最近になってトイレの電球を人感センサー付きのLED電球に交換しました。
発売以来ずっと気になっていたシャープの「IG-HTA20-W」のモデルです。
空気清浄機ではおなじみのプラズマクラスター発生機能搭載で、要はトイレや玄関のこもった臭いを消臭できるLED電球なのです。LED電球も日々進化しています。
シャープの「プラズマクラスター」は空気の除菌や消臭に効果を発揮するイオン発生機の代名詞。
この天井設置型のLED電球には「高濃度プラズマクラスター25000」が搭載されています。
高濃度のイオンが放出してニオイを抑えて消臭します。
主に空気清浄機などに搭載されている機能として知られていますが、玄関やトレイといった比較的小さい空間に特化しているのが、今回購入した天井設置型のプラズマクラスターイオン発生機です。
天井型というだけあって、電源供給元はどの家庭にもあるダウンライトの電球の電源(E26口金のソケット)を利用していますのでコンセントは必要なし。
いま自宅の玄関やトイレについている電球を取り外して、このLED電球に交換することで以下の2つの効果を得ることができるのです。
1.人感センサー搭載により、照明の自動点灯・消灯。結果、消し忘れも防止。しかもLED電球でエコ。
2.プラズマクラスターイオン発生機による空気清浄。除菌・消臭により、いつでも衛生的に。
省スペース消臭LED電球の気になるところをチェック
手でもったところ、思っていた以上に重くなく、ダウンライトのソケットに取り付けても安定して設置できそうな安心感あり。
高さ220mmと多少長さはありますが、プラズマクラスターイオン発生する部分がでておく必要があるので、ダウンライトの中には完全に隠れませんが、あまりでっぱりを感じるデザインではありません。
↓交換前のダウンライト(白熱電球)。
↓交換後の状態。ごくごく自然な設置状態。ロゴが前面にくるようにはめ込むときに位置合わせをしました。
気になる明るさは?
照明の明るさは白熱電球40W相当なので485lm(ルーメン)程度の明るさで、トイレの環境は問題ない明るさ。
電球色なのでわが家にはあっています。
ただ戸建てなどで窓のあるトイレの場合、日中は明るいのでLED電球の自動点灯はもったいないと感じてしまうかもしれません。
タイマー機能や照度センサーがあればよかったのかもしれませんね。
↓点灯したところ。トイレ空間にあっては十分な明るさです。
実際には40W相当なので写真よりは明るいです。
気になる電気代は?維持費は?
基本的に照明用の壁面スイッチは常時ONにしておいて、毎日24時間365日運転することが前提です。
仕様上の消費電力と参考電気代は以下の通り。
◆消費電力:LEDライト点灯時10W・LEDライト消灯時2.8W
◆電気代:1日約2.3円(24時間稼働)
※LEDライト点灯を2時間、強運転でLEDライト消灯を22時間で運転した場合に新電力料金目安単価27円/kWh(税込)で算出
1ヶ月で約69円、年間でも約840円程度。
こちらの電気代はプラズマクラスター発生状態も含まれていての電気代になりますので、あまり気にならない程度でしょうか。
気になる空気清浄の騒音は?
電球点灯時にはプラズマクラスターは標準の風量で、非常に静か(21dB相当)。
消灯すると自動的に「強」に切り替わり、空気清浄力が強くなる仕組み。
ちなみに強の動作音は34dBです。
とはいっても、リビングにある空気清浄機の強運転での音と比較しても小さいと感じます。
トイレのドアを隔てた場合、外からは聞こえないに等しい音だと個人的には感じています。
気になる製品寿命は?
