スマートフォンやタブレットなどで、様々なジャンルの最新号の雑誌やバックナンバーを読める、オンライン雑誌サービス。
毎月の雑誌の代金を節約しながら、持ち歩く必要もなく、いつでもどこでも読むことができるのでとても便利です。
各社から様々なサービスがリリースされていますが、オンラインの雑誌読み放題サービスは「楽天マガジン」か「dマガジン」が2強です。
これから新しく雑誌読み放題サービスを利用したい方、乗り換えを検討している方に向けて、楽天マガジンとdマガジンのサービスを徹底比較しました。
結論からいうと、コスパで選らぶなら「楽天マガジン」、雑誌を横断的に楽しみたい方には「dマガジン」がオススメです。
楽天のサービスをいろいろ使っていることもあり、貯まった楽天ポイントが支払いに使える「楽天マガジン」を3年以上使いつづけています。
「楽天マガジン」と「dマガジン」のサービス比較一覧
「楽天マガジン」と「dマガジン」について、簡単にまとめてみました。
特に気になるポイントを赤字にしています。
この表からわかることは、
- 「楽天マガジン」は料金が安く、課金体系や閲覧期間に柔軟性がある
- 「dマガジン」は記事単位での横断検索など、機能面で優れている
といえるでしょう。
楽天マガジン | dマガジン | |
料金(税別) | 月額380円 お得な年間プラン3,600円 |
月額400円 |
31日間無料体験 | ||
課金サイクル | 30日毎のサイクル課金 | 月額課金(1日~月末) |
雑誌数 | 450誌以上 | 450誌以上 |
支払い方法 | クレジットカード 楽天ポイント |
クレジットカード |
無料お試し期間 | 31日間 解約後、即閲覧不可 |
31日間 解約後、即閲覧不可 |
有料解約後の利用期間 | 有料期間であれば、 次の課金日前日まで利用可能 |
解約後、即閲覧不可 |
使える端末数 | スマホ・タブレット5台 パソコン2台の計7台 |
スマホ・タブレット5台 パソコン1台の計6台 |
使える端末の種類 | スマホ、タブレット、 パソコン(ブラウザ) |
スマホ、タブレット、 パソコン(ブラウザ) |
バックナンバー | 〇(雑誌により異なる) | 〇(雑誌により異なる) |
お気に入りの雑誌登録 | 〇 | 〇(最大50件) |
ブックマーク機能 | 〇(ふせん) 制限なし 配信期間終了後は閲覧不可 |
〇(クリッピング) 最大100枚まで 配信期間終了後も閲覧可 |
ダウンロード機能 | 〇(雑誌単位) | 〇(雑誌単位・記事単位) |
検索機能 | 〇(雑誌・記事単位) | 〇(雑誌・記事単位) |
ランキング機能 | 〇 | 〇 |
画面キャプチャー | 可(スクリーンショット) | 可(スクリーンショット) |
ポイント付与 | 〇楽天ポイント (還元率1%) ※要エントリー&年間プラン 初回限定1,000ポイント |
〇dポイント (還元率1%) ※要エントリー&WEB入会 初回限定400ポイント |
雑誌読み放題サービスを選ぶ3つのポイント
オンライン雑誌読み放題サービスを選ぶ時に、大切なポイントは3つあります。
- 配信雑誌のラインナップ数
- 閲覧アプリの機能や使い勝手
- 課金体系と閲覧可能期間
以下、順番にみていきます。
❶配信雑誌のラインナップ数(比較一覧あり)
雑誌の読み放題サービスで一番大切なのは、雑誌のラインナップです。
自分の読みたいジャンルの雑誌がカバーされているのかどうかについてチェックしましょう。
楽天マガジン | dマガジン | |
雑誌数 | 450誌以上 | 450誌以上 |
バックナンバー | 〇(雑誌により異なる) | 〇(雑誌により異なる) |
評価 | 5.0 ★★★★★ | 5.0 ★★★★★ |
取扱い雑誌数はどちらも450誌以上ですので、ボリュームでは差は感じられません。
一方で具体的な雑誌名でみてみると、共通の雑誌があるものの、微妙にラインナップに差があることがわかります。
シンプルに自分が読みたいジャンルの雑誌がどちらが多いかで選ぶとよいでしょう。
雑誌の入れ替わりは随時おこなわれているので、最新情報は公式サイトでのご確認をお願いします。
参考 「楽天マガジン」配信雑誌リスト
参考 「dマガジン」配信雑誌リスト
