LogovistaのiPhone用アプリを購入することで辞書を使うことはできますが、EBPocketという電子辞書ビューワーのアプリケーションを使うことで、PC用の辞書データをスマホでも活用することができます。
辞書データをスマホで使うために必要なもの
①辞書ソフト(Logovistaの研究社英和・和英、ジーニアス英和・和英など)
②iFunBox(フリーソフト Win/Mac版あり)
③お手持ちのスマホ(iPhone/Android等)
④EBPocket(有料版;App Store, Google Play)
EBPocket for iOS/Android(有料600円)はEPWING/電子ブックビューアです。
市販されているEPWING 、電子ブック 、PDIC形式、LogoVista電子辞典(一部タイトルを除く)の辞書がそのまま使用することができます。
データ移行の手順(Windows/iPhoneの場合)
基本的にご自身のPCにインストールされていることが前提となります。
①iFunBoxアプリケーション(無料)をこちらからダウンロードしてPCにインストールする。
iFunBoxにより、USBケーブルでPCと接続したスマホのデータにアクセスすることができるようになります。
②Logovistaの辞書データはPCにインストール済みのLogovistaのディレクトリ配下にあります。
③iPhoneを接続して、ユーザーアプリケーション>EBPocket>Documents>EBPocket>に辞書データをコピーする。
④iPhoneの接続を解除、EBPocket(有料版)を起動する。
⑤右下の辞書アイコンをタップして、必要な辞書をグループに登録する。
※串刺し検索する場合は串刺しを選択しておくと便利です。
かつてWindow95の時代からフリーソフトのPDICを活用し、セイコーの辞書を手持ちコンパクト辞書として愛用してました。
その当時から比べると劇的に英語の学習環境は良くなり、普段使いの範囲であればスマホだけでも十分ですね。
特にジーニアスは文例も豊富で英作文には役立ちます。
また、これまでは複数の辞書アプリをiPhoneにいれていましたが、EBPocketに1本化され、検索も早く快適になりました。
EBPocketの便利機能
・EBPocket(有料版)においてはiPhone内蔵辞書も含め串刺し検索が可能です。
・Open URL scheme(URLスキーム)の設定することで、アプリケーション連携が可能です。
他アプリからEBPocket内の辞書を呼び出すことが可能です。
参考 EBPocket
・EBPocketから「ノート」に検索結果をコピーして、さらにTwitterやFacebook、メールへ転送することができます。
・EBPocketからiPhoneにインストール済みアプリケーション(Evernote、Dropbox、メモアプリなど)へ検索結果を引き渡すことができます。 例えば、学習中に辞書検索した結果をEvernoteのノートにに送って、自分だけの単語帳・例文メモを作成するような使い方も可能です。
・EBPocketはLogovista辞書以外にもEPWING形式などの他辞書も扱えるので、英辞郎などの辞書データを別途購入してEBPocketで検索(単独、串刺し)することができます。