2012年購入以来、7年にわたって愛用していた無印良品の縦型オーブントースターが故障したので、その買い替えです。
縦型オーブントースターとしても、無印良品のトースターとしても2代目になります。
すでに1年の補償期間もきれており、値段的にもわざわざ修理にだす手間暇を考えれば、無印良品の10%OFFキャンペーンもあり、安価に入手することができました。
※2019年2月に販売価格の見直しでさらにお安くなっています。新型リリース間近の在庫処分かもしれません。
無印良品の縦型オーブントースター(MJ-OTL10A)レビュー
7年ぶりの買い替えでも縦型のオーブントースターを選びましたが、新しいモデルと旧モデルとは機能面で差があるわけではありません。
基本的な仕様は同じですので、無印良品のトースターはそれだけ完成度の高い縦型トースターだということがいえます。
左側が新型のMJ-OTL10Aで、初代と同じくKOIZUMIのOEM商品です。
横幅は23㎝ととてもスリムな形状で、右側の旧型と比べると高さがやや低いです。
ホワイト筐体にブラックの扉がシックなデザインで主張しすぎず、どのキッチンにもあいますね。
もちろん前面扉はミラー加工されているので、使わないときは庫内がまるみえということもなく、すっきりとした印象です。
旧型と比べると、扉に印字されているメニュー一覧が目立たないようになっているので野暮ったくありません。
操作はダイヤル式。左側のダイヤルで4段階の火力調整が可能です。
同時に2枚のトーストが焼けますが、1枚だけ焼きたい場合はダイヤルで切り替えることができるので無駄な電力を使いません。
右側はタイマー(15分)のダイヤルです。
焼き網サイズは幅18×奥行16.5cm。
焼き網は取りはずし可能です。
御覧の通り、グラタン皿を上下段にいれて調理も可能です。
グラタン皿をつかったレシピであれば、オーブンよりはトースターを使うことが多いですね。
餅やとろけるチーズなどをパンにのせて焼く場合は付属のトレーを使って、その上にのせて焼くと下に落ちたり、焦げることもなく安心です。
できればアルミ箔を敷いておいたほうが、その後のお手入れも楽になります。
本体裏面はネジ穴はありますが、前面・横側同様にホワイト色なので設置場所は選びません。
実際、わが家でもキッチンカウンターに設置しているので、ダイニングテーブル側から裏面はみえる状態ですが、気になりません。
また電源コードも本体下よりでているので、よくあるコードの根元が後ろにでていて設置場所によってはコードを曲げたりする必要がなく、取り回しもしやすいです。
しばらく使っているとパンくずが気になるが、本体下にパンくずトレイがあり、引き出して掃除することができます。
設置面積が少なくてすむ無印良品の縦型オーブントースターは、日本のキッチン事情にぴったりな縦型トースターの代表的なモデルとして、おすすめします。
【製品仕様】
外寸: | 幅23×奥行25.5×高さ32.5cm |
重さ: | 3.2kg |
庫内有効サイズ: | (上段)幅19.5×奥行16.5×高さ7cm (下段)幅19.5×奥行16.5×高さ7cm |
焼き網サイズ: | 幅18×奥行16.5cm |
消費電力: | 1000W |
主な機能・性能: | 石英管ヒーター(3本) |
火力切替: | 1000/700/400/300W(4段階火力切替) |
付属品: | トレー(2枚) |
コード長: | 約1m |
参考 無印良品の縦型オーブントースター(MJ-OTL10A)取扱説明書
縦型トースターを選ぶ理由(メリット)
これまで長年にわたり、縦型オーブントースターを使い続けている経験から、縦型ならではの使い勝手のよさをピックアップしてみました。
メリット1:場所をとらない省スペース設計でスッキリ
まず、これまで長い間縦型トースターを使っていて感じる最大のメリットは、なんといっても「省スペース」で場所をとらないところ。
縦型のスリムな筐体は一般的なオーブントースターの横広なものとは違って、設置する場所を選びません。
朝食がパンがメインのわが家の場合はキッチンカウンターの上に置いているので、使い勝手がよいです。
料理好きな方は設置する調理家電や調理器具も多く、またキッチンによってはなかなか場所をとれないケースもあり、そんな悩みを解決するために日本の住居用にぴったりサイズにつくられているのが、縦型トースターです。
メリット2:前面ミラーガラス扉採用でデザイン性・機能性アップ
トースター前面にミラーガラス扉がついているものは、内部がミラーガラスによって見えづらくなってるので、普段使わない時は内部の汚れが目立たなくなるため、リビングからも見える位置に設置しても気になりません。
周りになじむのがよいですね。
