「ふるさと納税」で選べる返礼品として還元率の高い旅行券を設定している、お得な自治体があることをご存知でしょうか?
これまで数年間は地元の特産物(カニ、牛肉、乳製品、米)以外にも、防災系グッズや観光チケットなど、バラエティーに富んだ組み合わせで寄付先を検討していましたが、今年度の「ふるさと納税」は旅行券を中心に選んでいます。
ただ1つ問題があって、食べ物の場合は届いてすぐに消費しないといけないため、量が多い場合はなかなか大変です。
という事情もあり今回は1つ目の「ふるさと納税」として、国内外の旅行ツアーや交通系チケットの購入などにも使える、「旅行券」を選びました。
私が選んだ寄付先は「徳島県佐那河内村(さなごうちそん)」です。
こちらの自治体では近畿日本ツーリストが発行「ツーリスト旅行券」を寄付金額に応じて、還元率5割で返礼品に設定しています。
現在は寄付金額:12,000円で6,000円分から、52,000円(26,000円相当), 102,000円(51,000円相当), 302,000円(151,000円相当), 502,000円(251,000円相当), 1,002,000円(501,000円相当)のツーリスト旅行券が用意されています。
近畿日本ツーリストのツーリスト旅行券は、一部の商品(JR回数券など)を除き、全国の近畿日本ツーリストグループの店舗ならびに一部の代理業者・特約店の窓口で、海外旅行「ホリデイ」、国内旅行「メイト」、「クラブツーリズム」等のパッケージツアーをはじめJR券、航空券、宿泊券等の各種乗車券・クーポン券類の購入のお支払に使うことができます。
ふるさと納税の返礼品の旅行券がオススメの理由
1.還元率が高い
ふるさと納税の豪華な返礼品合戦に対して、総務省が自粛するように2017年4月に全国の自治体へ向けて通知を行ったことを受けて、返礼品の還元率を30%以下に抑える動きがでてきています。
ただその中でも、地元への観光効果を期待してなのか、旅行券は5割の還元率となっているところが多いため、旅行券を返礼品として提供する自治体は大変人気の寄付先となっています。
期間限定や数量限定として返礼品を設定しているので、日ごろからチェックしておかないと、気づいた時にはなくなっていることが多いです。
またふるさとチョイスやさとふる等、ふるさと納税検索サイト独自の企画で自治体と連携して、目玉返礼品として設定している旅行券があるのも特徴です。
2.有効期限がなく、自由度が高い
旅行券の中には有効期限はないため、急いで使う必要もなく、旅行に行きたい!と思った時に使えるので自由度が高いです。
発行する旅行会社が倒産するなどしてなくならない限り、使えるのでじっくりと旅先を検討することができます。
また旅行券によっては、店舗での利用に限らず、インターネットの予約でも支払いに利用が可能です。
近畿日本ツーリストの場合は、銀行振り込みとして選択し、予約後オペレーションセンターに出発の10日前までに送る必要があります。
3.国内旅行や海外旅行に使える
旅行券は国内だけではなく、海外旅行にも使えます。
また新幹線のチケットを購入することもできますので、旅行にいきたい場所によって使い分けができるのも良いところです。
翌年以降もふるさと納税の返礼品として、旅行券を選べば国内だけはなく海外も含めて旅先の選択肢も広まりますね。
4.家族などにもギフトとして贈ることができる
一部の旅行券は除いて、ほとんどの旅行券は寄付者以外でも使うことができます。
また返礼品の送付先として、家族などを指定することもできる自治体もあるので、贈答品としても利用できます。
私はまさにこの目的で旅行券を申込み、父母に旅行先でのお小遣いをプラスしてプレゼントしました。
父母はこの旅行券を使って、四国旅行を計画中です。
5.換金性がある(複数の旅行券をまとめることができる)
ふるさと納税の主目的からすれば、これはどうかと思うのですが自由に旅行会社を選択したい場合などは現金化することができます。
近畿ツリースト旅行券やJTBなどメジャーな旅行券の場合、金券ショップで買取が可能です。
もちろん満額ではありませんが、95%程度で換金できてしまいます。
あらかじめ行きたい旅行先のツアーなどを取り扱っている旅行会社で使える旅行券であれば、この必要はありませんが複数の種類の旅行券がある場合には使えるテクニックですね。
還元率ほぼ5割!返礼品として旅行券を提供している自治体
私が寄付をした自治体以外にも、定期的に旅行券を返礼品として提供しているところがあります。
ここではJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、HIS、阪急交通社といったお得な旅行券を提供している自治体をリストアップしてみました。
期間限定や数量限定のものも多く、現時点で必ずしも提供しているわけではありませんが、定期的にチェックされることをおすすめします。
大変人気のためか公開するとすぐになくなってしまうため、見つけたらできるだけ早めに申し込むほうがよいでしょう。
特に年末間際には駆け込みでふるさと納税をおこなう方が多いため、要注意です。
こちらにリストアップした自治体は、還元率は最大5割となっており、各自治体によって募集時期などによって変動しますので、申込にあたっては各自治体の申し込みページを熟読しましょう。
【近畿日本ツーリスト】
【JTB】
注目! JTBふるさと納税旅行クーポンの申し込み(ふるなび)
【日本旅行】
【HIS】
【阪急交通社】
注目!
以上、最近注目されている還元率が5割の旅行券の紹介でした。
ふるさと納税で賢く節税して、賢くお得に旅行することで満喫しましょう!