東京スカイツリーが建てられて以来、何度か訪れるものの悪天候や混雑のため断念してきた、念願のスカイツリーへの登頂をついに実現(今更ながら・・・)。
さらに展望デッキに立地する、スカイレストラン634にて地上345mの素晴らしい眺望をながめつつ、新日本料理「東京キュイジーヌ」のランチを味わいながら贅沢なひとときを楽しみました。
実は今回はふるさと納税の返礼品としていただいた、天望デッキ入場券付の「SkyRestaurant634ランチペア利用券」ペアチケットを活用しています。
昨年は食べ物目当てだけではなく、地域の観光資源への支援を目的として寄付をいくつかしましたが、その1つとして、東京都墨田区に寄付を行いました。
墨田区の寄付金は平成28年11月22日に開館した「すみだ北斎美術館」の支援を目的とするものです。
墨田区ふるさと納税の返礼品の内容は?
東京スカイツリーの展望デッキチケットとランチまたはディナーの組合せが返礼品として用意されています。
1回の寄付金額5万円~で選べるのが今回の天望デッキ入場券付の「SkyRestaurant634ランチペア利用券」ペアチケットで、10万円~で天望デッキ入場券付・ウェルカムドリンク付の「SkyRestaurant634ディナーペア利用券」ペアチケットとなっています。
いずれもコースはお手軽な「粋コース」となっています。※還元率は約30%
チケットの有効期間は発行日より1年間で、発行より1週間程度で郵送されます。
このチケットの良い点は、通常ならば1か月前から予約できるところ、2ヶ月前から予約を受け付けているところです。
また予約のキャンセルは当日まで受け付けており、キャンセルフィーは必要がないところも利便性が高いです。
5年経過した今もなお、海外からの観光客も含め人気の高いスカイツリーだけにこれは嬉しい特典です。
とはいえ、必ずしも予約した日に好天に恵まれるケースは運次第なのも事実。
私の場合は約2週間前に一般のオンライン予約ページで予約状況を確認した後、余裕のある平日を選びましたが、お天気については過去のお天気状況によって予測するサイトをみて、おそらく梅雨明けになるであろう時期で雨になる確率の低い日を選びました。
せっかくの展望デッキで見渡しのよい絶景をみながら美味しい食事を楽しみたいので、そこは徹底的にこだわります。
元は同じデータで期間など異なりますが、念のため過去の気象データをもとに予測した複数の「天気出現率」を参考にしました。
サイト ダイキンお天気カレンダー 過去約130年間の気象データをもとに予測
サイト 天気出現率 過去約30年間の気象データをもとに天気の出現率を予測
サイト 日別天気出現率 過去約30年間の気象データをもとに天気の出現率を予測
予約時の予測は晴れになる確率が33%で曇りが40%でしたので、それほど悪くはないであろうと判断。
もし万が一、台風がきたり、梅雨明けがまだの場合は当日の天候状態をみてから決めればいいので安心です。
スカイツリーで空中散策を楽しんだ後に食事がおすすめ
私が予約したのは遅めのランチで13:30~。
スカイツリーの4Fにあるレストラン専用カウンターには30分前にいけばOKです。
通常ランチコースはゆったり食べて90分間でかかります。
そのため、早めに出向いてスカイツリー展望デッキを見学することをオススメします。
レストランの予約時間前に早めに到着すれば、予約時間がくるまで展望デッキにいくことができます。
もちろんレストランの食事の後も自由にいくことができます。
特にランチ時間(12:00-13:00)は比較的空いていますので、ランチの予約時間にあわせてプランを考えればよいと思います。
スカイツリーの4Fにある634専用のカウンターで予約時間と名前を告げると、アテンダントの方にスカイツリーのエレベーターまで案内されます。
レストラン利用者だけの特典として、一般のレーンを通ってエレベーターまでいく必要がありません。
エレベーターは共用ですが、レストラン予約者のための専用レーンがあるので待たずにすぐに展望デッキにのぼることができるのです。
エレベーターは展望デッキのフロア350に到着。
エレベータのドアが開き、そこから目前に広がる世界。そこが最大の眺望ポイントのあるフロアです。
