いわゆるアルクの24時間ヒアリングマラソンが実践できる英語学習者にとって心強いアプリです。
BBCからNYタイムズまで良質な海外ニュースを音読してくれる無料アプリ「Umano: News Read to You」
Umano公式サイト: http://umanoapp.com/
対応デバイスはiOS, Android。
ニューストピック的にはビジネスパーソン向け。
初期設定時に好みのカテゴリーを選択しておくと、ニューヨークタイムズ、BBC、フォーブス、ディスカバリー、テッククランチ等の専門分野から厳選された海外ニュース記事の中からフル音声付で毎日20記事を配信してくれるアプリです。
また元記事のURLも記載されているので、ニュース朗読を聴きながら記事を読むこともできます。
記事は短いもので5分以内、長いものでも10分程度の記事が中心になっているのでスキマ時間での学習に最適です。
デジタルな音声合成ではないプロの朗読
このアプリ最大のポイントはよくある音声合成による朗読ではなく、すべてのニュース素材が本物のナレーターによる朗読で収録されているということ。しかも無料で提供されています。
聴きながらニュースのスクリプトを確認できる
ニュース音声のダウンロードや再生はバックグラウンドでも実行でき、元の記事もアプリ内で閲覧可能なので、聴き取れなかった箇所をスクリプトでその都度確認する使い方もできます。
操作性はスマートフォンよりもタブレットのほうが画面が大きい分、使い勝手がよいです。
辞書機能でわからない単語もすぐに調べる
さらにiPhoneのデフォルト機能である辞書機能を使うことで、記事中にわからない単語があればテキスト上で単語を選択することにより単語の意味が表示されます。
この辞書機能は複数の辞書を横串で検索できる機能があり便利です。英日や英英などを同時に検索します。
実際の使い勝手は?
◆初回起動
まずは自分が興味のあるカテゴリを選択。
カテゴリはBusiness、Entertainment、Entrepreneurial、Facts & Historyなど合計9種類あり、後からでも選びなおすことは可能です。
◆コンテンツリスト表示
自分が選択したカテゴリの中から記事が自動的にリストアップされて表示。
各記事の画面右にある「+」をタップすることにより、プレイリストに追加します。
プレイリストは連続して再生することが可能です。
◆再生画面
記事の再生画面。一時停止、早送り、巻き戻し、2倍速再生、15秒前に戻るボタンがあります。聴きのがしたときに15秒戻る機能は便利ですがリピート再生機能もつけてほしかったです。
朗読はバックグランド再生が可能ですので、他のアプリを併用することもできます。
◆人気記事やカテゴリーからお好みのニュースを選べる
◆朗読テキスト表示
音声に対応した朗読のニュース原稿を表示させることができます。
音声を聴きながら、テキストで確認できます。
◆辞書の設定方法
どれでもよいのでまずニュース元のテキストを表示させ、単語を選択して「辞書」を選択します。この段階では辞書は未登録ですので空表示されますが、気にせず画面下にある「管理」を選択します。「管理」を選択するといくつかの辞書がリストアップされますので、必要な辞書を選択してそれぞれダウンロードします。
私は「ウィズダム英和辞典/ウィズダム和英辞典」と「New Oxford American Dictionary」を使っています。
◆有料アプリでできること
基本無料アプリですが、アプリ内月額課金(400円/月)で有料版のプレミアムにアップグレードすることができます。プレミアムに登録すると、ニュースフラッシュ配信、オフラインでダウンロードした音声やテキストを利用できたり、無制限に登録できるPlaylist、自動的に登録したカテゴリーからPlaylistを作成、スリープタイマーなどの機能を利用することができます。
BBCからNYタイムズまで良質な海外ニュースを音読してくれる無料アプリ「Umano: News Read to You」
Umano公式サイト: http://umanoapp.com/