観葉植物の水やりのタイミング難しくないですか?
これまで水のやりすぎで大切な植物を枯らせた苦い経験はないでしょうか?
植物の種類だけでなく、植木鉢の素材や土の種類などによっても、水やりの頻度がかわってくるため、園芸初心者にとってはなかなかタイミングをつかむのが難しいところ。
今回ご紹介するSustee(サスティー)を使えば、そんな悩みも解消します。
水やりのタイミングは、サスティーのインジケーターの色の変化をみるだけ。
一目で植物への水やりのタイミングがわかるようになり、園芸初心者でも失敗なく育てることができるようになります。
水やりチェッカー「サスティー」とは?
スリムなペンタイプの水やりチェッカーです。
土壌の湿度を測定して、植物に水やりが必要かどうかを知らせてくれるアイテムです。
植物の空腹度をはかるため、「根が水を吸う力」を可視化することで、適切な水やりのタイミングが把握することができ、水枯れだけでなく、過度な水やりによる根腐れを防止することができます。
「根が水を吸う力」は有効水分域を示すpF値(ピーエフ値)で測ることができると知られていますが、「サスティー」は数多くの実証実験を重ねることで、まさに植物にとってちょうどよいタイミングで色変化するように設計されています。
一般的に普及する土壌水分計は毎回計測するたびに土に挿しこんで、目盛りを読む必要がありますが、「サスティー」は色で判別(白か青かの2色)するだけなので、専門知識も必要なく、手軽に土壌の水分状態を確認することが可能です。
注目のポイント
こんな人にむいてます
製品仕様について
植木鉢のサイズにあわせて、S/M/Lの3サイズ展開。
交換用のリフィル(中芯)もあるので、本体を無駄なく活用することができます。
サイズ | 植木鉢目安 | 推奨サイズ | 推奨植物の高さ |
S | 2~3号鉢 | 直径6cm〜9cm | 小さな観葉植物や多肉植物など |
M | 3~6号鉢 | 直径9cm〜18cm | 中型の観葉植物や花 |
L | 6~12号鉢 | 直径18cm以上 | 大型の観葉植物や庭木 |
カラーバリエーションも、ブラック・グリーン・ホワイトの3色展開なので、植木鉢の色やインテリアにあわせて選ぶことができます。
公式サイト SUSTEE(サスティー)
水やりチェッカー「サスティー」のレビュー
1.サスティーを設置してみる
サスティーを植木鉢の土に挿します。
本体指定の範囲に土の表面がくるように、できるだけ根に近くなるように(根を痛めないように注意しながら)セットすることがポイントです。
2.水やりをしてみる
初めてサスティーを使うときは、❶水やり直後の場合、コップ一杯の水にサスティーをいれて青色になってから、植木鉢にさす、または❷植物に水やりが必要なタイミングを待ってから、植木鉢にサスティーを挿して、青色になるまで水をやり、よく水をきります。
インジケーターの色は、土の種類や状態(保水レベル)などによって、すぐに変わる場合と30分程度かかる場合があります。
3.水切れを確認する
サスティー本体のインジケーターの色が変わったら、水やりのタイミングです。
白色は土が乾燥しており、水やりが必要であることを意味しています。
青色は、土に十分な水分があることを示しています。
水やり直後は青色に、土の渇きとともに徐々に白色に変化します。
徐々にというよりは、薄い水色になったな・・・とおもったら、ほどなく白色に変化する感じです。
4.気になるランニングコストは?
使用する土壌の種類や保水性などによって、サスティーの交換頻度は異なりますが、目安として約6か月~9か月間使用可能です。
長らく使っているうちに中芯が徐々に細ってきて、水分を検知できなくなってしったら交換のタイミングです。
年間あたりの維持費用としては、1年間あたり2本消費とすると、610円~940円かかる計算になります。
サイズ | 年間ランニングコスト |
Sサイズ | 380円/本 + 交換リフィル 230円/本 = 計610円 |
Mサイズ | 440円/本 + 交換リフィル 330円/本 = 計770円 |
Lサイズ | 520円/本 + 交換リフィル 420円/本 = 計940円 |
注意:Amazonの販売価格がかなり変動するため、今日現在の価格を参考にしています。
まとめ:複数の植物の水やり管理を楽にしたいなら、「サスティー」一択
育てている植物の種類によっても、水やりの頻度は異なりますが、育てている環境(季節・天候・設置場所・植木鉢の素材・土壌の種類など)によっても個別に水やり管理は必要です。
「サスティー」を使えば、ひとめで植物の「渇き」をチェックできるのが最大のメリットです。
一方で、植物ごとに1本必要で定期的なリフィル交換が必要になるため、ランニングコストがかかることがデメリットと言えるでしょう。
植物ごとの水やり管理方法は、実は割りばし一本でも把握することができるので、多少の面倒さを感じない方であれば、こちらの方法を使って管理。
もしくは、水分計をつかって毎回計測する方法もなくはないですが、毎度根元に挿しこむことで植物への負担も気になります。
ということで、たくさん植物を育てていたり、管理が面倒に感じていて、多少のコストは許容する方は「サスティー」を使うとよいでしょう。
ずぼらな私は、これまでまとめて水やりをすることで、植物によっては水のやりすぎで根腐れさせたりしたことが多かったのですが、サスティーを使うことで植物それぞれの適切なタイミングが可視化され、水やりの管理がしやすくなったので、導入してよかったと思っています。