた剣劇さながらのアクションをハ・ジウォンがまたみせてくれます。
ハ・ジウォンといえば、一番最初にみたドラマがいまから相当前になりますが、「茶母(タモ)」という同じくMBC制作ドラマでしたが、まさにハマリ役ですね。
また先々恋相手にもなるワン・ユ役のチュ・ジンモ、タファン役のチ・チャンウクといった2人の俳優もなかなか芝居がうまくてどんどん引き込まれてしまいます。
そして、韓ドラの面白さはその展開の早さ。
歴史ものといっても韓国ドラマそのもので期待を裏切らないスピーディーでドラマチックな展開で、最初からガンガンに飛ばしています。
全51話という長丁場で主人公の子役が第1話で退場するとは思いもしませんでした。
まだまだ話は序盤。今からでも間に合います。
歴史ドラマが好きな方、アクションが好きな方におすすめします。