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【DIY】バーチカルブラインドのポール連結部のプラスチック補修方法(樹脂粘土編)

樹脂粘土

自宅リビングの窓に設置しているバーチカルブラインドの羽根(ルーバー)を動かすための、回転操作棒(チルトポール)が少し前から不調でした。

わが家のバーチカルブラインドはいわゆる「ラインドレープ 両開きのループコード式」で、チルトポールはスラットの角度調整や開閉には欠かせない重要な箇所になります。

御覧の通り、接続部分のプラスチックカバーが経年劣化もあってか破損してしまい、操作用のポールが外れてしまいました。

左側のチルトポールがこちら。真ん中でまっぷたつに割れています。

チルトポール連結部補修4

右側のポールはさらにひどく、カバーの一部が欠落してしまっています。

チルトポール連結部補修1

これまでは目立たないように同色のビニールテープを巻いて使って結合するなど応急処置をほどこし、ごまかしごまかし使っていました。

しかしながら、最も力が入る部分であるため細心の注意をしながら使っていても、するりとはずれてしまうことも多く、ストレスに感じていました。

チルトポール連結部補修2

お手軽補修に最適なクラフト用の「樹脂粘土」との出会い

樹脂粘土

そこで、買い替えるまでの暫定処置として、よりしっかりとチルトポールを接合するプラスチック部品を補修する方法がないのか探していたところ、いくつかの補修剤候補が見つかりました。

「プラリペア」、「UVレジン」、「樹脂粘土」の3つです。

一般的に、プラスチック破損の補修材では「プラリペア」なるものがよく知られているようで、大小さまざまなものを補修している事例がブログなどで紹介されています。

ただ、扱い方は多少慣れが必要なようで、補修箇所に専用の粉を振りかけて注射器のような道具で硬化するための液体を注入して固めるプロセスが必要です。

また型取り用のパテを使えば、その部位が欠落していても新たにプラスチックをつくることができるなど、かなり有能な補修材です。

残念ながら、今回は破損した部品そのものが取りはずせない構造のため、粉状のパウダーをふりかけつつ補修することができず、断念しました。

もし部品が取り外せるのであれば、「プラリペア」はプラスチック補修材としては断然オススメの商品です。

次に「UVレジン」です。

こちらも補修個所にUVレジン液を塗り、固めるためには専用のUVレジンライトで照射する必要があるため、選択肢から外れました。

そして最後にのこったのが「樹脂粘土(ポリマークレイ)」です。

樹脂粘土は樹脂で作られたキメの細かい粘土で、よく伸びるため整形しやすいのが特徴です。

また自然乾燥することで硬化するため、折れや曲げにも強い素材です。

それでいて、乾燥後はプラスチックのような滑らかな質感になります。

ハンドクラフトブームもあってか、スマホ等のデコやアクセサリー作りなどで使われるクラフト素材としてメジャーになりました。

今回は、この「樹脂粘土」を使って補修することにしました。

扱いやすく、しかも格安だったからです。

最近ではダイソーなどの100円ショップでも扱われるようになり、ますます身近な素材になっています。

ダイソーでは30gで100円ほど。
少量ですが気軽に試すことができる値段ですね。

色も何種類かありますが、今回はベーシックなホワイト色を選びました。

プラリペア以外は100円ショップで購入することができます。

尚、残った樹脂粘土は空気に触れないように保管しておきましょう。

樹脂粘土をラップに包み、さらにその上から湿らせたキッチンペーパー等で包んで、ジップロック等の密閉できる袋に入れて保管します。

樹脂粘土(ポリマークレイ)での補修効果は?

樹脂粘土はとてもやわらないので、少量ずつ手に取り、補修個所に伸ばしつつつけることで、整形しやすくなります。

こちらが補修後の状態。

3日程度はまだ粘土外部はしっとりとしていますが、徐々に乾燥して硬化していきます。

4日目になるとほぼ固まり、水分が抜ける分、ややサイズが小さくなります。

チルトポール連結部補修5

実際の強度のほどは経過観察しないとわかりませんが、ここ数日使ったところではチルトポールとしてルーバーの調整と開閉ができています。

バーチカルブラインドを新調するまでの当座の利用になってしまいますが、意外と安価に、且つ見栄えよく処置ができたので満足しています。

樹脂粘土はクラフトに限らずいろいろ活用できそうですね。

dalahast
dalahast

樹脂粘土で簡易的に補修してから、もう3年近くたちますがまったく不具合もなく、快適に使えています。
良い意味で、すっかりブラインド交換する機会を逸しています。

その後の経過状況・強度は?

補修からちょうど3年ほど経過したこの秋、補修したチルトポールの連結部の樹脂粘土にヒビがはいりました。

バーチブライドの幅が広いので、どうしてもポールの連結部にはかなりの負荷がかかるようで、ひとまず今回も同様にダイソーの樹脂粘土を買ってきて補修することにしました。

固形化した樹脂粘土はそのままではびくともしませんので、ティッシュなどに水を含ませたものを樹脂粘土の部分をくるみ、ラップで密閉、しばらく放置すると柔らかくなります。

あとはハサミなどを使い、削りながらきれいに取り除くことができます。

左右2本あるチルトポールの右側が新しく樹脂粘土をつけかえましたが、左側もややひびが見受けられたので、こちらはそのまま樹脂粘土をかぶせて補強。

100均で樹脂粘土30g・110円、連結部2カ所であれば1個あれば十分です。
格安で応急処置(3年は耐用性あり)できるので、やってみる価値はあると思いますよ。

dalahast
dalahast

わが家のバーチカルブラインドも10数年経過。
応急処置で寿命をのばしてきましたが、そろそろ汚れも目立ってきたので、次は買い替えを検討中です。
候補としては、不透明ルーバーとレースルーバーをL字に配置、遮蔽と採光を自在にコントロールすることができる「バックレーススタイル」や「電動式」あたり。

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この記事を書いたのは

dalahast_shikaku2

dalahast(ダーラヘスト; @dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
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