最近では発売当初より価格が安定したこともあり、街の街頭でさえLED化が進んでいますがみなさんのお宅はいかがでしょうか?
いわゆる昔の白熱電球は寿命が約1000時間程度で、24時間ずっと点灯していると2か月は持たないため、すぐに交換する必要がありました。
地球温暖化防止・環境保護として、白熱電球の生産・販売を自主的にやめるようにとの政府要請もあり、2013年以降は国内メーカーでは生産が終了しています。
発売当初は電球1つに5,000円!?と驚くほどの価格だったLED電球ですが、最近では各メーカーから競って新しい商品がでていることもあり、価格がこなれてきて求めやすい値段になってきています。
我が家でもまず、当初ついていた白熱電球を電球型蛍光灯に交換し、さらに徐々に切れていったものからLED電球にスイッチしています。
ちなみに電球型蛍光灯は寿命が約6,000~13,000時間程度、LED電球にいたっては20,000~60,000時間程度と圧倒的に長寿命で、且つ電気代も白熱電球の1/5~1/10程度と省エネ設計です。
「LEDの選び方」についてはこちらの記事を参考にしていただくとして、最近では内玄関用、廊下用、お風呂用、ダイニング用など用途別に様々な機能付きLED照明が発売されています。
今回は私が購入検討中のユニークな機能付きLED電球・照明をピックアップしてご紹介したいと思います。
プラズマクラスター搭載のLED照明(トイレ用)で嫌なニオイ原因菌を除菌する
シャープが製造する「プラズマクラスター25000」搭載の「IG-GTA20-W」。
こちらはトイレ天井設置型の用途限定ですが、気になるトイレの臭いをあのプラズマクラスターで取り除いてくれるLED照明器具です。
この商品の素晴らしいところはLED照明付きで既存のソケットに取り付けるだけで、別途電源が不要な点。
また人感センサーを搭載しているので、トイレに入った人を感知すると電源オン。トイレからでると自動的にオフしてくれるので、電気の消し忘れも安心です。
気になる電気代は、24時間運転した場合で約1.8円/日。
(これは標準運転(LEDライト点灯)を2時間、強運転(LEDライト消灯)を22時間で運転した場合です)
プラズマクラスターのユニットは2年毎を目安に交換するそうですが、LED照明(電球色相当;明るさは485ルーメン)にほうは交換できないようなので寿命がきたら丸ごと新調するしかなさそうです。
ここがもっと気軽に交換できるようになると良いのですが。
光色と明るさの切り替え機能付きのLED電球 ダイニングで勉強もできる
最近ではダイニングで勉強するお子さんを持つご家庭も増えたということもあり、新しい機能付きLED電球が販売されています。
我が家でもダイニングは食卓に並べたお料理が美味しくみえるように電球色にしていますが、時々読書したり、書き物をしたりするときは暗いと感じます。
そんな時に便利なのが、既設の電源スイッチでLED電球の光色や明るさを切り替えることができる、1つのLED電球でシーンに合わせて光を切り替えることできる、1台2役の画期的なパナソニックのLED電球です。
ダイニング用の光色切替タイプ(昼光色/電球色相当) 、LDA9GKUDNWであれば、今の照明器具の電球と取り換えるだけで、スイッチ1つで簡単に光色を変えることができるのです。
勉強や読書時は昼光色で、食事時は落ち着いた電球色でと生活シーンによって切り替えて使います。
LED電球は手元全体を照らす、全光束 (ランプ単体の明るさ)タイプで、 明るさも昼光色時で 810 lm、 電球色時で 485 lmと必要十分な明るさです。
光色切り替えタイプにはダイニング向けと浴室向け、明るさ切り替えタイプには廊下向け(電球色相当)と廊下向け(昼光色相当)の全4種類が発売されています。
Bluetooth対応シーリングスピーカー カフェのBGMような環境を構築できる
数年前には、スマホと連携して音楽を聴くことができるNECの「CrossFeel」が発売されていましたが、Panasonicからもワイヤレススピーカーシステム、「SC-LT205-W」(ワイヤレス送信器付属)とスマホとの認証が簡単なNFC対応のモデル、「SC-LT200-W」(NFCタグ付属)が発売されています。
つまり、このシーリングスピーカーを使えば、自宅にいながらにしてカフェのBGMにように天井から音楽が流れる環境をつくることができるのです。
正確にいうと、LED照明ではなくシーリングスピーカーですが、既存のシーリングライトやペンダントライトを再利用できるのでお気に入りのLEDシーリングライトを組み合わせることができます。※取付できない照明器具はこちら
また照明配線器具を利用するため、特殊な工事も必要なく設置することができるがポイント。
天井にスピーカーをつけるとなると騒音が気がかりですが、気になる振動も特殊構造により打ち消されて上階には迷惑になりにくいように設計されているようです。
ユニットは直径440ミリ、厚さも38ミリ(突起部分を含めると72ミリ)の円形でやや厚みがありコンパクトとはいえず、スピーカーも5W+5W(実用最大出力合計値が10W)と非力なのは否めませんが、簡単に自宅をカフェのようなBGMを流れる場所にできるアイデア商品ではないでしょうか?
Bluetooth ver.3.0を搭載しており、対応する音声コーデックは一般的なSBCのほかにapt-Xをサポートしています。
煙と油と臭いを吸収する機能付きのLEDダイニング照明 焼き肉もOK!
煙も油も臭いもすべて吸い込んでくれるという業界初のLED照明が、LEDダイニングライト「クーキレイ(cookiray)」です。
特に難しい工事もひつようなく、一般の照明同様にひっかけるだけで設置が完了します。
価格はやや高めですが、これまで焼き肉を敬遠していたお宅でも、気にすることなく存分に楽しむことができるかもしれません。
直径約50センチのフードを使用しているので、公称、ニオイは80%カット、煙は90%カット、油は95%カットされるようです。
風量は弱・強・急速の3段階の切り替え方式です。
また明るさの調整も<暗く⇔明るく>の4段階、調色も<昼白色⇔電球色>の2段階と切り替えが可能です。
フードの種類もいくつかでているので、お部屋にマッチしたデザインのものを選べるのもポイント高いですね。
4層フィルターは定期的に交換する必要がありますが、照明はLEDであることはもちろん、省エネなDCモーターを採用しているので電気代もかさまみません。
ちなみに風量が弱:0.1円/時間、強:0.2円/時間、急速:0.3円/時間と経済的。
我が家ではこちらのクークレイFUL<ウッドブラック>が雰囲気よくマッチしそう。
よくよくメーカーをみたら、レンジフードでお世話になった富士工業さんの商品だったのですね。
ニッチな領域で圧倒的なシェアをとっている会社ですが、あったら欲しいなを実現する新しい商品開発力はすごいです。