私が所有しているiPad2は32GBモデルですので動画などの大容量ファイルをいれておくとすぐに逼迫してしまいます。普段それほどiPad2で動画をいれてまでみることはないのですが、PCと連携しているNASにはitunes Serverに対応しているため音楽ファイルをすべて蓄積していて、ISOファイル,MP4ファイルといった動画ファイルも基本的にはNAS上にあるため、それらのメディアファイルをDesktop PCだけではなく、ノートPCやiPhone4、iPad2、PS3など各種デバイスで共有化して使いたいニーズが個人的にありました。
ちょうど昨年購入したBUFFALOのNAS(LS-WV2.0TL/R1)がWebAccess i/WebAccess i HDというiPhone/iPadアプリに対応しており、NAS上のファイルを自由に閲覧できるのです。しかも無料です。対応NASは購入する必要はありますが、MUST BUYの1品だと思います。
また最近のアップデートでAirPlay対応となり、その活用度は私の中で断然120%以上!
今更ながらAirplayの何がすごいのか?
OSに実装されているAirPlayを利用することにより、
NAS→(WebAccess iアプリ経由 on iPhone4, iPad2)→Apple TV MC572J/A→TV(BRAVIA)
とTVに接続したApple TV2経由で大画面動画をみることが可能となります。もちろんこれとは別な方法としてTVに接続したPS3でDLNA経由でもみることは可能ですが、このWebAccess iを使えば自宅だけではなく、外出先でも3G、WiFi経由でNAS上のコンテンツを自由に閲覧することができるのです!PS3は起動するまでに時間かかるし、消費電力もすごい・・・・・今のところ、論外です^-^;
<参考URL> WebAccess i
◆現在の我が家のNASを中心とした相関図
もともとiPhone4, iPad2ではYoutubの動画をAirPlayでApple TV2へとばして視聴していたのですが、NAS上に蓄積されているお気に入りの動画コンテンツを気軽に利用できる環境は感激ものです。iPhoneとiPadが使い勝手のよいリモコンにもなり、バックグランドで再生できるのでネットサーフィンなどならが視聴もできてしまいます。
◆iPhoneでNASへアクセスする(WebAccess i)
◆iPadでNASへアクセスする(WebAccess i HD)
アプリを起動して、認証すると登録したNASが表示されます。
フォルダをファイルごとに分類すると見やすいです。^-^
itunesに同期した音楽ファイルや動画ファイル以外にも、自炊した電子書籍もNASにいれてiPadやiPhoneでネットワーク経由で閲覧することでデバイスの容量の心配もありません。ワンソースで複数デバイスで利用できます!
AirPlayでNAS上の動画ファイルをテレビへ飛ばして視聴することができます。当然ですが、リビングのテレビでみて、途中でベッドルームへ移動して、iPadで続きを視聴することもできます。\(^o^)/
(注意)画面はぼかしてます。
NASをもっていないけれどもAirplay!したい方は・・・
AirPlayを使ったもうひとつの便利なアプリがNAS不要のAirvideoというアプリです。パソコン上に保存されているビデオファイルをリモートでiPhone/iPad上で再生できるアプリで、こちらもiPhone, iPadに対応した有料ユニバーサルアプリです。但しパソコンにもAirvideo Serverという無料サーバソフトウェアをインストールして常駐し、常にPCを起動させておく必要があります。設定もシンプルでアクセスしたいディレクトリーを指定しておき(パスワードロック可能)、アプリから接続してファイルを指定し、このとき出力先をAirPlay(対応のApple TV2)を選択すればTVで視聴することができます。もちろんAirPlayではなく、iPhoneやiPadの画面でも視聴可能です。
<参考URL> AirVideo
こちらのソフトは常にパソコンを起動させておく必要あるのがデメリットですが、度重なるバージョンアップで使い勝手はますます向上しているので悩みどころです。次回はパソコン不要のNASにネットワーク経由で直結して視聴できるアプリを紹介したいと思います。