本日のお取り寄せは新潟県の十日町名産、玉垣製麺所の「妻有そば」です。
妻有と書いて、「つまり」と読みます。
梅雨のじめじめ季節やこれからの夏には、やはりすっきりした喉ごしのよい、ざる蕎麦が食べたくなるものです。
とはいえ毎日食べるものでもなく、週末などにさっと茹でて軽くいただくので、手打ち生麺はもちろん美味しいですが、やはり長期保存もできる「乾麺」でも美味しい蕎麦がないのか探していたところ、この「妻有そば」にたどりつきました。
玉垣製麺所の「妻有そば」の特徴
新潟県魚沼地方が発祥の「へぎそば」の一種です。
片木と書いてへぎとよばれる四角い器に蕎麦を小さな束にして盛り付けることが、このへぎそばの名前の由来となっています。
玉垣製麺所のそばは、へぎそばの特徴でもあるつなぎに布のり(海藻)を使っているので、風味と独特のコシと滑らかさが特徴です。
布のりを使うことで、とても弾力のあるコシが生まれるため、シコシコと口当たりもよく、喉ごしもツルツルとよいそばになります。
乾麺とはいえ、コシがあるのはこの「布のり」のおかげなのですね。
ちなみにこの国産の布のりは毎年生育状況が異なるため、北海道産や九州産のものをその都度調整しているそうです。
また厳選した玄そばをぬき実にして、それを挽きぐるみにしてつくったそば粉を使った田舎そばでもあります。
挽きふるみ粉を使っているので、甘皮部分の甘くて香ばしい香りを楽しむことができます。
↓私は20把1箱のセットを買いました。送料分かかってしまいますが、1把あたり200gはいって約200円です。
スーパー特売のそば(乾麺)は400gで180円程度で売っているので、割高ではありますが、取り寄せて食べる価値はあります。
妻有そばを実食。さてお味は?
1袋あたり3リットルのたっぷりめのお湯で、ゆで時間は5分が最適のようです。
乾麺投入後、菜箸で手早くかき混ぜると麺どうしがくっつかないように注意。
茹で上がったら、手早く冷水に浸してぬめりを取ります。
このぬめりを取ることで蕎麦がくっつきにくくなり、食べやすくなります。
薬味にはワサビ、ネギの小口切り、大根おろしがあいます。
シンプルにいただくのが最もうまい。
今日は刻み海苔と小口ぎりしたネギで。
早速、実食・・・・・う、うまい!!
確かに布のりの効果か、のどごしがツルツルして、蕎麦どうしくっつくことなく、するするいけます。
これ本当に乾麺?ちょっと驚きでした。
ただ1つ好みから言えば、もう少し蕎麦粉が多いほうがより風味がでて美味しいと思いましたが、それは乾麺に求めすぎてもだめでしょうか?^-^;
ご馳走様でした。
全体的に完成度の高い干し蕎麦です。我が家の常備食メンバー入り決定です。
ふだんは飲まないのですが、蕎麦湯も美味しかった!
ワンランク上の石臼で完全無農薬栽培のそば実を引きあげてつくった蕎麦はこちらの、「石臼挽き蕎麦」もありますが、少しお高いです。