老後、「年金のみでは賄えず」が18歳以上の80%を占めているという調査結果ができました。
金融広報中央委員会が18歳以上の個人のお金に関する知識などをつかむため実施した「金融力調査」の結果です。
老後の費用については、「年金のみでは賄えない」と答えた人は78%。この内、「他の資金で準備できている」とした人はたった37%で、「準備ができていない」が62%。
準備できていない理由については、「現在の収入では将来に備える余裕がない」との答えが71%。この結果からも、多くの人が老後に必要な資金の手当てが十分でない実態が明らかになりました。
◆詳しくは金融力調査をご覧ください。 金融力調査 調査結果
アンケート結果からお金に関しては長期的な志向で堅実な姿勢が浮かび上がった半面、お金に関する知識や老後への資金的な備えが不十分な実態も判明しました。
公的年金や企業年金も今後どうなっていくのかわからないまでも、少しでも将来への不安を払しょくするために、毎月少しずつでもよいので定期的に「自分年金」を積み立てをすることで備えていくことは有効であると思います。
そのためには、まず現在の資産状況を把握し、未来家計簿を作成して将来的に必要なお金を把握することからはじめてみてはいかがでしょうか?