これから梅雨の季節になりますが、雨天時の通勤通学ほど、気分がめいることはないのではないでしょうか?
電車の通勤では長傘は周りの迷惑になりがちなので、私は基本的にコンパクトな折りたたみ傘を愛用していますが、小ぶりさゆえ、強めの雨や風が強いと傘が反転してしまって使い物にならないこともしばしば。
また折りたたみ傘だとビジネスリュックがびしょびしょに濡れてしまうため、できれば折りたたみ傘でも体とリュックをすっぽりと隠れるぐらいの大きさと強風でも反転しない、折りたたみ傘を探していました。
今回、日本ポステック株式会社様より、そんな私の悩みを解決できる折りたたみ傘「Portobello」のサンプル品のご提供いただきましたので、良い点悪い点含めて徹底的にレビューしたいと思います。
折りたたみ傘「PORTOBELLO」の概要
個人的に注目したポイント
- 所有感をくすぐるスタイリッシュなデザイン
- ワンタッチ自動開閉で使いやすい
- 長傘に匹敵するサイズ感
- 強風でも反転しづらい構造
- 360度回転する傘地で衝突を回避
折りたたみ傘としては長傘並みの大きさと強度を兼ね備えた、都会的なデザインが印象的な自動開閉式の折りたたみ傘です。
重量感(550g)は否めませんが、持っていていざというときでも安心の堅牢性と機能性がポイントです。
製品仕様をチェック
製品名 | Portobello(ポルテベロ) |
傘のサイズ | 開いているとき φ116cm x 68cm 閉じているとき φ10cm x 36cm |
傘カバーのサイズ | 28cm * 7cm |
傘の重量 | 550g |
傘布素材 | ポリエステル 100%(ファイバークロス) |
傘の素材 | ハイカーボンスチール、グラスファイバー(FRP) |
カラー展開 | 5色展開(ブラック、カーキ、パープル、グリーン、ブルー) |
折りたたみ傘「PORTOBELLO」レビュー
デザイン性:スタイリッシュで所有感くすぐる
「Portobello」は台湾のデザインチーム「A.Brolly」が手掛けた、トラッドスタイルの中にも都会らしい洗練されたデザインで所有感をくすぐる折りたたみ傘です。
傘袋底はビビットカラーでA.Brollyのロゴがワンポイントではいっています。
トラッドの中にも遊び心を感じるところ。傘袋にカラピナがついているので、濡れた傘を収納してカバンの中が濡れそうで心配な時は、カバンなどにもぶらさげることができます。
サイズ感:長傘に匹敵するカバー率で濡れない
「Portobello」は折りたたみ傘ですが、開くと大きめの長傘に匹敵するほどの直径116cmになる大きな傘です。
一般的な折りたたみ傘は小ぶりで、あくまでも非常時に備えての持ち運び用の傘なので、強めの雨の時は濡れてしまいますが、「Portobello」なら十分にカバーするので土砂降りの時でも安心です。
大人2名に子供1名を十分カバーできるほどのサイズ感とのことで、ビジネスリュック愛用者としてはリュックを背負った状態でも濡れない大きさで、日常的に使える傘としてうれしい限りです。
ユーザビリティ:ワンタッチで自動開閉で楽々
持ち手のボタンを押すと、親骨が自動開閉します。
傘を開くときだけではなく、閉じるときもワンタッチなので、例えば車の乗り降りや手荷物で片手がふさがっているときはとても便利に感じています。
耐風性:強風でも反転しづらいダブルキャノピー構造
「Portobello」は、傘布を二重に重ねることで”風の逃げ道”を作り、傘の反転を防ぐ特殊設計になっています。
いわゆる「ダブルキャノピー」といわれる構造で、内側の隙間から風が通り抜けるため、強風でも風をうまく逃して、傘の反り返しを防ぐ効果があります。
一般的に1枚貼りの傘の場合、強風にさらされると反り返ったり、傘骨が破損してしまいますが、ダブルキャノピーの傘なら安心です。
傘の反転を防ぐ特殊設計のおかげで、急な突風や豪雨にも安心して使うことができます。
傘布は9センチほど互いに重ねられているので、隙間があっても外側から雨が入り込む心配はありません。
「ダブルキャノピー」はアウトドアスポーツのゴルフ傘でもよくみられる構造です。
堅牢性:軽くて強いグラスファイバー
「Portobello」は、ハイカーボンスチールの親骨も8本でしっかり傘を支え、先端部分は弾力性にあるグラスファイバー(FRP)を使っているので、しっかりと強固です。
傘骨に強度の高いグラスファイバーを使うことで、アルミよりも軽く、金属よりも錆びづらく、比曲げ剛性が高くなるメリットがあります。
しなやかだけど、折れにくいのがグラスファイバー性の傘骨のメリットです。
機能性:360度回転して衝突をやんわり回避
「Portobello」は、傘地が360度回転するので、傘の衝突を回避する構造になっているのも特徴的。
回転する傘といえば、過去ユニクロの回転する傘を使っていたことがありますが、正直なところあまり機能しませんでした。
ユニクロの回転する傘は、”回転軸を起点に傘骨が回転するので強風時にも大丈夫!”とのふれこみでしたが、実際に使ってみると傘はスムーズに回転することもなく、それどころか傘が反転してしまって普通の傘とは変わらず・・・と散々な状況でした。
さらに回転軸のほうに重さがある分、傘全体のバランスでみると上方に重さを感じるため、ふらついて持ちづらくて使うことをやめてしまった経験があります。
その点、「Portobello」はダブルキャノピー構造で反転しづらくなっており、全体的な重量バランスもとれているので、傘を手にもってかさずと長傘をさしているかのような安定感があります。
撥水性:撥水加工でUVカット効果も備え機能的
「Portobello」はペットボトルをリサイクルした生地を使用しているので、地球環境にも配慮したやさしい傘。
機能面でも傘生地は超撥水加工のポリエステル100%で水はけもよく、一振りで傘についた雨粒を落とすことができるので、傘の収納時もストレスなくスムーズ。
また、UPF50+で紫外線防止効果もあり、雨傘だけではなく日傘としても使えるのもポイントです。
まとめ:ビジネスマンにオススメ!雨の日が快適になる、自動開閉式折りたたみ傘
長傘並みの大きさと強度を兼ね備えた、自動開閉式折りたたみ傘「Portobello」。
一般的に折りたたみ傘は長傘に比べて、強風に弱いイメージがありますが、ダブルキャノピー構造で強固そのもの。
折りたたみ傘としてはやや重さがあるものの、カバーする面積が大きく、どんな雨のときでもしっかり、雨をふせいでくれます。
これからの梅雨や台風シーズンでも長傘のような安心感と安定感を感じる折りたたみ傘としておすすめです。
「Portobello」で雨天時の通勤通学がより快適になることでしょう。
デザインもよく、私はビジネスリュックのサイドポケットに差し込んでいます。
大きめのゆったとした折りたたみ傘を探している、ビジネスマンにはぴったりです。