長年愛用している洗濯用ピンチ角ハンガーのプラスチック部分が経年劣化でぼろぼろになってきたこともあり、新しいピンチ角ハンガーを探していました。
これまではオーエという国内メーカーのものでしたが、使いはじめてから実に10数年近くもたっていることに今さらながら気づきました。
ほぼ毎日使うものなので、これだけ持つとプラスチック製(一部アルミ)ながら、丈夫でなかなかの耐用年数ですね。
ピンチの幅もほどよく間隔があいていて使いやすく、ハンガーの大きさも小さすぎず大きすぎず、収納にもちょうどよいコンパクトサイズで気に入っていたことから、やはり同じメーカーのものがよいのではないかと買い求めたのが、こちらの洗濯用ピンチハンガーです。
当時はラインナップにはなかった、今はやりのモダンなホワイトカラーのハンガー、”アルモアMTモノトーン(MT)”です。
先代の洗濯用ピンチハンガーは基本カラーのグリーンを使っていたのですが、今回は変なこだわりからモノトーンシリーズのホワイト(ジャンボサイズの40ピンチ、大きなものもゆったり干せるサイズ)にしてみました。
アルミフレームにホワイト系で統一されているので、ベランダ干しでも室内干しでもすっきりします。
洗濯用ピンチ角ハンガー「Almoreアルモア」の製品概要
洗濯用ピンチ角ハンガーは、和歌山に拠点をおき、水回りを中心とした生活関連用品をつくる株式会社オーエが企画・製造・販売する、人気の洗濯用ハンガーです。
その中でもAlmore(アルモア)はすっきり清潔なアルミフレームをベースにしたシンプルな洗濯用ピンチハンガー(角ハンガータイプ)のモノトーン版。
- 丈夫で汚れもすっきり拭きとれる清潔なアルミフレーム
- 用途と場所に応じて選べる4サイズ展開
- ハンカチ、ミニタオル、靴下、下着など小物を干したいときに便利
- ピンチの取り換えが可能で長く使える
- 首振り式回転フックで扱いやすい
ピンチ数が16個、24個、32個、40個の4種類のラインナップを展開していますので、用途や場所、家族構成にあわせて選ぶことができます。
わが家ではこれまで使っていた角ハンガーと同じピンチ数40個のジャンボサイズを2個購入しました。
ジャンボサイズとはいえ標準的な大きさ、アルミフレームなのでこれまで使っていたものよりもサイズが少し大きくなったものの、軽量化がはかられています。
また2つに折りたたんでコンパクトに収納することができます。
見た目もクールでスタイリッシュ。
かさばらないのでとても気にっています。
サイト オーエ製品情報
- 寸法:縦735×横390×高さ350mm
- 質量:730g
- 材質/本体:アルミ・ポリプロピレン
- 材質/キャップ:ポリエチレン
- 材質/ワイヤー:PP被膜鉄線
- 材質/バネ:鋼
洗濯用ピンチ角ハンガー「Almoreアルモア」良かったところ
洗濯用ピンチ角ハンガーは、下着や靴下、タオル等細かい洗濯ものを干すときに便利な、洗濯ばさみがたくさんついているハンガーです。
洗濯用ピンチ角ハンガーに求めるポイントは
- 軽い
- 丈夫
- 干しやすい
- 取り込みやすい
- 収納しやすい
の5点です。
これらがすべて兼ねそなわった洗濯用ピンチ角ハンガーこそが、オーエの「Alomoreアルモア」シリーズです。
以下、順に良かったところをレビューします。
ポイント1:軽くてサビに強いアルミフレーム
オールステンレス製は経年劣化にも強くて、サビにも強く、強度もあるので屋外での利用にピッタリです。
ただネックとなるのは、その「重さ」。
その重さのデメリットを解消する素材がアルミで、ステンレスの約1/3の重量なのでとても軽いです。
一方でプラスチック製は軽くて扱いやすいのがメリットです。
ただ紫外線に弱いので経年劣化は避けられません。
その点、Almore(アルモア)はアルミ+プラスチックの組み合わせで、それぞれのいいところどりをした、角ハンガーなんです。
軽くてサビに強く、丈夫なアルミフレームを使った洗濯用ピンチ角ハンガー。
毎日使うものなので、軽いにこしたことはありません。
ポイント2:洗濯用ピンチがひらきやすく、はさみやすい
本体を支えるフレームはアルミ製ですが、洗濯用ピンチがプラスチック製なので開きやすく、挟みやすいのでとても使いやすいです。
軽い力でピンチを開閉できるので、使い心地は◎。
ピンチ跡がプラスチックだと残りにくいのが、ステンレスピッチと比べるといいところですね。
また程よいピンチ間隔のため、からみづらく、洗濯ものが干しやすいです。
ほどよい間隔があいているため、風通しがよくて乾きやすいように工夫されています。
ポイント3:折りたたみ式でコンパクトに収納できる
