昭和世代なら、子供の頃からなじみのある麦芽飲料ミロ。
ココアに近い甘い飲み物。夏は冷たい牛乳に粉末を溶かしアイスミロとして、冬はホットでよく飲んだものです。
特に中学・高校生の時に受験勉強のお供にむしろコーヒーよりもよく飲んだ記憶があります。
この栄養豊富なミロは1934年にオーストラリアで生まれたそうですが、日本で発売開始されたのが1973年。
なるほどアラフォー世代には懐かしくシンクロする商品だということですね。
今回ミロをレシピブログさんのモニターでいただいたので、早速夏にぴったりな冷たいデザート、しかも超簡単なジェラート風をつくってみました。
そもそも、アイスクリームとジェラートの違いなどあまりよく知らなかったのですが、ジェラート協会さんのQ&Aに明解な答えがありました。
Q. ジェラートって何ですか?ジェラートとアイスクリームは、どう違うのですか?
A. ジェラートはイタリア語でアイスクリームと定義され、凍ったお菓子(氷菓)を広義に指します。しかし日本ではアイスクリームと呼べるものは法令で乳固形分15%以上その内8%は乳脂肪でなければならないと定義さています。イタリアでは通常5%前後の乳脂肪でジェラートを製造するのが一般的ですので、分類・規格ではアイスクリームではなくアイスミルクになります。しかし、ジェラートは脂肪分が少ないことからヘルシーな食品であり、原料そのものの風味を生かした物と言えます。
ということで、ミロジェラート風はアイスクリームをつかいますが、見た目が「ジェラート風」なだけであって、厳密にはジェラートではありません。
栄養豊富なミロをつかったジェラート風デザート
ミロジェラート風の作り方はシンプル。
1人分の分量でアイスクリーム90mlあたりに、ミロを大さじ2を滑らかになるまでボウルで練り合わせます。
最後にフローズンブルーベリーを10個程度加えて、冷凍庫に戻すだけ。
お好みでメイプルクッキーを添えれば、あっという間に極上デザートの出来上がり。
お味はクリーミーな生チョコレートっぽい上品なテイストで、満足度高し。