LED電球の寿命は使用方法や環境にも依存しますが、一般的には約10年程度と言われています。
一方で空気清浄を担うプラズマクラスターユニットの寿命は、2週間に1回程度、定期的に掃除のメンテは必要なものの、約2年で交換する必要があります。
LED部分は交換不可能なので、LED電球の寿命が続く限りの商品となりますが、10年後にはさらに良い商品がでていることでしょう。
ユニット部仕様上の寿命は以下の通りです。
<プラズマクラスターイオン発生ユニット>
設計寿命(24時間稼働時):約17,500時間(交換お知らせサイン)・約19,000時間(寿命)
※17,500時間経過すると、本体のランプが点滅し交換時期をお知らせ
※19,000時間経過するとプラズマクラスターイオンの放出が停止
自動消灯は切り替え式
人感センサーでLED電球は点灯しますが、消灯タイミングは3段階の切り替えができます。
消灯時間は30秒、1分、3分。
わが家では当初、最長の3分にしていたのですが、長く感じたので中間の1分に変更。
消灯前にはやや暗くなってお知らせするので、少しだけ頭を動かせば元の明るさに戻ります。
懸念していたトイレ掃除の時も問題なく、点灯しているので特に気になりません。
但し切り換えスイッチは本体中にあるため、設置前に設定しておく必要があります。
1ヶ月間使ってみての感想 ズバリ買いです!
明らかに空気清浄による、「除菌・消臭効果」はでています。
わが家のトイレには24時間換気がついているものの、窓のないトイレではやはりトイレ特有のこもったようなニオイがするのは否めませんでした。
ところが、このプラズマクラスターイオン発生機能付きのLED電球に交換したところ、そのニオイがものの見事に消え去っています。
トイレにはいった瞬間、とてもすっきりとした爽やかな印象です。
消臭剤や芳香剤では香りでごまかしている感じもしますが、こちらはまさにクリーン!
さすが愛称「ニオワンLEDプラス」。商品キャッチに偽りない効果を実感しています。
そして、もう1つのLED電球としての人感センサーによる自動点灯・消灯機能。
玄関にはすでにパナソニックの人感センサー付きのLED電球を設置しているので、その利便性は十分理解しています。
今回トイレにも人感センサー機能付きLED電球をつけることで、さらになくては生活できないレベルです。
こんなに楽になってよいのでしょうか。
”目のつけどころがシャープ”
今や鴻海グループ傘下になり経営再建中のシャープ。
とっても良い商品をつくっているので今後も期待しています。
※ワンサイズ大きい3畳用のLED電球タイプ(IG-HTA30-W)も以前発売されていましたが、残念ながらディスコンになりました。現在は1畳用のみ販売されています。
イオン発生ユニット交換(8年経過3度交換)しました
自宅トイレに設置して6年経過しましたが、今もなお故障することなく順調に稼働しています。
ただ消耗品としての「イオン発生ユニット」は2年を目安として交換する必要があるようで、わが家のIG-HTA20もその時が突然やってきました。
まず最初にトイレにはいると、明るく点灯するはずのLED照明がやや暗いのです。
ふと天井を見上げると、こちら公式サイトにあるとおり、赤いランプがゆっくりと点滅していました。
交換の目安は「2年」とのことですが、総運転時間が約17,500時間(1日24時間連続運転した場合、約2年)経過すると、本体ランプが赤く点灯して交換のタイミングをお知らせします。
このタイミングではLED照明がしばらく明るく点灯するのではなく、つきはじめて何秒かは抑え気味の点灯です。
ちなみに総運転時間が約19,000時間(約2年2か月)経過すると、イオン発生機がすべての運転を停止するのでその前にユニットを交換する必要があります。
しばらくすると元通りの明るさになるのですが、毎回のことなので気になって仕方ありません。
ということでこちらのイオン発生ユニットを購入して交換することにしました。
設置後、定期的な清掃が必要だったのですが、ずぼらな私はやっていなかったので、例外なく大量の埃がフイルターなどに付着していました。
しっかり清掃(水洗い&中性洗剤で汚れをふきとり)して、ユニットを装着。
埃もなくなったためか稼働音もパワフルに、清浄後はクリーンな空間になったような気がします。
※2022年1月、2024年1月追記
これまでのイオン発生ユニット交換のタイミング(赤色LED担当)は下記の通りです。
- 1回目交換時期:2016年9月本体購入 → 2018年9月ユニット交換
- 2回目交換時期:2018年9月ユニット交換 → 2021年1月ユニット交換
- 3回目交換時期:2021年1月ユニット交換 → 2024年1月ユニット交換
こちらの人感センサー付き玄関用LED電球の記事も参考になるかも