韓国料理では定番の1つ、サムゲダン(参鶏湯)。
本来は鶏まるまる一匹を使って、おなかの中に漢方食材である高麗人参やニンニク、ナツメグなどと一緒に煮込んでつくる栄養価の高いスープです。
今回は自宅でも簡単にできるように、手に入れやすい「鶏もも肉」を使いました。
そして、じっくりコトコト煮るのもよいですが、「炊飯器」を使って時短します。
最近では電気調理なべもあるので、そちらをつかってもよいでしょう。
味つけはシンプルに、生姜、ニンニク、そして塩のみ。
食べるときにお好みでごま油などをたらしてもよし。
また、温かいスープにご飯を浸して食べても絶品です。
夜寝る前にセットして、朝出勤前にスープジャーに移し替えて、ランチでいただくのもいいですね。
体の内側から元気になる韓国の滋養スープ。
夏バテ防止だけではなく、ぜひこの寒い冬にも試してみたいスープレシピです。
炊飯器でつくる簡単サムゲタン(参鶏湯)のレシピ
【材料(二人前)】
- 鶏もも肉 1枚(骨付きもも肉だとなお良し)
- 大根(1/5本を乱切り)、または冬瓜(1/6個を一口サイズ)
- 生姜 2片(みじん切り)
- ニンニク 1片(すりおろし)
- 長ネギ 20㎝(斜めの薄切り)
- もち米 大さじ1と1/2(なければ生米)
- 松の実、またはピーナッツ 大さじ1(なくても可)
- 水 (すべての材料をいれてから、目盛で3合)
<スープの素>
- 鶏ガラ顆粒スープの素 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
<トッピング>
- アサツキ 適量(小口切り)
- 白ごま 適量
- 糸唐辛子 適量(なくても可)
- ごま油 適量(食べるときにお好みで加えてもよい)
【作り方】
- 生姜はみじん切り、ニンニクはすりおろし、大根(冬瓜)はひと口サイズの乱切り、長ネギは斜め薄切りにしておく。
- 鶏もも肉は半分にする(皮はそのまま)
- 炊飯器に1の生姜、にんにく、大根、2の鶏もも肉、松の実(ピーナッツ)をいれる。
- 水を3合の目盛までいれ、スープの素である鶏ガラ顆粒、塩を加えてかるくまぜる。
- 炊飯器で白米同様に炊く。
- 炊きあがったら、鶏モモ肉を取り出し、皮を取り除き、細かくほぐして戻す。
- 薄く斜め切りしたネギを加えて、塩で味を調える。
- しばらくおいたら、器にもりつけ、アサツキと白ごまをちらし出来上がり。
- お好みでごま油をまわしかけていただく。
- 白いご飯を浸しながら食べても絶品です。
dalahastのつくってみたポイントや感想など
トロトロのスープが胃にやさしく、疲れた時にもぴったりなスープです。
大根や冬瓜などを加えるとよりボリュームアップ。
白いご飯を少し浸しながら、スープご飯ぽくいただくのもオススメです。
1.鶏もも肉は皮つきのまま炊飯器で炊き上げた後、皮を取り除き、細かくほぐすと味がしみわたり美味しいくなる。
2.ニンニクはお好みで。加えるとより味に深みがでます。
3.お好みでごま油をまわしかけると風味が増します。
オススメ度:★★★★★