角ハンガータイプなので、真ん中で半分にして折りたたんでコンパクトになります。
ジャンボサイズとはいえ、半分になるので収納スペースに困りません。
フレームとフック部分がワイヤーで連結されているので、折りたたみ式の洗濯用ハンガーにありがちな、からまりや引っ掛かりもなく、開閉がとてもスムーズです。
また、以前の角ハンガーも同じように折りたためましたが、アルミフレームになってさらに軽量化がはかられているので、片手でもっても重くありません。
洗濯物をつるした状態でも取り込みやすいです。
↓ これまで使っていた洗濯用ピンチ角ハンガーとの比較(どちらも40ピンチ)。やや幅広になった分、ピンチの間隔に余裕があるので使いやすくなりました。
↓ 折りたたむと収納しやすいサイズに。
折りたたみは2段階だが、スムーズに開閉。
ポイント4:ピンチと吊りヒモが交換できて経済的
プラスチック製のピンチと吊りヒモは経年劣化でいずれ割れてしまうでしょう。
ご安心ください。
洗濯用ピンチと吊りヒモは単体で販売されているので、いつでも交換できます。
もともと丈夫なオーエの洗濯用ピンチ角ハンガーですが、さらに長く使えますね。
本当、いいものを買いました。
洗濯用ピンチ角ハンガー「Almoreアルモア」気になったところ
唯一、気になったところが、洗濯ピンチがプラスチック製だったこと。
残念ながら、紫外線に強いといわれる樹脂素材(ポリカーボネート)ではないプラスチックのため、外干しによる日光劣化の影響は受けます。
しかし、上でも書いた通り、交換用のパーツがあるので劣化したら即交換すれば問題なしです。
またピンチと吊りヒモを同社の販売する別製品の下記パーツに交換することで、紫外線に強くなります。
「アルミフレーム×ポリカ製ピンチ×ステンレス吊りヒモ」で最強洗濯用ピンチ角ハンガーの完成です!
メモ1 オーエではポリカを使った洗濯用ピンチハンガーもあります。
メモ2 ポリカのピンチだけも販売されているので交換することも可能です。
メモ3 オーエーのステリア用ステンレス吊りヒモに交換することも可能です。
以上、洗濯用ピンチ角ハンガー「Almore(アルモア)」のレビューでした。
不要になった古い洗濯ハンガーの捨て方
ところで、洗濯用ハンガーを新調したら、不要になった洗濯ハンガーを処分しなければいけません。
どうすればよいでしょうか?
お住まいの自治体によって異なりますが、私が住んでいるエリアでは下記の通り、素材と大きさで無料と有料ゴミに分かれます。
素材が丈夫なアルミフレームのため、廃棄にお金がかかるのは致し方ないところでしょう。
- 全部、または一部が金属製の場合、いちばん長い辺が30cm未満ならば小物金属になるため無料、30㎝以上は粗大ごみとなり有料です。
- プラスチックの場合、いちばん長い辺が50㎝未満の場合、普通ごみ。50㎝をこえると粗大ごみとなり有料です。
おおよそどこの自治体でも同様の基準だと思いますが、廃棄する際はお住まいの自治体のホームページにあるゴミの分別基準について調べてみましょう。
軽量・丈夫・収納しやすい洗濯用ピンチ角ハンガーの決定版
洗濯用ピンチ角ハンガー「Almore(アルモア)」についてまとめると、
- 軽くて丈夫な洗濯用ハンガーを探している
- 折りたためてコンパクトに収納しやすい洗濯用ハンガーを探している
- 見た目もクールなモノトーンカラーの洗濯用ハンガーを探している
- ハンガーを開閉する時にからまりやすくてイラッとしたことがある
- 気に入ったものは長く使い続けたい
こんな方におすすめです。
Alomore(アルモア)は、これまで20年近く使ってきただけに、耐久性は実証済みで安心。
オシャレなホワイトカラー&アルミで見た目もシックで邪魔にならない、飽きのこないデザインです。
毎日の洗濯に使うものだけに、使い勝手の良さが光る洗濯用ピンチ角ハンガーとして、第一候補としてオススメいたします。
洗濯用ピンチ角ハンガー選び、実に奥が深いです。
特にはじめてピンチ角ハンガーを購入する場合は日常的に使うものだけに、よく吟味して検討したいところ。
一度買うとその後何年も、10数年も使い続けるものなので、多少調べる時間がかかったとしても納得したものを選びたいですね。
皆様の洗濯用ピンチ角ハンガーの選定のお役にたてれば幸いです。
快適な洗濯ライフを!
追記(21年10月):
使い始めてもうすぐ2年経過しますが、劣化もなく、軽量アルミフレームのおかげで快適に使えています。
今年になって40ピンチを2セットに加えて、16ピンチも追加購入。
こちらはソックスやハンドタオルなどを乾かすために使用中です。