もちろん使用しているときは、しっかり庫内がみえるようになっているので、パンの焼け具合をチェックするのも問題ありません。
また熱反射するため、火力もアップして焼き加減も軽減する効果もあります。
スタイリッシュなデザイン性だけではなく、機能面でも満足できる前面ミラー採用のタイプを選ぶことをおすすめします。
メリット3:3本のヒーターで焼き色均一&調理の幅も広がる
上中下の3本のヒーターでしっかりムラなく加熱することで、パンの内側に水分を閉じ込めて、外はサクっと中はふわっとした仕上がりに。
トーストがこんがりと美味しく焼けます。
また、3本のヒーターを火力調整することで、トースターだけではなく、グラタンやピザ、お餅など様々なメニューに対応できるので、お料理の幅が広がります。
わが家でもグラタンなどはオーブンを使わず、グラタン皿をトースターの上下2段使って調理してしまうことも多いです。
縦型オーブントースターのオススメ3選+α
私が無印のトースターを購入した時はほとんど縦型のトースターというものはありませんでしたが、縦型トースターがヒットしたこともあり、各メーカーから様々なデザインの商品が発売されています。
今回トースターを新調するにあたり、調べたものの中からオススメをご紹介します。
無印良品 「オーブントースター・縦型 MJ-OTL10A」
断然オススメの縦型オーブントースターは、もちろん無印良品のオーブントースター(MJ-OTL10A)です。
縦型上下2段で横型トースターと同じく、トーストが同時に2枚焼けます。
また庫内は広々としていて、ちょっとした調理に活躍しています。特に冬場にはよくつくるグラタンも、グラタン皿が余裕ではいるので重宝しています。
※事前に使うグラタン皿の大きさと庫内スペースを確認しましょう。
前面扉がミラーガラスのため、全体的にすっきりしたデイザンでリビングなどからみえる場所でも周囲になじみます。
価格も手ごろで、飽きのこないデザインが気に入っています。
ほしいと思った時が買い時ですが、無印良品週間でメンバー限定10%OFFを狙うのがオススメです。
オススメ度:★★★★★
尚、トースト1枚でもOKという方はこちらのトースター(MJ-SOT1)も一択です。
デザインも同じく、省スペース設計(幅225×奥行255×高260mm)。
コイズミ 「オーブントースター ブラック KOS-1021/K」
無印良品に縦型オーブントースターをOEM製品を提供している、コイズミの縦型トースターです。
ミラーガラス扉採用で、ハイパワー1000W、ヒーター4段階切り替えは無印良品モデルと同じです。
無印良品のホワイトではなく、ブラックモデルが欲しい方にはオススメ。
オススメ度:★★★★★
アイリスオーヤマ 「ミラーオーブントースター縦型 MOT-012」
ホワイトを基調としたつやのあるボディとミラー調の前面扉がシャープな印象の縦型オーブントースターです。
3本ヒーター搭載ですが、火力調整は3段階(300W,700W,1000W)まで。
タイマー設定は15分。
オススメ度:★★★
ツインバード 「スリムオーブントースター パールブラック TS-D037PB」
こちらは番外編。
縦型ではないですが、幅約21cm、奥行き約31cmで置き場所もほぼA4サイズのスリム幅。
コンパクトな筐体に奥行を広くとっているので、オーバル型のグラタン皿もそのままはいり、角食パンも2枚同時に焼くことができるトースターです。
上下4本のヒーター付きで火力は4段階調整(960W/730W/480W/250W)、タイマーは最長15分。
前面ミラーガラス採用で加熱効率もよく、パールブラックなカラーリングがスタイリッシュなデザインなので、キッチンになじみます。
縦型だと上に大きい、設置場所の幅に制限がある、逆に奥行きがあるのでそれを活かしたいという方にはぴったりのオーブントースターです。
例えば、スペースの半分をこのオーブントースター、もう半分をコーヒーメーカーなどにも使うなど、限られたスペースを有効に使うことができます。
やや目盛が読みづらい点がマイナスポイント。
オススメ度:★★★★
縦型オーブントースターまとめ
日本のキッチン事情にあわせて数多くのメーカーかた省スペースのオーブントースターが発売されています。
幅はないけど高さは大丈夫という方には、無印良品の縦型トースターかコイズミのオーブントースターがオススメです。
使い勝手も長年の愛用者である私の折り紙つき。
一方で、幅も高さもない、でも2枚は同時に焼きたいという方には、奥行きのあるツインバードのスリムオーブントースター「TS-D037PB」が選択肢にはいるでしょう。
いずれのトースターもミラーガラスを採用しているので、デザインもよく、設置場所に困りません。