今晩はスペインのガリシア地方の代表的な家庭料理、「ソーバス・キサダス」(Xoubas guisadas)がメインです。
xoubas(ソーバス)というのはガリシア語で「小鰯」のことらしい。
本来は小鰯らしいのですが、今回は大き目の鰯を3枚におろして食べやすくしましたが問題なし!
色づけと風味づけにパプリカ、サフラン、ローリエ(ローレル)を使って煮込んでいます。
なんともいえない香りが食欲をそそります。白ワインにもぴったりです。
調理鍋はキャセロール(ルクルーゼ等)を使うのが通常のようですが、今回は野菜がジューシーになるタジン鍋で煮込んでみることにしました。
材料として緑色野菜のピーマンをいれると彩り的にも良かったのですが、きらしており省略。
乾燥パセリよりもフレッシュパセリのほうがより華やかになるかもしれませんが、乾燥パセリで代用しました。
真冬なので出来立てホヤホヤの熱々がおすすめですが、冷めてもおいしくいただけます。
鰯のスペイン風煮込み ソーバス・ギサダスのレシピ
【材料(2人前)】
・鰯 大2匹を三枚におろす
・ジャガイモ(中)2個を1cmスライス
・トマト 1個 を薄めにスライス(輪切り)
・タマネギ(中)1個をみじん切り
・ピーマンがあると良い(スライス)1~2個
・ニンニク 1片みじん切り
・乾燥パセリ 適量(フレッシュパセリが良い)
・ローリエ(ローレル) 2枚
・サフラン 少々
・パプリカ(粉末)小さじ1
・水 100cc
・白ワイン 100cc
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 適量
【作り方】
①タジン鍋(キャセロール鍋など厚手の鍋)に、みじん切りの玉ねぎを敷いて、スライスしたジャガイモをその上に並べる。
②みじん切りにしたニンニクを散らして、ローリエ、スライスしたトマト(ピーマンあれば)を並べる。※順に並べて層にする。
③3枚におろした鰯をその上に並べて、塩、パプリカ、サフランをまぶしかける。
④水、ワインをそれぞれ100cc、オリーブオイル大さじ2を全体にふりかけて、蓋をして約20分間、中火にかける。
⑤ジャガイモに串をさして火が通ったことを確認したら、火をとめる。
⑥パセリを散らして出来上がり。
▼ご飯は大好物の牛蒡とベーコンの洋風炊き込みご飯です。
黒胡椒がベストマッチ。いくらでも食べてしまうので食べ過ぎ注意!