週末からLED水耕栽培器「Green Farm」でレタスを栽培開始しましたが、翌日ネット注文しておいたハーブの有機種子が届きました。
誘惑に負けて、同梱されていたレタスの種子から先行して栽培してしまったのですが、1か月後はこちらのハーブを4種類同時に栽培しようと思います。
今回購入した有機種子は、グリーンフィールドプロジェクトさんの
・ディル
・イタリアンパセリ
・コアリアンダー(パクチー/シャンサイ)
・スィートバジル
の4種類。 通常の種子よりも3割高ですが、オーガニックということでそのあたりは割り切りました。
メール便で10袋程度までは郵送できるようです。
そもそも有機種子とは?
実はわたくし、この種子を購入するまで有機種子なるものを知りませんでした。
有機種子とは、
・農薬や化学肥料を使わない
※一部の農薬を製剤化した微生物農薬等は生物的防除手段として使用が認められているようです。
・採取後の種に消毒をしない
・遺伝子組み換えを行わない
種子のことです。
つまり、環境への負荷をできる限り低減して生産されており、環境ににやさしい有機農業に貢献するものです。
有機種子にもオーガニック認証
種子にも厳格なオーガニック認証があります。
グリーンフィールドプロジェクトさんの有機種子は、有機種子認証のなかでも厳しいとされている「ヨーロッパ有機認証」を取得した有機種子です。 またグリーンフィールドプロジェクトさんもEU有機認証種子の取扱い企業として認証を受けている企業ですので、安心です。
有機種子の種類
種子には生産過程において、有機種子とそうでない種子に分けられますが、さらに固定種とF1種の2種類に分けられます。
以下引用。
固定種とは、親から子・子から孫へと代々同じ形質が受け継がれている種で、形質(味や形) が 固定されたものが育ちます。昔から続く在来種や伝来種は固定種のタイプです。 固定種は、自然淘汰のみで生まれた種と、人間が母本選抜を行いながら生まれた種が存在します。 現代ではあまり使用されなくなってきたタイプの種です。
一方、急速に普及が進んでいるのがF1種子(Filial 1 hybrid)、と呼ばれる種子で、直訳すれば”1世代交配”となり、一代雑種やハイブリッド種とも呼ばれます。 異なる親を交配させることで、次に生まれた子(第一世代の種)が親とは異なる新たな形質を持つ種子です。 この種子は対立遺伝子の両方を併せ持ち、一定に育つ特徴を持ちます。 異なる特性を持つ親を人為的に掛け合わすことができるので、生産量や食味の改善が進めやすいことから、現代最も多く使用されているタイプの種です。(遺伝子組換処理ではありません。)
今回購入した有機種子は固定種です。
固定種のメリットとしては、
①F1種に比べて、発芽の揃いや生育の揃いが悪いものの、収穫時期がずれるので長期にわたって収穫を楽しむことができる。
②味に特徴があり、野菜本来の独特の味わいが楽しめる。
③環境適応能力が一般的に高い。
④種の自家採取が可能なので、循環型の持続可能な農業が実践できる(種を何度も買う必要がない)。
が挙げられます。
LEDで水耕栽培(レタス編)その後
週末にセットした苗床ですが、翌日には早くも発芽。
本日3日目に突入し、LED証明もスイッチオンで発芽モードから通常モードへ移行しました。
3~4週間後には収穫できる状態になるようですが、いまから成長が楽しみです。