ある日突然、ノートPC「VAIO」を起動すると、以下メッセージがポップアップで表示されて、作業をすることができず困ってしまいました。
「このリチャージャブルバッテリパックは使用できないか、正しく装着されていない可能性があります。[OK]ボタンを押すと本機は休止状態に移行します。」
このメッセージが出力されると、メッセージ通りに「OK」ボタンを押して本体を休止状態にするしか方法はなく、ポップアップが常に表示されて他のアプリケーションを操作することが一切できなくなってしまうのです。
ちなみに、今回エラーを表示したVAIOはVGN-SZ74B/Bという2007年秋モデルでもう7年以上使っているノ-トPCです。
これまでにHDDを換装したり、OSをWindows 7に入れ替えりして延命させてきましたが、さすがに今となっては厳しいスペックです。
バッテリーも交換していないので、いよいよ寿命かもと覚悟していましたが、ひとまず次の方法で上記エラーを回避することができましたので、備忘録としてメモしておきます。
エラー回避の方法 ISB Utilityを停止
調べてみると、VAIO特有の現象のようで、基本的にはバッテリーの劣化が原因でそれを検知するVAIOの常駐プログラムにひっかかってしまうようです。
そのエラーを検知するプログラムは、バッテリー関連を制御する「ISB Utility」です。
こちらのインストーラーを再度実行することが解決できる他、今回私のようにこのプログラム(ISBMgr.exe)を停止することで初期起動時に読み込んで常駐することがなくなるため、エラーを回避することができるようです。
【ISB Utility停止手順】
①msconfigをコマンド入力して起動する。
※Windows7であれば、スタートボタン ⇒ プログラムとファイルの検索 ⇒ msconfigよ入力してリターンキー。
②「システム構成」画面がでるので、「スタートアップ」タブを選択する。
③「ISB Utility」の選択ボックスからチェックをはずして、適用を選択する。
これで常駐しないようになるので、上記エラーは表示されず普通に使えるようになります。
もちろんバッテリー劣化のためであるため(他にも互換バッテリーの場合もメッセージがでる場合もあるようです)、そろそろ新しいものに交換したほうがよいです。
ちょうど春モデルとしてでたばかりのXPS13の新モデル、「XPS13 Graphic Pro」が気になっているので、どうせならば新しいモデルに新調したいです・・・
5.2mmの超狭額ベゼルが採用されて、13型液晶パネルであるにもかかわらず11型ノートサイズです。
最近まではMacBook Airを検討していましたが、実際に量販店で展示されているモデルをさわってみてキータッチや液晶の見易さは確認済み・・・ なかなか物欲をそそる一品です。
先日タッチパネルでQHD+解像度3200*1800ドットというモデルも追加されたけれど、Core i5モデルでも必要十分。悩む。