ウリやスイカなどを塩漬けしてから酒粕にじっくり漬け込んだ奈良漬。
子供の頃から奈良漬は食卓に並ぶことも多く、漬物としてあったか白いご飯にのせていただくシンプルな食べ方が大好きです。
奈良漬のカリカリした食感を楽しみながら、口いっぱいに広がる酒粕の独特のよい香りを感じながら、白いご飯をかきこみます。
奈良漬は帰省するたびに自分用のお土産として買って帰りますが、最近は奈良漬をそのまま食べるのではなく、お酒のおつまみとして少しアレンジしていただくことにはまっています。
奈良漬の芳香な味わいと濃厚でコクのあるクリームチーズの風味のかけあわせで、意外な美味しさの発見です。
奈良漬クリームチーズ和えのレシピ
【材料(目安としては2人分)】
・奈良漬 3㎝幅(25g程度)
・クリームチーズ(50g程度)
・黒胡椒 少々
・クラッカー、またはバケット 適量
奈良漬はいつもの山崎屋。
【作り方】
1.奈良漬を適量(目安は材料を参照)みじん切りにする。細かすぎず粗めに刻むとほどよい食感になってよい。
2.クリームチーズは常温で少し練りやすいようにやわらかくしておく。
3.1のみじん切りにした奈良漬と2のクリームチーズを混ぜあわせる。
4.お好みで黒胡椒をふりかける。
5.クラッカーやバケットをそえて、適量のせていただく。
クラッカーやバケットにクリームチーズと奈良漬をそのままのせてオードブルにするよりも「きざみ奈良漬」が適度な甘辛さと食感がここちよくオススメです。
dalahastのつくってみた感想など
・みじん切りにした奈良漬の食感でコリコリして美味しい。
・奈良漬が少し苦手なかたでもクリームチーズのまろやかな味わいとコクが調和して食べやすい。
・ワイン(特に白ワイン)はもちろん、お酒の肴にぴったりです。
・黒胡椒以外にも山椒のトッピングもオススメ。
・ひと手間ですが、奈良漬についている酒粕(大さじ2)をクリームチーズ,大さじ2の牛乳(または豆乳)とあわせてフードプロセッサーにいれて、クリーミーにしたものを「きざみ奈良漬」とあわせるとよいかも。
おすすめ度:★★★★★
クリームチーズとの組み合わせのおつまみレシピ
今回ご紹介した奈良漬に限らず、クリームチーズとの組み合わせでおつまみのバリエーションは無限大です。
こちらの「干し柿×クリームチーズ」、「いぶりがっこ×クリームチーズ」のレシピもびっくり美味しい!組みあわせでオススメです。
干し柿バターロール・干し柿サンド
いぶりがっこのクリームチーズ和え
奈良漬の酒粕をつかったレシピ(魚や肉を漬けこむ)
買った奈良漬に必ずついている酒粕は捨てるなんてことしてませんよね?
酒粕をお料理に再利用することで美味しくいただくことができるのです。
豆腐の酒粕漬け(奈良漬豆腐)
少し手間をかけてつくる奈良漬豆腐は、奈良漬の酒粕に砂糖を混ぜ合わせて、そこに茹でて水気をきった豆腐をガーゼに包んで1週間ほど漬け込むもの。
今回つくった奈良漬豆腐は、水気を切った木綿豆腐(絹ごしは適さない)に残った酒粕をまんべんなくまぶして漬け込んだものです。
数日間だけでもしっとりと奈良漬けの風味がしみ込んで、白ワインや焼酎、日本酒にもぴったりな肴になるのでオススメです。