ちょうど1年前の今頃、リビングのテレビ「BRAVIA KDL40W5」(2009年モデル)に付属していたリモコンの調子が悪く、分解して掃除したら改善した!(正確にはたまたま分解中になおったのだが)記事を書きました。
この標準リモコンはRMF-JD006は型番の頭に「RMF」がついていますが、最近は主流になった赤外線のリモコン(型番がRM)と比べて、無線方式のため、特にテレビにむける必要もなく操作できるため大変重宝しておりました。
またお気楽リモコンという名の通り、BRAVIAリンク対応(HDMI機器制御)なのでソニーのTVやBD/HDDレコーダーとも連携して1つのリモコンで操作できるのも人気の要因です。
このブログにはちょうど私と同じように、この無線方式のリモコンを愛用する方がたくさんいるためか、上記記事を閲覧する方も多く、今回はほとんどの人にとっては大変マイナーな情報のアップデートとなります。
無線方式のお気楽リモコン「RMF-JD002」に買い替えました
その後、だましだましに使っていたお気楽リモコンですが、ついにボタンを押しても反応速度が鈍くなり、ストレスMAXになったため、代替品を購入しました。
購入したリモコンは同じくお気楽リモコンの廉価版?で唯一市場在庫が残っている「RMF-JD002」というモデルになります。
こちらの型番もすでに製造はされておらず、今市場にでまわっているものだけのようですので、無線方式でなければ絶対いや!という方はお早めにご購入することをおすすめします。
但し注意点としては、RMF-JD006とJD002では完全にフルコンパチブルなリモコンではないこと。
詳細は各リモコンの機能をマニュアルで確認していただければと思いますが、例えばJD006にあったアクトビラボタンはなく、JD002ではVODボタンがあるものの代替ボタンではないとか、下の写真のように、下部パネルに隠れているHDDレコーダーのシーンセレクトなど一部録画機器を操作するボタンが限定されているなどです。
私の場合は特にこちらの機能は使っていなかったので、基本テレビ操作ができ、HDDレコーダー(BDZ-RX100)の「見て録・見る・予約する」の3つのボタン、そして字幕・音声切り換えボタンさえ使えればまったく問題ありませんでした。
もちろん、この無線方式ではなく赤外線のリモコンであれば、同じソニー製のもので互換性のあるリモコンは販売されていますのでご安心を。無線方式が約5,000円程度とたかがリモコンにしては高めの価格設定ですが、赤外線方式であれば半値とはいいませんが、かなりお安いです。
私のKDL-40W5であれば、こちらのリモコン一覧より、「RM-JD015」が互換リモコンです。ソニーへ直接メールで注文するか、Amazonなどでも購入することができます。
無線方式リモコン交換後は新規登録が必要!
意外と知られていないことですが、赤外線のリモコンと違って、使用にあたって無線方式のリモコンはテレビや操作機器への事前登録が必要です。
これが付属説明書が中途半端というか途中からしか記載していないため、交換品を購入したユーザーが一番頭を悩ませることになっている模様。かくいう私も少し手間取りましたので、ここに共有メモとして記録しておきます。
まずはBRAVIAに新しいリモコンを登録する
わが家のBRAVIA(KDL-40W)の場合、TV画面からホーム画面に切り換えます。
次に、クロスメディアバーのメニューより、一番左にある「設定」より、「かんたん設定」→「マルチリモコン登録」を選択します。
こちらでリモコンの登録や削除を行うことができます。
ここで「マルチリモコン登録」を選択して、今回は新しくリモコンを登録するので「登録」ボタンを選択。
すると、TV画面に
登録するマルチリモコンの「TV」ボタンを押しながら、「戻る」ボタンを押し続けてください。
と表示されるので、指示通りにマルチリモコンの「TV」ボタンを押したまま、「戻る」ボタンを押し続けます。
うまく押すと、TVボタンが早く点滅した状態になります。
この時の注意点としては、先にTVボタンを押したままにしておくことで順番が逆ではだめです。またマルチリモコンをテレビ前面の「SONY」マークに近づけたまま作業してください。
テレビ画面に「登録を完了しました」と表示すれば登録完了です。
正しく登録された場合、TVボタンが2回点滅してから消灯します。逆にNGの場合は5回点滅してから消灯します。
HDDレコーダー(BDZ-RX100)に新しいリモコンを登録する
同じリモコンで操作するためには、こちらもTVのBRAVIA同様にHDDレコーダーに新しいリモコンを直接登録する必要がああります。
方法はほぼ同じですが、押し込むボタンが今度はTVではなく、録画機器になります。
まず本体電源を一度切ってから、操作を行います。
登録するマルチリモコンの下部パネルをあけて、「録画機器」ボタンを押しながら、「戻る」ボタンを押し続けてください。
次にBDZ-RX100の場合、機器前面の左側、時計表示のある部分にリモコンをむけて操作します。
距離にして30㎝前後あれば大丈夫です。
同じく、「録画機器」ボタンが早く点滅するので、そこでリモコンの数字ボタンの「1」を押します。
「録画機器」ボタンが点滅から点灯状態になりますので、最後にリモコン中央にある「決定」ボタンを押して完了です。
正しく登録された場合は、「録画機器」ボタンが2回点滅してから消灯し、NGの場合は5回点滅した後、点灯し続けます。
交換後は快適そのもの
この快適さ!体験するとなかなか赤外線には戻れません。早く買い替えれば良かったと後悔しています。
RMF-JD006とRMF-JD002はサイズもFelicaポートがない分、スリムで軽量(体感でJD006の2/3程度)、持ちやすいです。
さすがに対応BRAVIAも5年以上も経過すると、お気楽リモコンの市場在庫も僅少になってきているようですので、欲しい方はお早めに。