日本人の8割が1度は経験しているのが、「腰痛」。
その原因の85%が原因不明とのことで、日頃の運動不足はもちろん、ストレスによって腰痛になってしまうケースもあるとか。
私は十数年の腰痛持ちですが、整形外科などに何度か通うものの、先生は開口一番、「あ、それ運動不足だね。」
もちろん適度な運動をして足腰を鍛えることが一番の解決策ですが、日頃忙しいともなると(ブログの時間はされおき・・・)
なかなか運動の時間を捻出するのもおっくうになりがちです。
そこで私が最近実践している簡単エクササイズをご紹介します。
テレビなどメディアでも取り上げられることの多い、テニスボールを使ったストレッチです。
いわゆる、流行りのトリガーポイントをマッサージすることで痛みを和らげるトレーニング方法です。
硬式テニスボールをテープで固定して組み合わせることで、万能なストレッチ用具となります。
テニスボールで筋膜リリース
テニスボールストレッチ用具の作り方
今回私が準備したのはダイソーのテーピングテープとAmazonで耐久性のあるテニスボールを1缶。
テニスボールを2個、テーピングテープで連結します。
テーピングのコツですが、まず外側を連結してから、最後に2つのボールの中央をとめるとしっかりホールドできます。
テーピングテープはテニスボール2個あたり、1つ(2.5m)を使いました。
▼出来上がりはこんな感じ。ガムテープでやるとみためもイマイチですし、どうせ長く使うものなのでしっかりとつくったほうが良いです。
テニスボールストレッチの方法
まずはじめに連結テニスボールを押し当てる場所を探します。
1.尾骨の位置を確認する。
2.そこにコブシをおき、コブシの上部に連結テニスボールを当てる。
(仙腸関節は尾骨の斜め上45度の位置)
3.ずれ防止のため、床にはヨガマットを敷き、そのまま仰向けになる。
4.1回あたり30秒~60秒程度。これを1日朝晩やって2セット。
テニスボールを当てた場所は「仙腸関節」と呼ばれる部分で、左右の脚を支えるまさに中心の部分です。
この関節部分をほぐし緩めていくことで腰痛の改善につながります。
痛気持ちいい感じがちょうどよく、継続的に実践すると楽になります。
私の場合は肩こり症状もあるため、肩甲骨の下あたりにこのテニスボールを置いて、ごりごりと動かしてほぐしています。
さらに肩甲骨にテニスボールをおいた状態で、両腕を体の前でクロスさせて、肘を上下して肩甲骨を刺激します。
またテニスボールを首の後ろのくぼみにあてて軽く押し込むことでストレートネックの軽減にもなるようです。
こちらのストレッチポールを使って背骨を伸ばしたり、ふともも側面を伸ばすのも心地よく、おすすめです。