お好み焼きといえば、関西。関西人のソウルフード。
外で食べるお好み焼きは美味しくて当たり前。自宅でも工夫すれば美味しく焼き上げることができます。
前回、「関西風お好み焼きを美味しくつくるコツ」でご紹介したお好み焼きは、なんと生地をふんわり仕上げるための「山芋」を使わずにつくる方法でした。
今回も山芋は使いませんが、その代わりに活用するのは「メレンゲ」です。
関西風お好み焼きを美味しくつくるコツ
だんだん涼しくなってくると食べたくなるのが温かい食べ物・・・ 関西人はやはりお好み焼きでしょ! ということでちゃっちゃっとフライパンでつくれる関西風のお好み焼(今回は豚バラ)のご紹介です。 山芋いれず、専用のお好み焼粉がなくてもこれだけの美...
メレンゲとはご存知の通り、卵白を泡立てたもので、このメレンゲを生地に使うことで”ふわふわ”なお好み焼きを誰でも簡単に焼くことができるのです。
メレンゲでふわふわお好み焼きのレシピ
メレンゲをお好み焼きの生地に使うアイデアはNHK「すイエンサー」で紹介されたもの。
ハンドミキサーを使ってメレンゲをつくるひと手間がありますが、ホットケーキのような、”ふっくらふわふわなお好み焼き”を食べてみたい!という方はぜひお試しください。
【材料(お好み焼き4枚分;2人前)】
- 薄力粉 150g
- 出し汁 150cc
- キャベツ 210g
- 卵 3個
- 天かす 9g
- 豚ばら肉 8枚(お好み焼き1枚あたり豚ばら肉2枚)
【作り方】
- 卵を黄身と白身に分けて、白身を泡立ててメレンゲをつくる。
※メレンゲをつくる時は砂糖をひとつまみいれると泡立ちやすくなる。 - 冷蔵庫1時間程度冷やして、水分を飛ばしたキャベツをみじん切りにする。
- 出し汁の中に薄力粉を加えて、よく混ぜ合わせて生地をつくる。
- みじん切りにしたキャベツの上に生地、メレンゲ、君、天かすを順番にいれて軽くなじませる。
※具材はスプーンで縦にきるように混ぜ合わせる。
※下からすくいあげるようにしてひっくり返して空気を生地に入れ込む(7回程度くり返し) - フライパンを熱し、4の生地を流して約2㎝程度の厚みになるように広げて、中火から弱火で3分焼く。
- 生地をひっくり返して、豚ばら肉を2枚並べて蓋をして3分蒸し焼きにする。
※この蒸し焼きによって生地からでた水分でふわふわになります。 - 蓋をとって、ひっくり返してさらに軽く1分焼く。
- 皿にのせて、ソース、マヨネーズ、青のり、鰹節をふりかけて出来上がり。お好みで紅ショウガをそえていただく。
※ソースを塗るときはスプーンの背面で伸ばすようにすると綺麗にまんべんなく塗れます。
メレンゲを使った生地で焼き上げたお好み焼きの断面です。
すごく分厚いのですが、中はふわっふわっで軽やかで何枚でも食べれますね。
メレンゲでお好み焼きの総評
メレンゲのお好み焼きは確かにふわふわで、非常に軽い感じがするので何枚でも食べれそうなほどです。
確かに美味しい。
ただ昔からお好み焼きに慣れひたしんだ私の舌には、あと一歩なにか足りないように感じました。
なんだろう・・・? もう少しずっしりと食べごたえのあるお好み焼きの方が御好みなのかもしれません。
このあたりは個人的な好みによるものかもしれませんね。
その点では以前紹介した、キャベツ超みじん切りにした出し汁少なめの生地で焼き上げた御好み焼きのほうが、好きかもしれません。
お好み焼き道の探求は続く・・・
関西風お好み焼きを美味しくつくるコツ
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