レストランのある1F下のフロア345、ガラス床のあるさらに階下のフロア340は周りの風景が360度すべてをみえるわけではなく、テナントスペースもありフロアも狭いため、フロア350が最も東京の眺望を楽しむことができるのです。
地上345mの眺望をみながら634のランチを楽しむ
展望デッキで空中散策を楽しんだ後は、お楽しみのクライマックス!634でのランチです。
ドレスコードは「スマートカジュアル」ですので、決してTシャツ、ダメージジーンズ、ジャージ、短パン、サンダル履きではいかないように気を付けましょう。
今回のランチメニューはこちら。
メインの魚か肉、デザートなどは当日選びます。
チケットを使用すれば、消費税・サービス料は不要です。但し、ドリンク代は別途。
634ランチメニュー「粋(IKI)」 ※Lunch on July 14th, 2017 Fri
[前菜]
アシェット グルマンド ~季節の味覚の盛り合わせ~
・じゃがいものスフレ 浅蜊と冬瓜のジュレ
前菜3種盛り。
・まぐろのたたき バジルマスタードソース
・アワビのムースとじゅんさいのポン酢ジュレ
・カマンベールと生ハムのフライ オリーブオイルとトマトジュース
[主菜(肉料理)]
青森産シャモロックを2種類の調理法で
・胸肉のポッシェと粒マスタードソース
・もも肉ソテーにポレンタとゴルゴンゾーラ
[主菜(魚料理)]
イトヨリのポアレ エシャロットのレディクションとバジルのピストーソース
[デザート]
しっとりなめらかなフォンダンショコラとブラッドオレンジのシャーベット
634特製ブランマンジェ 石垣島からのパッションフルーツソース
[飲み物]
コーヒー&チョコサブレ
今回はふたりでメインの魚・肉、デザートを別々のものをオーダーしたので、2種類の味を楽しむことができました。
どちらもデコレーションも華やか、且つ1つ1つ素材が活かされた料理ばかりで美味しかったです。
食後はさらに高みを目指して展望回廊へ
地上345mでの景色をみながら、90分間の贅沢な美味しい料理を堪能した後は、さらに100上にある「展望回廊」へ。
展望回廊へのチケットは別途買い求める必要がありますが、レストランで支払い時にお願いすればあわせてお会計することができます。
今回訪れたタイミングではなぜか「進撃の巨人」とのコラボで原画展時があったりで・・・し、しかし何とも中途半端な展示でうっかり地上451.2m最長点のソラカラポイントを見逃してしまいました。あわてて逆戻り。
それだけ、フロア445からのスロープ状の展望回廊は延べ長さ114mと短いため、あっけなく終わってしまいます。
うーん、+1,030円支払う価値があったのかどうか・・・それは微妙だったというのが正直な感想ですが、もしはじめて訪れるかたは間違いなく2度目は展望回廊までのぼらないでしょうから、1度は450mの高さからの眺望を経験してみることをおすすめします。
個人的には5mの大型ガラズを360度に配置し、タワーの足元から約70km先までの眺めを楽しめる、「展望デッキ」で十分だと思います。
ふるさと納税で楽しむスカイツリーまとめ
ふるさと納税でスカイツリーの展望デッキと「SkyRestaurant634」で東京キュイジーヌを満喫できるお得なペアチケットは、なかなかオススメの返礼品です。
<墨田区ふるさと納税の返礼品 お得ポイント>
・2ヶ月前から予約できる
・キャンセル自由、キャンセルフィーなし
・専用カウンターで受付後、待たずに専用レーンでエレベーターへ
・眺望の良い窓側席(カウンター席ではない)
・美味しい東京キュイジーヌのゆったりランチコース
・展望デッキのチケット付きで食前食後に空中散策できる
本当はこの後寄付金の使い道であった「すみだ北斎美術館」を訪問すれば、ふるさと納税としては完璧なツアーだったのかもしれませんが、思いのほかスカイツリーでの滞在時間が長かったことと、猛暑ということもあって次の機会にすることにしました。
私のように、これまで何度かスカイツリーにはきたけど、混雑や天候で断念した方や融通のきく予約をとりたい方にはオススメのチケットだと思います。
※オンラインでもこのチケットは販売しているので誰でも入手できます。
↓地元奈良にも寄付しました・・・でも目的は古墳クッション(笑)