総務省が19日に発表した2012年の家計調査報告によると、サラリーマン世帯の収入と消費がともに前の年に比べて増加しているようです。
この不況下、世帯主の収入はほぼ横ばいにも関わらず、なぜ世帯収入が増えているのでしょうか?
サラリーマン世帯の2012年の消費支出は、1カ月平均27万6,830円と前の年に比べて+0.3%増加。また世帯収入でも増えるなど、不況の中、意外な結果となりました。
サラリーマンの給料がなかなか上がらない中で、家計収入の増加と支出増の要因の1つとなったのは、パートで働く主婦が増えたことと働く日数が増えたことが影響しているようです。
世帯主の収入がほぼ横ばいの中、配偶者の収入は平均で前の年に比べ、およそ+4,000円上昇しています。 景気が厳しい中、働く主婦の収入が家計を支える実態が浮き彫りとなりました。
【参考サイト】 家計調査(家計収支編) 調査結果
この調査結果と現在のご自身の家計状況を照らし合わせて比較する良い機会かもしれません。