長年使っているデスクトップPC、DELL XPS8300ですがついに2ndドライブのHDD(ハードディスク)が御臨終をむかえました。
ことの発端はメールソフトBecky!の受信メールボックスのデータがふっとんだことがきっかけで、いろいろデータ復元をこうじているうちに、HDDそのものへのアクセスに時間がかかるようになり、バックアップ中にフリーズ頻発するようになりました。
思えば、この夏ごろからExploreからHDDにコピーした写真へのアクセスが異常に遅くなったり、iPhone6をApple Storeで新調してバックアップした際に、バックアップに長時間かかるうえに最終的には失敗するという現象に数か月悩まされていました。
※結局いずれも問題もHDDを換装することであっさり解決してしまいました。
NASへのバックアップは定期的に「手動」にて行っていたので、最悪のケースは避けられましたが、一部のデータ消失前に早めに換装しておくべきだったと後悔しきりです。
ちなみに2ndドライブの日立HDS723020BLA642(2TB)は購入時にオプションで増設したものなので、5年は経過しています。
【旧HDD】日立HDS723020BLA642(2TB)をCrystalDiskinfoでチェックすると、「異常」との判定結果。
代替処理済みのセクタ数で異常値を示しています。
XPS8300のデータ用HDD換装 WD製3TBへ
今回2ndドライブを換装するにあたり、購入したのがこちらのAmazonでも売上上位であった3.5インチのSATA接続のHDD(Western Digital製)。
2TBでもよかったのですが、ほとんど価格差もなかったため、3TBにしました。
注文はプライム会員なので通常購入でも翌日配送でしたが、スマホアプリを使って当日指定時間に届く「Amazonプライムナウ」で注文。
数時間後にはHDDが到着です。
プライムナウの取り扱い商品は同じAmazonでも異なりますが、売れ筋商品であれば扱っていることも多く、特にどうしても急ぎですぐに欲しい!といった時におすすめのサービスです。
プライム会員ならば、1時間以内配送以外では無料で使うことができるサービスなので利用しない手はないです。
尚、システムドライブ(Cドライブ)は昨夏にSSDに換装済みです。
XPS8300は機敏に動くシステムSSD+安定のデータHDDの組合せがおすすめです。こちらの記事をご参照ください。
3TBのHDD換装 2TBの壁に遭遇 回避方法は?
もともと2TBのHDDだったのですが、価格が安かったため3TBを購入しました。
データ領域はどうせならば大容量がよいと思い、早速換装・・・
2TBまでのHDDは「MBR(Master Boot Record)という方式でディスクパーティションを作成しますが、3TBなので「GPT(GUID Partision Table)」でおこないます。
↓この画面で、MBRではなくGPTを選択してディスクを初期化します。
だがしかし!なぜかGPTで初期化したにも関わらず、3TBが746GBととしか認識できていません・・・ 愕然
もともとXPS8300購入時はOSがXPでしたが、その後Windows7を経て、この夏にはOSはWindows10にアップグレードしているので2TBの制限にはひっかからないはずです。
調べてみると、XPS8300の場合、2TBの壁は「Intelラピッドストレージテクノロジー」をアップデートすることで解決することができると判明。
つまるところ、HDDを接続するためのSATAドライバが古かったのです。
新しいSATAドライバはこちらのIntelのダウンロードセンターから新しいプログラム(iata_cd.exe)をインストールして再起動してください。
古いバージョンのものでは746GBとしか認識されないようですので、新しいバージョンでアップデートします。
サイト Intelのダウンロードセンター
サイト インテル®ラピッド・ストレージ・テクノロジー RAID ・ドライバー
再起動後、改めてディスク管理から換装したHDDをみると、2.794TB(下記ディスク1)と認識に成功しています。
換装後に念のため、【新HDD】WDC WD30EXRZ-00Z5HB0 (3TB)をCrystalDiskinfoでチェック。
定期的に「CrystalDiskinfo」でHDDをチェックすると不具合状態をみることができるので、忘れないようにしようと思います。
サイト CrystalDiskinfo