ジャンル別雑誌ラインナップの比較一覧
※準備中
❷閲覧アプリの機能や使い勝手
次に、実際に雑誌を読む時に利用する、アプリケーションの機能と使い勝手について比較してみます。
「検索・サムネイル表示機能」で比較
「楽天マガジン」、「dマガジン」とも雑誌の表紙をみて、読みたい雑誌を探すのが基本の使い方です。
いずれもジャンル毎に分類されているので探しやすくなっています。
とはいえ、雑誌の種類も数も膨大なので、自分が読みたい雑誌の探しやすさは大切なポイントです。
「検索機能」については、両サービスとも甲乙つけがたく、雑誌名と説明文や記事単位で横断的に検索することができるのが特長です。
また両サービスとも雑誌を閲覧中に、画面タップでページ一覧がサムネイル表示されるので、雑誌内の検索が使いやすいです。
この点では、「楽天マガジン」のほうがタップ数が少ないのですばやく該当記事へアクセスできます。
楽天マガジン | dマガジン | |
検索機能 | 〇(雑誌・記事単位) | 〇(雑誌・記事単位) |
サムネイル表示機能 | 〇 | 〇 |
評価 | 5.0 ★★★★★ | 5.0 ★★★★★ |
「特集・ランキング機能」で比較
独自サービスによる差別化では、「dマガジン」が一本リードしています。
「dマガジン」は雑誌を横断的にピックアップして編集した特集記事が「おすすめ」コンテンツとして提供されています。
いわゆるコンシェルジュサービスのような機能が提供されているので、普段読んでいない雑誌にも触れることができるのが特長です。
一方、「楽天マガジン」は雑誌単位で「トレンド記事」としてピックアップされています。
楽天マガジン | dマガジン | |
特集機能 | 〇(雑誌毎のピックアップ記事) | 〇(雑誌横断的な特集記事) |
ランキング機能 | 〇(雑誌単位) | 〇(雑誌・記事単位) |
評価 | 4.0 ★★★★☆ | 5.0 ★★★★★ |
「カスタマイズ機能」で比較
「楽天マガジン」、「dマガジン」とも自分が気に入った雑誌を「お気に入り」に登録することで、すぐに読みたい雑誌へアクセスすることができます。
さらに「楽天マガジン」ではアプリのホーム画面に表示できるジャンルを自分好みにカスタマイズ可能です。
楽天マガジン | dマガジン | |
カスタマイズ機能 | 〇 | - |
お気に入りの雑誌登録 | 〇 | 〇(最大50件) |
評価 | 4.0 ★★★★☆ | 3.0 ★★★☆☆ |
「ブックマーク機能」で比較
雑誌を読んでいて、気になったところや後から読みたい場合に便利なのが「ブックマーク機能」です。
雑誌で気にいったページを保存する機能は「楽天マガジン」では「ふせん」、「dマガジン」では「クリッピング」があります。
ブックマークできる数と保存期間によって、それぞれ一長一短あります。
楽天マガジン | dマガジン | |
ブックマーク機能 | 〇(ふせん) 制限なし 配信期間終了後は閲覧不可 |
〇(クリッピング) 最大100枚まで 配信期間終了後も閲覧可 |
評価 | 4.0 ★★★★☆ | 4.0 ★★★★☆ |
制限があるため、私はスマホにある基本機能「スクリーンショット」を活用しています。気に入ったページをその場で写真フォルダに保存して、後からまとめて分類整理しています。
「ダウンロード機能」で比較
ダウンロード機能とは、雑誌をオフラインで読めるようにアプリにダウンロードすることができる機能です。
「楽天マガジン」、「dマガジン」ともサービスもお気に入りに登録した雑誌の自動ダウンロード機能があります。
楽天マガジン | dマガジン | |
お気に入りの雑誌登録 | 〇 | 〇(最大50件) |
ダウンロード機能 | 〇(雑誌単位) 本体ストレージ、または SDカードに保存可能 (Androidのみ) |
〇(雑誌単位・記事単位) |
評価 | 4.0 ★★★★☆ | 4.0 ★★★★☆ |
「dマガジン」は雑誌単位だけではなく記事単位でのダウンロードや、WiFi利用時にだけダウンロードできるなど、通信状況によってい細かく設定できます。
あらかじめダウンロードしておけば、電波のない地下鉄エリアや飛行機の中でもオフラインで雑誌を読むことができますね!
