NHKあさイチで紹介されていた「鍋しぎ」。
早速つくってみました。
水は使わず、調味料と野菜の水分だけで調理する炒め煮です。
お味はベースが味噌なので白いご飯にもぴったりの食欲をそそる美味しさ。
じめじめ季節も吹き飛ばすパンチの効いた一品ですね。
本日のつけあわせはトマトと卵の炒め物、ゴーヤの玉ねぎのお浸し。
ところで関西出身のわたくしは知りませんでした・・・鍋しぎ。
和食の定番だそうですが、名前の由来からどこか特定の地域の食べ物なのでしょうか?
鍋しぎとは?
茄子の田楽のことを江戸時代は「しぎ焼き」と呼んでいました。
鍋しぎは漢字で「鍋鴫」と書きます。
もとは渡り鳥の鴫からきており、その頭の形が材料の茄子に似ていることから、茄子=鴫(しぎ)となり、この炒め煮の名前の由来になったとのこと。
茄子と豚肉の鍋しぎのレシピ
冷蔵庫にピーマンなく、同じ緑のインゲンで代用しました。
豚肉にタレを絡めてから加熱することで、油全体がいきわたるのがポイントです。
【材料(2人前)】
・茄子 2コ
・ピーマン 2コ
・豚切り落とし肉(一口大に切る)150g程度
・ごま油 大さじ2
<タレA>
・醤油、酒 各大さじ1/2
・ネギ(粗みじん切り)1/3本
・赤唐辛子(種を取り除き、斜め半分に切る)1本
・生姜 1かけ
<タレB>
・味噌 大さじ2
・酒、砂糖、水 各大さじ1
・みりん 大さじ1/2
【作り方】
①茄子はヘタを取って縦半分に切り、斜めに薄く切り目を入れて一口大に切る。切ったら水にさらす。
②ピーマンは、縦半分に切ってヘタと種を取り除き、約1センチ幅の斜め切りにする。
※私は茹でたインゲンを使いました。
③豚肉は、タレAを軽くもみ込む。タレBは事前にあわせて混ぜ合わせておく。
④生姜は皮をむき、半分はみじん切りにする。残りは針しょうがにする。
⑤鍋にごま油(大さじ1)を熱し、ピーマンを炒めて少ししんなりしたら、皿に取り出す。
⑥鍋に残りの油を足し、赤唐辛子とみじん切りにしたしょうがとねぎを加え、肉を炒める。
⑦水けを切った茄子と水(分量外:大さじ1)を加えて炒める。茄子がしんなりしたらピーマンを戻し入れる。
⑧Bを加え、混ぜ合わせる。器に盛りつけて、針しょうがをのせて出来上がり!
基本水は使わず、調味料と野菜の水分だけで調理する炒め煮なのですが、あさイチのレシピでは分量外の水いれてましたね・・・^-^;