柳川風煮とはご存知の通り、ドジョウとささがき牛蒡を卵でとじた料理、「柳川鍋」をベースにメインとなるドジョウを他の具材にかえてアレンジした煮込み料理のことをいいます。
関西出身の私はドジョウそのものをこれまで食べたことはなく(食わず嫌いかもしれませんが・・・)、家庭でも手に入りやすい秋刀魚の蒲焼缶詰をつかって柳川風煮をつくってみました。
まさか缶詰ひとつでここまで美味しくできるとは思いもしませんでした。
酒の肴にもご飯のおかずとしても満足できるので、ぜひつくっていただきたい一品です。
さんま(秋刀魚)の柳川風煮のレシピ
ポイント 缶詰を使うことで時短になるだけでなく、旨味もプラスに。
【材料(2人前)】
・さんまの蒲焼缶詰 1缶
・ごぼう 1/2本(ささがき)
・卵 2個
・めんつゆ 大さじ2(2倍濃縮)
・出汁、または水 100ml
・木の芽、または万能ねぎ 適量
・粉山椒 少々
【作り方】
1.ごぼうは皮をむいてささがきにする。水にはさらさない。
2.鍋にごぼう(1/2本)とめんつゆ(大さじ2)、出汁または水(100ml)を入れて、ごぼうが柔らかくなるまで煮込む。
3.1の鍋にさんまの蒲焼缶詰(1缶)を缶汁ごとざっくりほぐして入れる。
4.卵(2個)を溶き、2の鍋に2回にわけて回しいれ、蓋をして煮込む。
5.木の芽、または小口切りにした万能ねぎを散らして、出来上がり。
6.お好みで粉山椒をかけていただきます。
味付けがしっかりしているので、白いご飯にのせて丼ぶりでいただくのも最高ですね。
缶詰とは思えないほど、身もふっくら、おなかの満足度も高いレシピです。