❸課金体系と閲覧可能期間
最後に、課金体系と閲覧可能期間について比較してみます。
課金体系の比較
楽天マガジン | dマガジン | |
料金(税別) | 月額380円 お得な年間プラン3,600円 |
月額400円 |
課金サイクル | 30日毎のサイクル課金 | 月額課金(1日~月末) |
支払い方法 | クレジットカード 楽天ポイント |
クレジットカード |
ポイント付与 | 〇楽天ポイント (還元率1%) ※要エントリー&年間プラン 初回限定1,000ポイント |
〇dポイント (還元率1%) ※要エントリー&WEB入会 初回限定400ポイント |
評価 | 5.0 ★★★★★ | 3.0 ★★★☆☆ |
「楽天マガジン」は「dマガジン」と比べて、月額課金も安く、さらに年間プランにすることで月額300円(税別)とさらに安くなります。
年間契約でその差は1,200円です。
さらに楽天ユーザーであれば貯まった楽天ポイントを全額または一部充当することができます。
初回加入時のキャンペーンも随時開催されているので、あわせるとコストパフォーマンスは抜群です。
また支払いサイクルにも大きな差があります。
楽天マガジンは申込日を基準として30日間利用できます。
dマガジンは毎月1日~月末までの月額サイクルでの課金になるため、月途中にはいった場合は日割りもされず、まるまる一か月分の利用料がかかります。
閲覧可能期間の比較
支払いサイクルに加えて、閲覧可能期間でもユーザーに親切なのが楽天マガジンです。
楽天マガジン | dマガジン | |
無料お試し期間 | 31日間 解約後、即閲覧不可 |
31日間 解約後、即閲覧不可 |
有料解約後の利用期間 | 有料期間であれば、 次の課金日前日まで利用可能 |
解約後、即閲覧不可 |
評価 | 5.0 ★★★★★ | 3.0 ★★★☆☆ |
楽天マガジンは有料サービスを解約しても、翌月の課金されるまでは支払った30日間継続して雑誌を閲覧することができます。
一方、dマガジンは解約後すぐに閲覧できなくなってしまいます。
料金体系の柔軟性において、ユーザーファーストな「楽天マガジン」は一歩リードしていますね。
「楽天マガジン」と「dマガジン」サービス比較まとめ
以上、「楽天マガジン」と「dマガジン」を3つの視点で比較してきました。
それぞれの評価をまとめると次の通りです。
楽天マガジン | dマガジン | |
❶配信雑誌のラインナップ数 | ★★★★★ | ★★★★★ |
❷閲覧アプリの機能や使い勝手 | ★★★★ | ★★★★ |
❸課金体系と閲覧可能な期間 | ★★★★★ | ★★★ |
総合評価 | ★★★★★ | ★★★★ |
相対的な評価スコアとしては非常に僅差ですが、雑誌というコンテンツを楽しむ機能でみるか、かかる費用でみるかで、その特長は明らかです。
最終的には読みたい雑誌があるかどうかでシンプルに選ぶことになりますが、機能とコストをどちらを重視するのかでも選ぶサービスは分かれてくるでしょう。
いずれのサービスも31日間無料体験を申し込むことができるので、実際にアプリの使い勝手などを試してから、自分にあった雑誌読み放題サービスを選ぶとよいでしょう。
最後にそれぞれのサービスの特徴をまとめておきます。
「楽天マガジン」の特徴
「楽天マガジン」は年間契約することで料金が安くなり、またたまった楽天ポイントを支払いに充当できるなど、とにかくコスパを重視したい方にはぴったりのサービスです。
- 楽天会員で楽天ポイントをためている
- 女性や趣味のジャンルを中心に広く雑誌を楽しみたい
- とにかくコスパを重視したい
「楽天マガジン」をチェックする※月額380円または年額3,600円(300円/月)
※初回エントリーで楽天ポイント(1,000)還元!
「dマガジン」の特徴
「dマガジン」は、雑誌単位に加えて、関心のある記事単位で横断的な楽しみ方ができるサービスです。
- 興味のある記事単位で、雑誌を横断的に斜め読みしたい
- 「ことりっぷ」などの国内・海外旅行系の雑誌を読みたい
- スポーツ系、ムック系も豊富
※月額400円
※初回エントリーでdポイント(400)還元!