「北京ダック」は中国の宮廷高級料理の1つ。
家庭で手軽につくるために、今日は鶏もも肉をつかってコスパ抜群!ボリューム満点!巻いて楽しい鶏肉の北京ダック風をつくってみました。
鶏もも肉は低温弱火でしっかり油をまわしかけながら焼くことで、皮もパリパリで美味しいなんちゃって北京ダック風になります。
具材をまくためのバオピン(包餅)は小麦粉から練って伸ばし、蒸すなんて手間もかけません。
市販の春巻きの皮(生ではなく一度焼いてあるもの)を使えば、簡単に主役料理になります。
パーティーメニューのひとつとして、つくってみてはいかがでしょうか?
鶏もも肉で北京ダック風のレシピ
【材料(2人分)】
・春巻の皮(モランボン) 6枚
・もも肉(中) 1枚
・きゅうり 1本
・ねぎ(白部分) 1/2本
・香菜 適宜
・はちみつ 大さじ1
・甜面醤 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・五香粉 少々
・塩 小さじ1/4
・酒 小さじ1/4
・こしょう 少々
・ごま油 大さじ2~3
【作り方】
1.鶏もも肉を常温に戻し、塩・酒・こしょうをまぶす。
2.鶏肉と同サイズの小さなフライパンにごま油を入れ、鶏肉の皮を下にして入れる。中火にかけ、温まったら弱火にする。フライ返しで押さえつつ焼き、
縁が白くなってきたら(6~8分)、フライパン中の熱い油をスプーンですくってかける(2~3分間)。鶏肉を返し、裏も1分程焼く。
3.竹串を刺し、肉汁が透き通っていたら出来上がり。火を止め、フライパンに入れたまま1~2分置く。食べやすいサイズに切る。
4.きゅうりは5cm長さの細切り、ねぎも5cm長さの白髪ねぎにする。香菜は食べやすいサイズに切る。
5.はちみつ・甜面醤・しょうゆ・五香粉を混ぜてタレを作る。
6.春巻の皮は三角になる様に半分に切り、1枚ずつ折りたたむ。
7.大皿に盛り付け、春巻の皮で具を巻き、タレをつけていただく。
鶏もも肉で北京ダック風の食べ方
春巻きの皮は既製品を使うと時短になります。
乾燥防止のため、食べる直前までラップをかけておくとよいでしょう。
まず、この春巻きの皮をお皿にひらいて、白髪ネギ、キュウリ、コリアンダー、鶏もも肉をのせます。
次に左側から皮をたたみ、右側からも皮をたたんで、くるりと具材を包みます。
きれいな三角錐状にします。
あとは食べるだけ!
鶏もも肉と春巻きの皮だけで簡単にできるなんて、ちょっと感動。
五香粉香る、甘辛いタレがいい感じでアクセントになっています。
dalahastのつくってみた感想やポイントなど
1.鶏肉に切れ目は入れず、常温に戻し、多めの油で弱火でじっくり中まで火を通すことで、時間がかかるが皮パリ&ジューシーな仕上がりに。
2.春巻の皮は、そのままで食べられるもの(モランボン等)がおすすめ。
3.五香粉をタレに加えることで、独特の風味により格段に味がアップ!わが家では欠かせない調味料のひとつです。
オススメ度:★★★★★