昨年末にnasne用の増設HDD(2TB)を購入し、12月のPS VITA用torneリリースもあって、ようやくnasneを本格的に利用する環境が整いました。
あとはnasne用のPC増設BD/DVDディスクドライブを購入して、書き出し環境を構築すればよいだけです。
果たしてそこまで書き出して保存したい番組があるのかどうか。^-^;
現在のnasneを中心したホームネットワークの構成図(動画視聴限定)です。
◆トータルコストは単体レコーダーには負ける。
ただよくよく考えると、nasne(*2 ダブルチューナー)+BD/DVDドライブ+DLNA(DCP-IP対応)メディアプレイヤー+書き出しソフト+増設HDD+無線LANコンバーターのトータルコスト(約7万円)を考えると、PS VITA(ライブ放送も含め)でみたいという要望がない限り、単体のBD HDDレコーダーを購入したほうがよさそうです。
iPad、iPhone、Android タブレットでも無料アプリのTwonky Beamを使えば録画番組は視聴できますし、DLNA対応のクライアントをのせたTV(BRAVIA等)でネットワークに接続できる環境であれば、nasne上のコンテンツは視聴できますので・・・
例えば外へ持ち出したり、風呂やプレイベートな空間でVitaを使ってTV視聴したいユーザーにはおすすめですが、それ以外はレコーダーを買ったほうがトータルコストは安くすむと思います。
単にテレビを録画して消すのであれば安価なHDDレコーダー一択です。
◆nasneの魅力は?
nasneの魅力は家庭内ネットワークを構築しているユーザーには、PS VitaやPS3を所有しているユーザー、そしてソマフォやタブレットを所有しているモバイルユーザーにとっては1つのソリューションになります。
上の図のように、iPadやiPhoneからDLNA(DCTP-IP対応)の無料アプリTwonky Beamをインストールすれば、少なくとも(動作が多少もたつくものの)nasne上の録画番組を視聴することもでき、またブラウザー上のCHANTORU経由で番組の予約もできます。※AndroidタブレットのNEXUS7ではライブ視聴も可能との口コミあり
またDLNA対応テレビであればnasneへのアクセスも可能です。
BRAVIAではクロスメディアメニュー上でnasneは認識され、録画した番組やライブ視聴が可能となります。
ただ録画コンテンツを視聴後消去しようとしてもBRAVIAからはレコーダーのようにその場で削除できないため、少し不便に感じます。
これはテレビに限らず、基本的にPCやスマフォ、タブレットのブラウザーからCHANTORUにアクセスして、番組を削除するしか方法はありません。
◆torneで活きる! モバイルデバイスとしては使い勝手NO.1のPS Vita
一方でPS Vitaのtorneであれば、さくっと起動させて、さくっと視聴、さくっと削除、評判の良かったPS3 torneのみやすい番組表からさくっと予約録画もできるので非常に便利です。
動作もPS3のtorneと間違えるほどのさくさく動き、番組視聴と予約にはストレスを感じません。
torune PS Vitaは2013年2月27日までであれば無料でダウンロードできますが、その後有料で販売される予定です。ただ予定価格の800円でももとは十分にとれるアプリだと思いますし、正直このアプリによって眠っていたVitaを起動させるきっかけにもなりました。
PS Vitaが眠っているユーザーには特におすすめのアプリケーションです。
あとは著作権の問題もあるかと思いますが、かつてソニーが開発したロケーションフリー(通称ロケフリ)の機能が実装されて外出先からもnasneにリモートアクセスできれば、まさに神ハード&アプリになるのでぜひお願いしたいところ。
◆余談(BRAVIAのテレビ番組表からルームリンク経由でnasneへの予約)
上図の通り、BRAVIAのルームリンク(DLNA)機能を使って、ネットワーク上のBD HDDレコ(BDZ-RX100)は認識していて、BRAVIAの番組表からBD HDDレコーダーへ直接予約録画を設定することができます。
一方でnasneも同ネットワークに存在するもののBRAVIAから直接nasneへは予約をすることができません。
BRAVIAの番組表から予約したい番組を選択すると、録画先としてBDZ-RX100とnasneが表示されますが、残念ながらnasneを選択してもエラーとなって録画先として設定することができませんでした。
BRAVIAの番組表からの録画をnasne側で対応してもらえると、より便利になるのですが無理なのでしょうか・・・
外出先からはCHANTORU経由で予約、自宅ではもっぱらPS Vitaのtorneをnasne用の予約デバイスとして活用中です。
Vita本来の使い方はどうなの?ということは別として・・・苦笑