ネックバンド式ヘッドセット「Q800」をモニターする機会がありましたのでレビュー。
最近の流行なのかこのネックバンド式や耳かけ型のヘッドセットが多くみられるようになりました。
かくいうわたくしも最近までは有線もしくは、カナル型イヤホンを使っていたのですが、どうしてもケーブルの取り回しが面倒で邪魔になってしまい、移動中に使うことはありませんでした。
耳全体を覆うオーバーヘッド型は暑苦しいし、髪型も気になるため好みではありません。
それほど音質も追及していませんので、やはり優先度は気軽に使えるヘッドセットです。
その点でもこの「ネックバンド式」のヘッドセットはなかなかの使い勝手の良さでした。
気になるネックバンド式ヘッドセットQ800仕様は?
<Q800の仕様>
・対応プロファイル:Bluetoot4.0, A2DP
・ペアリングは2台まで登録可能
・通信距離:10m(障害物無し) クリアな音声は5m推奨
・ノイズキャンセル:CVC6.0
・待機状態:約300時間
・通信状態:約12時間
・音楽再生時間:約10時間
・充電所要時間:約2時間
・電池:3.7V/180 mAH
・重さ:30g
・サイズ:135mm(W)*175mm(L)15mm(H)
仕様の中でまず目をひくのが、音楽再生で10時間(通話は12時間)持つのはなかなかロングライフバッテリーです。
ワイヤレスだとどうしても気になるのがバッテリーの持ちと充電時間です。
あまりにも充電頻度が多いと、毎回充電するのも面倒ですし、そのうち使わなくなってしまいがちです。
次に細部をチェック!
<ネックバンドの右側>
ネックバンドの右側(装着して右側)には、音量ボタン(+-)と受話ボタン、サイドにはスライド式の電源ボタン、そして充電用のmicroUSB端子がついています。
この部分にはバイブレーション機能もあり、電話着信があったときに振動するようになっています。
電源オン・オフをすると、ヘッドセットを装着していると「Power On」、「Power Off」と女性の音声でお知らせします。
<ネックバンドの左側>
ネックバンドの左側(装着して左側)には、再生・停止ボタン、スキップボタン(前後)があります。
いずれのボタンも凹凸があるので、実際に首にかけた状態でも手探りだけで的確に操作は可能です。
何よりもよかったのが、ネックバンドの先端にはマグネットがはいっているため、イヤホンがピタッっと(軽めに)くっつくようになっている点です。
もともとケーブルが長くないのでそのままたらしていても、だらしなく見えないのですが、イヤホンを収納できるようになっているのは見た目もすっきりするのでなかなかよいです。
ちなみにイヤホンのケーブルの長さはそれぞれのクリップをスライドさせることで長さを調整することができますので、お好みで。
ネックバンドはポリウレタンのケーブルになっているので、しなやかにフイットします。
長時間装着していても痛くはありません。
見た目、本体が光沢のあるプラスチックのため指紋が埃は目立ちやすいのが残念ポイントですが、機能面では及第点。
コストパフォーマンスにすぐれたネックバンド式ヘッドセットといえるでしょう。
実際に使ってみての感想・・・ネックバンド式、これはアリ!
今回のネックバンド式を実際に出張時に使ってみたところ、
1.首掛けなので、髪型やメガネを気にすることなく装着できる点
2.使わない時はそのまま首にかけておくことができる点(Q800はイヤホンが本体にマグネット吸着)
3.多少激しく動いてもはずれることはなく、しっかりと固定されている点
が大きな3つのメリットだということを実感しました。
形状的に収納しづらい面もありますが、ずっとく首にかけておけば問題なく、つけていることを忘れてしまう軽さです。
また有線ではなく無線(Bluetooth)であるため、音質面で気になるところですが、そこまで音質を追及するのではない方には必要十分なヘッドセットだと思います。
もちろん何か音楽をききながら歩いたりすると外部が遮断されるため、歩きスマホ同様に危ないので避けていますが、今ではちょっとした交通移動の合間はもちろん長時間移動時には欠かせないものとなっています。
なんといってもケーブルがなく、首掛けなので聴かないときはそのまま首にかけたままにしておけるスタイルがストレスフリーなんです。
また30gと非常に軽量なので、首肩の負担も感じられませんし、Yシャツの折れなども気になりません。
「装着性」の良さが最大のウリですね。
気軽にもって出かけることができるヘッドセットとしては、ネックバンド式はおすすめです。