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【レシピ】 蕗味噌(ふきのとう味噌)春の息吹を感じるほろ苦さがご飯によくあいます

ふきのとう

近所の農協でみつけた「ふきのとう」。 
ふきのとうは初春(1~3月)になると市場に並ぶことも多く、市場でみつければ思わず手にとってしまうほど、その独特な苦みが好みです。
本当は野生のふきのとうが摘めればよいのですが、周辺にそのような場所がないため、今回はパック売りのものを手に入れました。

ふきのとうと言えば、わが家での定番は天ぷら。そして、ふきのとう味噌(蕗味噌)。
※東北ではふきのとうのことを「ばっけ」と呼ぶため、ふきのとう味噌のことを「ばっけ味噌」と呼ぶそう。
また信州では「ちゃんめろ」と呼ぶため、「ちゃんめろ味噌」。地域によっていろいろ呼び方がありますね。

蕗味噌

というわけで、早速蕗味噌(ふきのとう味噌)をつくってみることにしました。

春の息吹を感じる蕗味噌(ふきのとう味噌)のレシピ

【材料】

・ふきのとう 16個程度

・味噌 100g

・みりん 大さじ2

・砂糖 大さじ1(お好みで調整)

・油(ごま油でも可能)適量

【つくり方】

1.ふきのとうは外の葉をはがして根元など黒ずんでいるところを取り除き、水でよく洗います。

2.鍋にお湯を沸かして、1のふきのとうを約1分程度、さっと茹でて灰汁をとる。

3.ざるにあげて冷水で熱をとり、キッチンペーパーなどで水気をとり、細かく刻みます。

茹でたり、水にさらす時間で苦みを調整します。
今回は苦みを楽しみたいので茹でることはせず、軽く水洗いしただけです。
また刻んだら変色するのですぐに調理することがポイントです。

4.フライパンに油を熱して、弱火で3の刻んだふきのとうを焦げないように軽く炒める。

5.事前に混ぜ合わせておいた味噌・みりん・砂糖を加えて、弱火でなめらかになるまで練り合わせます。

6.冷めたら容器に移し替えて、冷蔵庫で1週間保存。

尚、味噌やみりん、砂糖は家庭ごとにお好みの配合で調整してみてください。

蕗味噌

やはり、まず最初は炊きたての白いご飯にのせて食べてほしいです。
温かいご飯の湯気に蕗味噌から春の香りがあわさって、それだけでも食欲をそそります。
そして、一口食べれば仄かな苦みと甘い味噌とのバランスが絶妙。
これほど贅沢な食べ方はありません。

もちろん酒に肴としても、塗って焼きおにぎりにしたり、ふきのとうの天ぷらに塩ではなく、この蕗味噌をつけていただくのもなかなか良いです。

4月中旬なので季節的にはもう終盤ですが、もしみつけたら「蕗味噌」をつくってぜひお楽しみください。

料理
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この記事を書いたのは

dalahast_shikaku2

dalahast(ダーラヘスト; @dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
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