リビングやダイニングテーブルで勉強をするお子さんも増えてきたようですね。
積水ハウスの小学生を対象にした統計によると、勉強している場所として71.2%がリビングダイニング、67.4%が子供部屋(複数回答なので重複あり)と思っている以上に高い割合でリビングダイニングが利用されていることがわかります。
出典:積水ハウス
リビングやダイニングでの勉強は学習習慣の定着や学力向上効果があるとされていますが、お子様の学習時に限らず、大人の私たちでもちょっと家計簿をつけたり、スマホやタブレットでネットを閲覧したり、雑誌を読んだりするときに、スタンド照明のような読みやすい明かりって欲しくなります。
我が家でも食卓の明かりに限らず、全体的にムード重視で「電球色」を好んで照明器具につかっています。
今チェックしてみたところ、洗面所以外はすべて電球色です。
電球色タイプの明かりは部屋を落ち着いた雰囲気にするので好みですが、やはり読書をしたりするときはやはり白色球が明るくて読みやすく目には良いです。
我が家では読書などをするときは白色蛍光灯のスタンドを持ち歩いて使っています。
とはいえ、やはり毎回スタンドを持ち歩くのも面倒です。
できれば食事用の時の明かりと読書用の明かりを使う場面によって切りかえることができれば・・・
そんなときに便利なダイニング用の光色切り替え方式のLED電球、「明るさ・光色切替えタイプ ダイニング向け」がパナソニックから発売されていましたので、早速試してみることにしました。
1つの電球で2種類の光色を楽しめるLED電球
「明るさ・光色切替えタイプ ダイニング向け」のLED電球の最大の特徴は、1つのでLED電球で2つのシーンに適切な「明るさ」や「光色」に切り替えられるとこと。
現在の電球をこの電球に置き換えることで、工事不要で現在お使いのスイッチ(壁スイッチ等)で使用することができます。
光色は2種類あり、勉強や読書時に適切な「昼光色」60形相当と、食事に適切な「電球色」40形相当です。
この2種類の光色を電源スイッチを素早く(約2秒以内)押すごとに切り替えることができるようになります。
切り替わる順番は①昼光色⇒②電球色の1通り。
光色の特徴
「勉強の明かり」は色温度6200K(ケルビン)の昼光色で、文字が読みやすいあかりです。紙と文字のコントラスト感がアップし、文字がくっきり見えます。
一方で「食事の明かり」は団欒に適した電球色で、色温度2700K(ケルビン)です。 電球色は色の再現性が高められていて(Ra90)、食材や料理の色がより自然に見える明るさになっているため、より「美味しく」みえるちょうど良い明るさになっているとのこと。
またLED電球ということで長寿命、定格寿命は40,000時間となっています。
通常の電球よりは割高ですが、常時点灯で約5年、半日使用で約10年と一度購入すると長く使えるのがよいですね。
肝心の明るさも、ランプ単体の明るさを示す全光束(lm)が、昼光色時:810lm、電球色時:485lm、発光効率は昼光色時が90.0lm/W、電球色時が73.5lm/Wとなっていますので、勉強時にも食事時にもちょうどよい明るさです。
実際に雑誌やiPadでネット閲覧するときも目の負担がなく、大変見やすくなったと家族にも大好評です。
尚、電球の口金はE26タイプですので、現在の口金がE17タイプの方はこちらのような口金変換アダプタを装着すると設置することは可能です。
明るさ=照度を計測してみました
本記事でご紹介している照度を計測するパナソニックのアプリ、REPLEは2017年3月末でサービス終了となりました。
代用アプリとしてはこちらの「QUAPIX Lite」(iOS,Android対応)が照度などを計測するにはおすすめです。
ここでパナソニックのスマホ用簡易照度計iOS用アプリ、REPLE(リプレ)を使って、LED電球の明るさを測ってみました。
カテゴリ: ビジネス
現在の価格: 無料
本来の使い方とは違うのですが、LED電球を直接撮影して照度すると下の写真の通り、昼光色が11443lx、電球色が6648lxとなりました。
ちなみにlxとはルクスといって、光が照らす面の明るさを示す単位となります。例えばデスクなど光源によって照らされた場所の明るさを表す時に使われる単位です。
一方でルーメン(lm)は、光源が放つ光の強さを示す単位で、照明器具の明るさを比較するならこちらを使います。
REPLEは机上に置かれた紙の明るさを測るアプリなので単位はルクス(lx)となっています。
次に本来の測り方、机上に置いた紙を撮影して照度を測ってみると、昼光色が407lx、電球色が197lxです。
昼光色は電球色の4倍程度の明るさです。
最後に日中(天気が良い日)、ダイニング上に置いた英語のテキストの照度を測ってみました。
左側が昼光色のLED電球を点灯した状態で計測、右側が何もつけない状態で計測したものです。
影がなくなり、明らかに手元が倍以上の明るさになっていて、文字が読みやすくなっています。
唯一のデメリットは光色の切り替え順番が固定なところ
これだけ便利なパナソニックの「明るさ・光色切替えタイプ ダイニング向け」LED電球ですが、唯一、使っていて不便だなと思うことがあります。
それは光色の切り替えの順番が固定であること。
電源スイッチを押すごとに、①昼光色(勉強用)⇒②電球色(食事用)と切り替わるのですが、普段は②の電球色を使うシーンが多いので、我が家のケースでは②電球色⇒昼光色の順番で切り替わったほうがストレスがありません。
電球側で個人の好みで切り替えることができればさらによかったのですが、それができないのであれば2タイプのLED電球を発売してほしかったなぁ・・・
とはいえ、やはり切り替え式は便利なので、毎日シーンに合わせて有効に活用しています。
今となってはなくてはならない電球ですね。
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調べてみると照明器具側の不具合ではなく、LED電球そのものの不具合のようです。
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