小田原の春の魚として、有名な「鯵(あじ)」。
回遊する鯵と違って、沿岸に居ついていることから”根つきのあじ”とも呼ばれ、通常の鯵よりも身も太り、脂身が豊富で旨味をたっぷりと含んでいるのが特徴です。
新鮮な春の魚あじが手に入ったので、この時期甘味があり柔らかい春キャベツ、そして瑞々しい新ジャガイモを使い、コロッケに仕立てました。
ジャガイモには梅のたたきを加えることで仄かな酸味を加えています。
小田原の鯵コロッケ(アジコロッケ)のレシピ
【材料(2人前)】
・あじ 2尾(三枚おろし)
・ジャガイモ 300g~ 2個
・たまねぎ 50g~ みじん切り
・青じそ 8枚
・梅干し 2~3個 たたき梅
・塩、こしょう 少々
・小麦粉 適量
・溶き卵 適量
・パン粉 適量
・春キャベツ 適量(千切り)
【作り方】
1.あじは三枚におろす。
2.たまねぎはみじん切りにして、フライパンにバターを熱して炒める。塩・こしょうを軽くふる。
3.梅干しは種を取り除き、包丁でたたきペースト状にする。
4.キャベツは千切りにしておく。
5.ジャガイモはよく洗い、耐熱ボウルにいれて、ラップをして電子レンジで加熱する(加熱時間は大きさにもよるが2~3分程度、竹串が通るまで温める)。粗熱がとれたら皮をとり、芽を取り除いておく。
6.ボウルの中でふかしたジャガイモをマッシュ、そこへ2で炒めたたまねぎと3のたたき梅を混ぜ合わせる。
7.1のあじの形よりも大きめに6を成形して、上に青じそ→あじをのせて、コロッケ状にする。
8.7を小麦粉→溶き卵→パン粉の順につけて、サラダ油またはオリーブオイル(180度程度)でこんがり揚げる。
※両面、こんがりと焦げめがつく程度に揚げる。
9.皿に千切りキャベツと一緒に盛りつけて完成。お好みでトンカツソース等でいただく。
※食べやすいサイズに切り分けました。
dalahastのつくってみたポイントや感想など
・梅たたきではなく、カレー粉を少々加えてもよい。
・三枚おろしではなく、それをさらにたたいたものをジャガイモに混ぜ合わせてもよい。
春らしい食材をつかった旬なコロッケは、梅と青じその香りよく、サクサク美味しい。
鯵の身もホクホクです。
行楽のお供に、お弁当のおかずにもぴったりです。
オススメ度:★★★★★