外出先からのテレビ番組リモート視聴が可能になったバージョンアップ当日、ついにnasneが逝ってしまいました。
本当は25日あたりにnasneの新しい機能について本ブログでレビューをしようと下書きをしていたところ、こんなことに・・・
システムソフトウェアバージョン2.50のアップデート中に、それは突然訪れました。
PS VITAからnasne Homeへアクセスして、アップデートへ進み、しばらく経過したのでnasneの様子をみてみると、電源ランプ(緑)、RECランプ(赤)、IPステータスランプ(オレンジ)の3色ランプが同時に点滅状態。
nasneもネットワーク上で認識されておらず、あわててnasne裏面上部ににある電源ボタンを長押しするものの、リセットが効かず、仕方なく電源コードの抜き差しで再起動をかける。
・・・しばらくすると、また同じ症状の繰り返し。
↓ 3つのランプが同時に点滅。リセットも効かないので電源コードを抜くしかない。
いろいろネットで調べてみると、このような状況は完全にnasneが故障してしまったと判明。
翌日、SCEのインフォメーションセンターへ電話をかけるも、「こちらで確認をするので本体を送ってほしい」とのこと。
もうこちら側でできることは何もない、ということ。
私のnasneは2012年7月の発売当初に購入した、いわゆる初期ロットでHDD破損不具合によるリコールがでたものだったのですが、当初奇跡的に不具合が発生しなかったため、交換することなくずっと使っていました。
長年便利に使っていたnasneですが、2年2か月で突然、ご臨終になりました。
しかも、待望のリモート視聴バージョンアップの当日に・・・(泣)
そして、長年撮りだめていたNHK朝ドラ、「カーネーション」「あまちゃん」「ごちそうさん」「花子とアン」なども一気に消えてしまいました。
(テレ東「吉木りさに怒られたい」も^-^;)
気になるnasneの修理対応は?
これも事前にネットでの調査でわかっていたことですが、基本的にはnasneについては修理はしないで、新品と交換対応になるとのことです。ただインフォセンターに問い合わせても、明確にその点については言及せず、「故障しているのかどうかを確認するため、nasneを送付。その後、修理が可能であれば修理するかもしくは代替品へ交換する」との回答。
送付は自分で着払いでもクロネコ集荷をSCEに依頼してもOK。
こちらの「nasneサポート」ページにある「nasneお客様カルテ」を印刷して必要事項を記載するか、メモしたものを同梱します。
nasne以外の商品はこちらのオンライン修理受付サービスより申込みますが、nasneはHDDに録画した番組の消去許諾など、いくつか確認点があるため、基本的に電話での申込みとなります。
でも実際は送付段階で、nasneの本体内蔵HDDと外付けHDDに録画した番組は視聴できなくなるのでそれに了解することと、修理代金10,260円以内の場合は連絡せずに代引きで新しいnasneをクロネコで送りつけることに同意するため、実質修理=交換と言っているようなものです。
新品交換の場合は聞くと上限の10,260円(税込)ですので、はなから不具合のあったnanseは細かく原因を究明するよりは、新品に交換する対応に統一しているのでしょう。
ちなみに、私はCECH-ZNR1Jの500GBですので現在販売されているモデルではないため、「在庫がない場合は、1TBになる可能性があります」とのこと。ネット上のユーザーの報告では全て500GB→1TBへの交換対応にも関わらず、「1TBになります」と明確に言わないのが気になるところですが、交換品が返却されてきた段階でまたここに追加で情報を記載します。
※現在販売されている1TB(CECH-ZNR2J)のユーザーの場合は10,260円(税込)ではなく、14,040円(税込)となるようです。
自宅NASのHDDも2年程度で交換しているので、このような常時稼働している商品寿命は2年程度とみておいたほうがよいでしょう。
とはいえ、何の前触れもなく突然故障するためダメージは大きく、将来的にはHDDではないクラウドベースの録画サービスがでてくることを期待したいところです。
※2014/10/5追記 nasne修理交換完了!
nasneの修理(交換)を依頼したのが金曜日の午前。
翌日にクロネコでの集荷(SCE負担)を電話でその場で依頼し、日曜日にはクリニックセンターへ到着。
月曜日から火曜日に日付がかわるまさに0時にメールでnasne出荷の連絡がありました。
火曜日午前中には新品nasne(予想通り1TBへのアップグレード)が届いたので4日程度で交換することができました。